思いついてしまい、どうしても書きたくなってしまいました。
ちなみにこの小説では『ガールズラブ』ではなく『ガールズラブ?』として読んでいただければ幸いです。
「罠カード《おじゃまトリオ》発動‼︎
彩月のフィールドに《おじゃまトークン》を召喚!
いくぜ?《ヴォルカニック・デビル》で《おじゃまトークン》を攻撃‼︎」
「罠カード《立ちはだかる強敵》を発動して《ユベルーDas Abscheulich Ritter》を選択。反射ダメージで私の勝ちね〜。」
「んなっ‼︎」
ユベル-Das Abscheulich Ritter
効果モンスター
星11/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
「ユベル」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、
そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
また、自分のエンドフェイズ時、このカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen」1体を特殊召喚できる。
少年 LP2400→-600
「あ〜負けた‼︎
何で《ユベル》で勝てんだよ〜。」
「私と《ユベル》の愛の力ですよ?」
「……お前が言うと冗談に聞こえないわ。」
「そういうあんたもファンデッキに近いじゃないの‼︎」
「そうでした〜……遅くなってきたし、もう帰るか。」
「そうね。じゃあね〜。」
「じゃあな!」
彼女の名は黒井 彩月(くろい さつき)。遊戯王好きの中学生である。このくらいの年齢になれば、親も遊戯王については流石に煩く言ってくる。
それもそのはず。彼女の周りの女の子は当たり前ではあるが遊戯王などはやってはおらず、僅かな男友達とデュエルする毎日だ。おしゃれにも疎く、お小遣いもカードに注ぎ込んでいるので心配するなと言う方が無理というものである。そして何より彼女の両親が娘が遊戯王をやっている事に抵抗を覚える最大の理由は彼女のデッキのエース、《ユベル》である。彼らはその姿にかなり引き気味だ。
「いや〜、危なかった!《死者転生》で《仁王立ち》を墓地に落としてなかったらやられてたわ〜。帰ったらデッキ調整しようかな?
パックでも買いますかね〜。ん?」
突然鳴り響く耳障りな音。彼女はふり返り、その正体を知ろうとしたとき……。
「へ?」
跳ねられた。その小さな身体は1台のワゴン車に吹き飛ばされ、宙を舞う。そんな中、本人の心は冷めきっていた。
「(あ、私跳ねられたんだ。というか、これ死んだな。めっちゃ高く吹っ飛ばされてるし。
こんな事になるならもう少しデュエルしたかったな〜。
もういいや。私のデッキ、誰か大切な人の手に渡るといいな〜。)」
そして、彼女は墜落しアスファルトに衝突し、ゴキュッという嫌な音をたてて絶命した。
突然の出来事に皆がパニックになり、悲鳴や興奮する声が響き渡る。そんな中、人知れず1人の人物が人形と化した少女に近づく。
『大丈夫。キミの事はボクが絶対に助けるから。』
その男とも女ともわからない1人の悪魔、《ユベル》は物言わぬ彼女にそう告げた……。
更新ペースはできるだけ早くします……。