文「あややや、私の出番ですか」
本日は海に行きましたがどうでしたか?
文「良い経験でしたよ。幻想郷には海なんてありませんからね」
海はね・・・・・・嫌なんだよな。
文「珍しいですね。スイミングしていたのでしょ?」
いや・・・・俺、時々口を開けて泳ぐ時があって
文「それはおかしいでしょ・・・・」
まあ自覚はしてます・・・・最強カードの紹介に行きましょう。今回はABCードラゴン・バスター
文「最近のストラクチャーデッキの切り札ですね」
おかげで俺のガチデッキ、【オッドアイズ竜剣士マジェスペクター】が壊滅しました・・・・(汗)
文「知りませんよ・・・・フィールド・墓地から融合素材を除外することで融合なしで融合出来ます。墓地から融合って所が良いですよね」
効果は自ターン、相手ターンに1度手札を1度捨てることでフィールドのカード1枚を破壊。まぁ、これは最近の環境を考えれば普通だけどね。
文「それでも十分強いんですよ。2つ目は相手ターンにリリースして、除外している融合素材3体を特殊召喚出来ます」
そう・・・・この分離効果がめちゃくちゃ強い!何をやっても分離して次のターンに融合される!!たまったもんじゃない!!
文「知りませんって。第五ノ巻、デュエルスタート!」
遊輝 side
「それじゃ行くか。皆準備はいいな?」
「大丈夫!!」
「早く行きましょうよ。海ってものを見てみたいです」
全員が玄関を出たので、鍵を掛けてエレベーターに乗り込む。
今日は皆で海と水族館に行く。もちろん、龍可たちも連れて。幻想郷には地理的関係上、海というものが存在しないので彼女たちは話でしか聞いたことがない。よって、今回が始めて海を見る事になる。
「よいしょっと。ここから少し歩いてバスに乗るぞ」
「バス?」
「あれに乗るんだよ」
霊夢が疑問系で聞いてきたのでたまたま目の前を通った一台のバスを指差す。
「デッカいな〜〜、あんなのに乗って行くのか?」
「デカイからこそ、これだけの人数を運べるんだろ?」
「そんなことしなくても普通に飛んムムムム!!!!!」
魔理沙がヤバイことを口にしだしたが、すぐにアリスが魔理沙の口を抑えた。
「(魔理沙、自分の正体は明かしても空を飛ぶことは話さないようにって遊輝に言われていたでしょ)」
「(あ、ああそうだったぜ。悪かったアリス)」
「バス停ついた!!次は・・・・」
「あれじゃない?」
バス停に着いて龍亞が時刻表を見ていたがすぐに龍可が後ろに見えるバスを見つけた。そのバスがバス停に止まり、前側の扉を開けた。
「それじゃ全員中に入ってくれ」
龍亞を先頭に順序良く乗って行く。最後に乗った俺は全員分の運賃を運賃箱に入れて皆がいる方に行く。
「しばらくはバスに乗るぞ」
「は〜い!!」
〜〜少年少女移動中〜〜
「ほいっ、着いた」
「ひっろ〜〜い!!!!」
「これが海・・・・・本当に地平線の向こうまで水が広がってるわね」
バスから降りたもう目と鼻の先に広がる大きな海、ここはビーチ場として有名な場所だ。夏休みだが平日なので人はギュウギュウになるほどではない。
「あっつ!?ここあっついぞ!!」
「当たり前だろ、砂場は熱いんだから。ビーサンで来たんだから火傷には注意しろよ。まぁ慣れたら・・・・」
「イヤッホオオオオオオ!!!!!」
ザバーーーン!!!!!
「・・・・ああやって猿みたいに裸足でも走れるようになるから」
ビーチで場所取りをしてビニールシートを広げていたら、早速龍亞が海パン一丁になって海までダッシュ&ジャンプ、海へとダイブした。
「あいつ海パンはいてきてきたのかよ・・・」
「相変わらずね」
相変わらず元気な龍亞、その様子に半分呆れている俺と龍可。一方、水着など持っていないあいつらにとっては水際までいくのか精一杯。
「冷た〜〜い!!」
「どれどれ・・・・べっ!!べっ!!しょ、しょっぱい!!」
「馬鹿ね魔理沙、海の水は塩分が含まれているのよ。幻想郷の湖みたいに飲めるはずがないわ」
「お嬢様、妹様、遊輝さんからビーチボールというものを借りてきました」
「あややや、じゃあ皆で遊びましょうか。霊夢さんもやりましょう」
「慧音、あなたはどうするの?」
「私はこの周りを見回ろうと思って」
「奇遇ね。私も同じことを考えていたわ」
皆、各々にビーチでの楽しみ方をしている。俺と龍可は敷いたビニールシートに海の家から借りたパラソルを立てて日陰を作り、そこに座り込み、ぼ〜と過ごす。
「ふぅ〜〜・・・・ビーチに来たのは良いけど、やっぱり暑いな」
「そうね・・・・これじゃ1日中は無理だけど」
「近くのモールで飯を食って水族館に移動するさ」
「そうなんだ。でもこの人数でお昼って・・・」
「うん、まぁ・・・・だからこそモールなんだけどな」
「ふぅ・・・・そうだね。にしても本当に今日は暑い・・・・」
「そうだな・・・・」
今日はマジで暑い。何であいつらがあんなに元気なのか?って疑問符をつけたくなるほど。龍亞が元気なのは年中だけど・・・・逆にあいつが元気じゃなかったら天変地異が起きてしまう。
「ヘックション!!誰か俺のうわさした!?」
「何クシャミしているのよあなた?」
「へっ?・・・うわっ!!おエエエエエ!!!」
「ちょっと!?何吐いているのよ!!」
「?龍亞のやつがダッシュで戻ってきてやがる?」
「オゲェェ・・・・・ト、トイレ・・・・」
「トイレならあっちだよ」
「お前どうしたんだ?さっきまであんだけはしゃいでいたのに」
「目、目に毒なものが・・・・」
「ハァ?」
「ちょっと待ちなさいよ!!何で私を見て逃げるのよ!!」
「・・・・・おえええええ!!!!!!!」
龍亞の後ろから紫さんの声が聞こえたのでそっちを見たら、ビキニの水着を着た(しかもサイズが小っちゃい)紫さんが乙女走りでこっちに来た。俺もたまらず寒気と吐き気がしてすぐにトイレにダッシュした。
「おえっ・・・・いい歳したおばさんがなんて物を着てやがる・・・・おえっ・・・・」
「うわっ!!紫なんて物着てるのよ!!」
「気色悪・・・・おえっ・・」
「霊夢に魔理沙まで!?私の水着姿の何がいけないの!?」
「「全部(だぜ)」」
「ひどい・・・・・・」
向こう側で霊夢と魔理沙が紫にダメ出しするが・・・・・うん、酷い。体格は若い方かもしれないが、歳が結構言っているから生理的・精神的に受け付けられない。
「おえっ・・・・・何とかなった・・・・・」
「き、気持ち悪かった・・・・目に毒だよ・・・・」
「まったくだ・・・・・」
「ちょっと遊輝・・・・・」
「うん?どうしたアリス?」
「あれあれ」
「ん?」
「へい姉ちゃん、ちょっと俺たちと良い所にいかねぇか?」
「結構です」
「しつこいわね。行かないって言ってるでしょ」
アリスが指指す先には若い男2人に絡まれている射命丸と霊夢の姿が見えた。あぁ・・・・ナンパか。
「そんなこと言わねぇで俺たちと遊びに行こうぜ〜」
「うっさいわね」
「はいはい、そこまで」
終わりそうにないため、俺が間に入った。
「何だよテメェ!!」
「こいつらの連れ。これから別のところに行くからさっさと帰った帰った」
「んだとこのやろう!」
1人の男が殴ってきたので、俺はそれを避けて腕を掴み、能力を使って手の温度を上げる。
「あちちちち!?!?」
「ああごめんごめん、俺ちょっと異常体質でね、平熱が高いんだよ」
そう言いながら腕を持っている手の温度を約100度近くまで上げる。
「あちちちち!?!?は、離しやがれ!!」
自分の腕から煙が上がっているのを見て慌てた男は自ら腕を振り払って離れた。すぐに海へと走っていき、少し焦げた腕を海の水に浸ける。
「ぐぅぅ〜〜・・・・」
「お、おい・・・大丈夫か?」
「海水で痛いが贅沢を言ってられる場合じゃねぇ・・・」
「テメェ良くもやってくれたな!!」
「そっちからやってきたんだろうが、こっちは正当防衛だ」
そもそも俺は何もしていない。相手が殴りかかったのを掴んだだけだ。
「こうなったらこいつだ!!」
そう言ってもう1人の男がデュエルディスクを構えてきた。ふむ・・・・まぁ良いか。聖刻でさっさと片付けよう。そう思って俺も新型のデュエルディスクをセットしようとしたところで霊夢が前に出た。
「?何だ?」
「私がやるわ。最初に絡まれたのは私だから」
「お前デッキ大丈夫なのか?」
「心配無用、新しいデッキがあるから」
まぁそこまで言うなら譲ってやるか・・・・
そう思った俺はディスクを片付けて一歩引く。代わりに霊夢が前に出てディスクを展開する。
「へっ、姉ちゃんが出るのか」
「言っておくけど、私は強いからね」
「おうおう、強気だこと」
「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」
霊夢 LP 4000 男 LP 4000
「先行はあげるわ」
「なら遠慮なくもらうぜ!俺のターン!」
男 手札 6枚
「俺は
霞の谷のファルコン 攻2000
「カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
男 手札 4枚 LP 4000
【モンスターゾーン】
霞の谷のファルコン 攻2000
【魔法・罠ゾーン】
伏せカード 1枚
「じゃあ私のターンね」
霊夢 手札 6枚
「魔法カード、テラ・フォーミング。デッキからフィールド魔法を手札に加えるわよ。ユニオン格納庫を持ってきて、そのまま発動」
霊夢の後ろにポールが建てられてた。そのポールには「A」から「Z」の小さな箱みたいなものが付けられている。
ふむ・・・・【ABC】か。これまた最近のデッキを作ったんだな。
「ユニオン格納庫の発動時効果により、デッキから光属性・機械族のユニオンモンスターを加えるわよ。デッキからAーアサルト・コアを手札に加えるわ。さっき加えたAーアサルト・コアを召喚」
Aーアサルト・コア 攻1900
霊夢のフィールドに黄色で塗られた首のような物を付けた戦車みたいな機械が現れた。
「へっ、攻撃力1900なら大したことないな」
「(・・・・遊輝の言う通り、デュエルを分かってない奴が多いね)アサルト・コアが召喚に成功した時、フィールド魔法、ユニオン格納庫の効果発動。召喚した光属性・機械族・ユニオンモンスターと別名の光属性・機械族のユニオンモンスターをデッキから召喚したモンスターに装備する。私はデッキからBーバスター・ブレイクを装備」
上空から両肩に砲台を付けた緑色の人型の機械が現れて、アサルト・コアと合体した。
「さらに魔法カード、トランス・ターン。フィールドのモンスター1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性・種族のレベルが1つ高いモンスターを特殊召喚する。アサルト・コアをリリースして
銀河戦士 攻2000
アサルト・コアが消えて、銀河戦士が現れた。トランス・ターンを握っていたかよ・・・こりゃ盤面酷いことになるわ。てか、相手の伏せカードなんなんだ?【ミストバレー】だろ?デモチェじゃないんか?
「チェーン1、銀河戦士、チェーン2、Bーバスター・ドレイクで効果発動。バスター・ドレイクがフィールドから墓地に送られた場合、デッキからこのカード以外のユニオンモンスターを手札に加える。Cークラッシュ・バーンを手札に加える。銀河戦士は特殊召喚に成功した時、デッキから《ギャラクシー》とついたモンスターを手札に加える。私が加えるのは銀河戦士よ。そして手札に加えた銀河戦士は手札のこのカード以外の光属性モンスターを墓地に送ることで守備表示で特殊召喚できる」
銀河戦士 守0
「Lv5の銀河戦士2体でオーバーレイ!」
「!?エ、エクシーズモンスターだと!?」
☆5 × ☆5 = ★5
「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!サイバー・ドラゴン・ノヴァ!」
サイバー・ドラゴン・ノヴァ 攻2100
銀河戦士2体がブラック・ホールに吸い込まれていき、代わりとして出てきたのは胴体部分の真ん中に大きな装着物を付けて、その装着物から羽が生えたサイバー・ドラゴンだ。
「まだよ、サイバー・ドラゴン・ノヴァでオーバーレイ・ネットワークを再構築!」
★5→★6
「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!サイバー・ドラゴン・インフィニティ!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ 攻2100
サイバー・ドラゴン・ノヴァがブラック・ホールに吸い込まれていって現れたのは先ほどのノヴァの状態から羽がサイバー・エンド・ドラゴンのように立派になったサイバー・ドラゴンだ。
「サイバー・ドラゴン・インフィニティの攻撃力はオーバーレイ・ユニットの数×200ポイントアップする」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ 攻2100→2700
「さらにサイバー・ドラゴン・インフィニティの効果発動!1ターンに1度、攻撃表示のモンスター1体をこのカードのオーバーレイ・ユニットとする!」
「な、なんだと!?」
サイバー・ドラゴン・インフィニティが芳香を上げて、胴体部分の装着物から赤いレーザーがファルコンに向かって放たれる。赤いレーザーを受けたファルコンはインフィニティに吸い込まれていき、インフィニティのエクシーズ素材となった。
サイバー・ドラゴン・インフィニティ 攻2700→2900
「さらに私は墓地のAーアサルト・コア、Bーバスター・ドレイク、Cークラッシュ・ワイバーンの3体をゲームから除外して融合!」
「ぼ、墓地で融合だと!?」
「現れろ!ABCードラゴン・バスター!」
ABCードラゴン・バスター 攻3000
墓地にいたアサルト・コア、バスター・ドレイク、クラッシュ・ワイバーンの3体が合体して1体の機械龍となった。
「ドラゴン・バスターの効果。手札を1枚捨ててフィールドのカード1枚を破壊する」
霊夢が手札を1枚捨てると、ドラゴン・バスターが口からブレスを履いて相手の伏せカードを破壊した。
・・・・・・ミラフォかよ。ミラフォは破壊されるカード何だから。
「バトル、サイバー・ドラゴン・インフィニティとABCードラゴン・バスターでダイレクトアタック」
男 LP 4000→1100→0
WIN 霊夢 LOS 男
「ほら、帰った帰った」
「く、くそ!覚えていろよ!」
捨て台詞を履いて2人の男は帰って行った。全く・・・・せっかくの海なのに気分が台無しだ。
「大したこと無い男だったね。弱い」
「そうじゃ無いだろ、ABCとか強過ぎるからだろ。相手が弱いことに否定はせんが」
「融合モンスター強いですね。墓地融合で3000ですか」
「お〜〜い遊輝!!腹減ったぜ〜〜!!」
腹減ったって・・・・まだ11時すぎだろうが。まぁこれから昼飯食いに行くのがちょうどいいか・・・
「そろそろ昼飯に行こうか?12時になったら何処も彼処も混むから。この人数だと混んでいるところに入るのは難しいし」
「分かったわ」
「それじゃ、お〜い!!片付けをして昼飯食いに行くぞ!!」
「は〜い!!!」
「くっ・・・・・フランだけじゃなくてそこのワーハクタクにも負けるとは・・・」
「(正面ばっかりアタックするから簡単にレシーブしやすがったぞ)」
ビーチバレーをしていたフランやレミリア、慧音さんたちを呼んで俺たちは昼飯を食べにショッピングモールへと移動する。
〜〜(数時間後)〜〜
「ここに海の生き物がいるの?」
「そうそう」
ショッピングモールで飯を食べて、次に来たのは水族館、皆さんご存知の通り、海の生き物がたくさん生活している子供連れに人気のスポットだ。
「ちょっと待てよ。入場料払ってくるから」
え〜と・・・・12人か・・・・ちょっと待てよ?龍亞や龍可は小学生料金だけどレミリアとフランは・・・・・小学生料金でいいか。見た目は小学生だし。そう思い、自販機みたいな機械にお金を入れて人数分の入場料を入れていく。
「あいよお待たせ。入り口入るときにこのチケットを見せるんだぞ」
「は〜い!」
「分かりました」
みんなにチケットを1枚ずつ渡して、入り口の女の人に自分のチケットを見せて中に入る。全員が中に入ったことを確認して順路通りに見ていく。まずは北の方に住んでいる魚からだ。
「うわぁ・・・・・」
「凄いわね・・・・・あの海にはこんなに魚がいるのね」
「・・・・・美味しそう(ジュル)」
「こらこら・・・・(汗)」
「あのなぁ・・・・ここの魚が全部食べられるとは限らないぞ。あの魚だって毒があるんだぞ」
「なかなか絵になりますね〜〜(パシャッ)」
それぞれが思い思いに水族館の魚を楽しみながら見ている。カメラを持っている射命丸はたくさんの写真をカメラのフィルムへと収めていく。
「なかなか綺麗な魚ね・・・・」
「鑑賞用として何匹か紅魔館に置きたいわね」
「ここまで美しい魚は幻想郷でもなかなかいませんからね」
「次は・・・・・熱帯か。こっちもこっちで迫力のあるものがいっぱいあるぞ」
「わぁ・・・・大きい亀だ・・・」
「こんなデカイ亀、初めて見たぜ・・・・」
「うわ・・・・何あのうなぎ・・・・でかすぎるわよ・・・」
「あれはデンキナマズって言って、その名の通り電気を出すことのできるナマズですよ」
「ほぉ〜、自力で電気を出せるなんて凄いじゃないか」
「おおい!!!もうすぐイルカのショーが始まるって!!」
「龍亞!!大声で叫ばないで!!」
龍亞が大声で叫び、それが他のお客さんにも聞こえて龍可は顔を赤くして注意する。
ふむ・・・・イルカか・・・
「ねぇねぇお兄様、イルカって?」
「海の生き物でとても賢くて人気物だ。せっかくだし見に行くか?」
「うん!!見に行く!!」
「みんなも見に行くか?」
「お嬢様、せっかくだし見に行ってみましょう」
「アリス〜〜、私たちも行こうぜ」
咲夜や魔理沙など積極的な奴らが誘って結局全員がイルカショーを見ることに。少し歩いて大きなステージに出る。
「フラン近くでみた〜い!」
「やめとけやめとけ。濡れるぞ」
「?どういう事?」
「イルカショーの最後の定番で必ずずぶ濡れになるから。お前ら吸血鬼って流水ダメなんだろ?」
「確かに・・・・・」
「俺も濡れるのは勘弁だから。濡れてもいい奴なら前でもいいぞ。楽しむんなら前の方が圧倒的だし」
「私は後ろ・・・」
「私も後ろ」
「私は前だぜ!!霊夢もアリスも前行こうぜ!!」
「私も前で写真撮りましょう。カメラ守れば大丈夫ですから」
「俺も前!!」
俺と龍可、レミリア・フラン・咲夜・慧音さんと紫さんは後ろの席に、龍亞と射命丸、魔理沙は嫌がる霊夢とアリスを捕まえて一番前の席に陣取った。
・・・・・・・結果的に言うと、ショー自体は凄く楽しかった。この後にアシカショーもあって見た。ただ、案の定というべきか、一番前に陣取っていた魔理沙や龍亞たちはびしょ濡れ。霊夢とアリスは少しキレかけている。
「いや〜〜、楽しかったぜ!!」
「あんなに迫力のある生き物のショー、なかなか見れませんよ!」
「「・・・・・・・・・」」
「「((前に行かなくてよかった・・・・・(汗)))」」
「全く・・・・この後も回るのにどうするんだよ?着替えないんだぞ?」
「風邪引いちゃうわよ」
「平気平気!!」
「・・・・バカは風邪を引かないって言うし(ボソッ)」
「今酷いこと言わなかった!?」
「別に」
俺がボソッと言ったのが聞こえたのだろう、龍亞は少し憤慨して詰め寄ってきたが俺はスルーした。だって事実だし、こいつ、デュエル学以外の成績は本当に酷い(赤点じゃないけど)。
「全く・・・・・確かタオルを売ってくれていたな・・・」
こういう事もあるため、この水族館ではタオルを売ってくれている。なんとまぁ商売上手なことだ。5人分のタオルを買ってきて、びしょ濡れに濡れた奴に渡す。ある程度乾いたところで再び水族館の中を見歩く。
「あのペンギンって生き物、可愛いわね。人形作りの参考になるわ」
「聞き方によっては怖い言い方だな・・・」
「ふむ・・・・こうやって動物の紹介をしてくれたら勉強になるな」
「あのジンベエザメでけぇ・・・・」
自由時間みたいな物なので皆がみんな、、見たい生き物を好きなだけ見る。俺は龍可と一緒に手を繋いで先ほどのイルカたちが展示されているエリアへ赴く。
「ひょ〜〜・・・・やっぱりイルカはいいな」
「どうして?」
「癒されるってのが一番だな。ああいう顔を見てると癒される。それに何か愛着が持てる」
まぁ、キモイルカは例外だけど・・・・二足歩行の喋るイルカなんてイルカじゃない。あれは別の生物だ。いや、生き物って言い方も他の生き物に失礼だな。宇宙人・・・宇宙人にも失礼だな。
「遊輝?何を考えているの?」
「えっ?いや・・・別に」
「それよりもみんなお土産コーナーの方に行ったよ」
「マジで?それじゃ俺たちも行こうか」
龍可の話を聞いて俺たちもお土産コーナーに行く。だってあいつら、金を持ってないんだから、俺が払わないといけないじゃん・・・・
「ねぇ遊輝、これ買っても良いかしら?」
「すまない遊輝、これを買いたいんだが・・・」
「ついでに俺も!!」
お土産コーナーに入った途端、これだよ。だが紫さんや慧音さんはまだ良い。
「龍亞、お前は小遣いがあるだろ。何で俺に払わそうとするんだ」
「だって遊輝だから」
「理由になってねぇぞ。さすがにキーホルダーぐらいなら自分で払え」
「えぇ・・・・いいじゃん、どうせ彼女の龍可にも買ってあげるんでしょう?だったら義理の兄である俺にも買うのが礼儀でしょ!」
まだ俺と龍可はそういうところまでいってないんだけど・・・・・変な理屈をつけられて龍亞からキーホルダー入りの買い物カゴを無理矢理受け取られてしまった。仕方ないので、紫さんと慧音さんの買いたいものはカゴに入れて、他の奴らも見て回る。アリスはやはりというべきか人形を、霊夢と咲夜はお菓子を選んでいた。魔理沙は(すごく高い)水晶玉みたいな置物を選んだ。実はあんな性格の魔理沙が一番乙女じゃないか?
「んで、レミリアとフランと射命丸は?」
「私は今回はパスです。これといってめぼしい物が見当たらないです」
「私はこれね」
「フランはこのイルカの人形!!」
欲しい物がなかった射命丸は胸のところで腕をクロスしてバツを作る。一方、フランは大きめのイルカの人形を持ってきて、レミリアは四隅に小さなアザラシの模様が入ったハンカチを持ってきた。それを受け取った俺は全員の会計を済ませるため、レジに向かおうとする。
「そういえば龍可は欲しい物ある?」
「えっ!?わ、私!?」
「何をそんなに驚いているんだよ・・・・(汗)」
「い、いや・・・何でもないわよ!!」
「そう・・・それで、何かある?」
「私は・・・・・」
「うん?」
龍可の視線が俺からとある商品に目を向けた。俺も龍可の視線に合わせてその商品に目を向ける。それは銀メッキで出来たイルカのペアネックレスで、片方は赤色、もう片方は緑色の目をしている。
「あれ?」
「う、うん・・・あれを遊輝と一緒に・・・・でも・・・」
「(・・・・・あ〜、うん、銀メッキとか思ったけど、銀なんだな(汗))」
そのペアネックレス、説明文には銀で作られていると書いてあり、しかもオーダーメイドの一点物のため値段が高い。ざっくり言うと、諭吉さんが20枚でも足りない。俺のお財布にも今日はそんなに諭吉さんが無いため買うことができない、というか使いすぎて諭吉さんが少なくなってきた。
「ごめん龍可・・・・今の財布の中身だと、ちょっと無理」
「そうだよね・・・・・」
「だから・・・今度別のお店で買おうよ」
「えっ?」
「ここでは買えないからさ、また別の機会に二人でペアネックレスを買いに行こう」
「・・・・・うん!!」
お金が無い以上、ここで買うことは無理なので別の日に買いに行こうと約束をする。それを聞いた龍可は笑顔になって返事を返してくれた。
「それじゃ会計を済ませて、晩飯用の食材を買って帰りますか」
みんなの買いたい物が入った買い物カゴを持ってレジに向かう。
文「青春してますね〜〜(ニヤニヤ)」
遊輝「/////うるせぇ!!!」
紫「あなた、彼女のどんなところが好きなのよ?」
遊輝「/////だああああ!!!来るんじゃなかった!!!!」
龍亞「2人とも溺愛だよ!だからバカップルなんだ!」
遊輝「/////お前は余計なことを言うな!!」
文「これは後でじっくり聞かせてもらうとして、ABC、やっぱり強いですね」
紫「私の敵じゃないわ」
龍亞「(あんな展開されたらどんなデッキだって負けちゃうよ・・・・)」
遊輝「今年の世界大会の日本代表のデッキがDDとABCという綺麗なアルファベット順に並んで・・・」
文「分離効果がなかったらもう少し対処できたんでしょうけどね」
紫「次回もよろしくね」