幻想郷の住民の夏休みinネオドミノシティ   作:DICHI

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第六ノ巻 奏でるメロディ

龍亞 side

 

 

「ふわぁ〜〜・・・・眠い」

 

「おっそいな〜〜、もう9時だぞ」

 

「昨日何か良さそうなカードを見つけて、デッキ調整をしていたら寝るのが遅くなってしまった」

 

眠たい眼をこすりながらリビングに降りてきた。すでに遊輝や龍可、霊夢さんとかは朝食を食べ終えていて、今は慧音さんや紫さん、文さんがテーブルに座っている。

いや〜・・・・昨日ちょっと見たカードが面白そうなことをしそうだからあれこれ考えてデッキを調整していたら、気づいたら12時を回っていたよ・・・・おまけに何の成果も得られなかったし・・・・

 

・・・・プルプル

 

「ん?何だ?」

 

顔を洗おうとリビングを出ようとした時、誰かの携帯が鳴りだした。遊輝が自分のポケットから取り出したので遊輝のだろう。そのまま遊輝は携帯(遊輝のはスマフォだけど)を耳に当てる。

 

「もしもし・・・・何だレミか、どうしたんだ?・・・・・収録?何でだよ?・・・・はぁ!?テープがぶっ飛んだ!?・・・・・しょうがねぇな・・・・分かった、30分待ってくれ(ピッ)。全く・・・めんどくせぇな・・・」

 

「ねぇ・・・・レミさんから何の電話だったのよ?」

 

「うん?合宿の時に録音したテープがぶっ飛んで、また吹き込まなきゃいけなくなった」

 

龍可の質問にそう答えた遊輝は自分の部屋に戻っていった。俺も遊輝の話を聞いて「そんなことか」と思いつつ洗面台に行く。

 

「何だったのよ・・・・」

 

「ていうか遊輝が持っていたあれ、何だったんだぜ?」

 

「あれは携帯電話って言って、遠くに離れていてもこの機械を通してお話をすることが出来るんです」

 

「へぇ〜〜、便利ね。わざわざその人に会いに行かなくても話すことが出来るとは」

 

「それで、お兄様は何をしに戻ったの?」

 

「多分・・・制服に着替えてアカデミアに行くのかな?テープに録音するみたいな感じだったし」

 

「制服?アカデミア?」

 

「あっ、えっと・・・・アカデミアは学校だから昔の言葉だと寺子屋で良いのかな?制服っていうのはその寺子屋が決めた服の事てす。アカデミアに行く時はどんな時でもその制服を着なくちゃいけないんです」

 

「なるほど」

 

「悪い、ちょっと半日つぶれるから。家で待っといてくれ」

 

歯磨きをしている時に制服に着替えた遊輝がリュックを背負って、家から出て行った。

 

「半日って時間かかるわね。そんなに大事なの?」

 

「テープがぶっ飛んだって言ってましからね・・・・録音に時間がかかるかと」

 

「ねぇ、さっきからテープとか録音とか全くわからないぜ」

 

「あっ、えっと・・・・遊輝は・・・何て言ったら良いのかな?友達と歌を歌ってまして・・・」

 

「そこは大丈夫よ。私たちも遊輝が1人でこんな風に何か奏でながら歌っているのを見たことがあるから」

 

歯磨きをしながらアリスさんがギターを弾いているような振りをしてくれた。とりあえず俺はうがいしよう。

 

「だったら話が早いです。その歌声を記録するのが録音、その録音する物をテープっていうんです。でも今はCDですけど・・・」

 

「へぇ〜」

 

「フラン、お兄様の歌をまたききた〜い!」

 

「えっ?」

 

「ききた〜い!!これだけじゃ物足りない!!」

 

顔を洗い終わり、リビングに戻るとフランがポケットから手のひらサイズの四角い物を取り出す。・・・・あれ?

 

「それって遊輝の音楽プレイヤー?」

 

「そうだよ!!お兄様から貰ったんだ!!」

 

「どおりで・・・・4月の初めに音楽プレイヤーを買い直していたのはそのためだったのね」

 

「私も聞きたいわね・・・・」

 

「私も!!ついでだからそのアカデミアって所に行ってみようぜ!!遊輝の友達もいるんだろ!?」

 

「そうですけど・・・見せてもらえるのかな」

 

「遊輝たち、もうすぐライブだからなかなか中に入れさせてもらえないんだよな」

 

「そこはあれだ、数のゴリ押しでいけば何とかなるぜ!」

 

魔理沙さんの発案に数人が「乗った!」と言って手を挙げている。確かにあの部活はゴリ押しでいけば何でもOKしてくれるし、割りかしいけるかも・・・・

 

「じゃあ・・・行ってみようか!」

 

「る、龍亞!!」

 

「行こうぜ行こうぜ!!」

 

龍可の制止を振り切って、俺は皆を連れてアカデミアに行く。こういうのはやっぱり行かないと楽しくないじゃん!

 

「もう・・・・どうなっても知らないからね!」

 

 

〜〜少年少女移動中〜〜

 

 

「というわけで到着!!」

 

「で、デッケェ・・・・」

 

「これがこの世界の寺子屋・・・・」

 

「私の所とは比較出来ないな・・・・」

 

皆を連れて(何だかんだ龍可も付いてきた)、俺たちはアカデミアの正門前についた。みんなは建物の大きさにビックリしている。

 

「ここから入るの?」

 

「そう、ここから建物に入って、軽音部の部室に行く!」

 

「そこにお兄様がいるんだね!早く行こう!」

「じゃあこっちに来て!!こっちからの方が近道だから!」

 

俺は校門潜って目の前にある入り口には入らずに左に曲がる。校舎沿いに歩き、最初の角を曲がると、左側には陸上部やサッカー部が使うグラウンドが見える。今日はサッカー部が居ないみたいだ。

 

「もうすぐで・・・・ここだここ、ここから靴脱いで。靴はここに置いておいて大丈夫だから」

 

「中は・・・・凄いな。教室がずら〜と並んでいる。このアカデミアってのは生徒が多いのか?」

 

「多い方だと思います。小・中・高と合わせて1万人近くはいるかと」

 

「1万人!?」

 

「それだけ人がいたらこれだけ大きくなるわね・・・・」

 

「おっ!ここだここだ!」

 

♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪♪

 

軽音部の部室前について、扉についてある窓から中を覗く。そこには練習中のメンバーがいて、遊輝は部屋の隅の歌を録音する機械の前に立ち、ヘッドフォンをしてマイクに向かって何か歌っている。奏さんとレミさんで何か打ち合わせをしており、響さんとスバルさん、茜さんはギターを持ってセッションをしている。

 

「うわぁ・・・・色んな楽器がある」

 

「あれが遊輝の仲間達ね」

 

「皆上手・・・・デュエルの腕も凄いんだろうなぁ・・・」

 

「分かるのですかフランさん」

 

「フラン、お兄様から貰った音楽プレイヤーを何千回と聴いてきたから。この人たちは上手いってわかるよ」

 

「じゃあ押しかけるぞ・・・・・」

 

バン!!!!

 

「おっじゃましま〜〜す!!」

 

「!?!?ビ、ビックリした!?!?」

 

「な、何!?龍亞君!?どうしたのよいきなり!?」

 

俺が部室の入り口の扉を景気良く開けて大声を張り上げたら、全員ビクッと驚いた反応をしてこっちを振り向いてくれた。向こうが驚いている間にこっちは全員部室に入る。

 

「・・・・ってあ!?!?」

 

「お〜〜す!!」

 

「ここ涼しい!!」

 

「色んな物があるわね・・・・」

 

「お前ら!!!何で来たんだよ!?」

 

「あんたの歌を聴きにきた。以上」

 

「以上じゃねぇ!!!」

 

「・・・・・・・・誰?」

 

「さぁ?」

 

俺の後からきた霊夢さんや魔理沙さん達を見て大声を張り上げる遊輝。一方、音楽プレイヤーを持っていたフランさんだけはギターが立てかけられてある壁に向かった。

 

「凄いギターの数・・・・これがベースかな?」

 

「遊輝、龍亞君の後ろにいるこの人達は誰なのよ?」

 

「あっ、えっと・・・・・俺のダチ(汗)」

 

「皆さん、自己紹介します?」

 

「そうね。知らないよりも知っている方が話しやすいでしょう。私は八雲紫」

 

「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!」

 

「「「「「ま、魔法使い!?」」」」」

 

「魔理沙・・・・まぁいいわ。私は博麗霊夢、神社の巫女をしてるわ」

 

「射命丸文です。新聞屋をしている天狗です」

 

「アリス・マーガトロイドよ」

 

「フランだよ!本名はフランドール・スカーレット!隣にいるのが私のお姉様!」

 

「レミリア・スカーレットよ、高貴な吸血鬼よ。よろしく」

 

「十六夜咲夜です。レミリア様と妹様のメイドを務めています」

 

「上白沢慧音だ。君たちでいう先生の立場をしているものだ」

「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

全員の自己紹介を終えても、レミさん達の開いた口は閉じない。遊輝は「あちゃ〜」とか言って右手を額に抑えている。うん、まぁ・・・・同じ反応を示すよな(汗)。友達の友達とか言って、その人が魔法使いやら天狗やら吸血鬼とか人間じゃないんだから。

 

「・・・・・・何ていうか、うん」

 

「人外ばかり・・・・」

 

「いや、お前らも人外じゃねぇか」

 

「あんたが一番言えないわよ!」

 

「ねぇお兄様!何か歌って!」

「はっ?」

 

「何か歌って!!」

 

「遊輝!!折角仲間がいるんだから歌ってくれだぜ!!」

 

「いやちょっと待て・・・・こっち次のライブのために練習中」

 

「あれ歌ってほしいわね、【常套句】だったかしら?ストレートで良かったわよ」

 

「(常套句って・・・確かに歌ったけど・・(汗))」

「なぁ遊輝、どういう事だよ?」

「うんまぁ・・・・春休みに出逢って、そこで1人でワンマンライブをやった」

 

「ヒュ〜〜、やるじゃん。リスト覚えている?」

 

「さすがに覚えてない。気ままに歌っていたからメモも取ってない」

 

「もう・・・・何かあれば適当に組んであげたけど・・」

「えっ!?レミ!?やるの!?」

「仕方ないでしょ、帰る気配がないんだから。あと、メインヴォーカルは遊輝、奏はリードギターに入って」

 

「もう・・・・分かったわ」

 

「ごめんね、ちょっと打ち合わせさせて。30分待ってくれる?」

 

「30分で出来るのですか?」

 

「何とかね。それまでは外で待ってて」

 

「しょうがない。一旦外に出よう」

 

「エェ・・・お兄様の歌を直ぐにでも聞きたかった・・・」

 

「(・・・・さっきからお兄様お兄様って言ってるけど、遊輝って妹いたの?)」

 

「(いねぇよ!!!あれはフランが勝手に言ってるだけだ!!)」

 

何か奏さんと遊輝が小声で言い合っているけどスルーしよう。とにかく、準備すると言ってくれたので、俺と龍可で全員1度外に出す。

 

「30分も待つなんて暇ね」

 

「30分ってめちゃくちゃ早い方ですよ霊夢さん。普通、こういう事になったら1日や2日でも足りませんから」

 

「そうなの?」

 

「はい、人前で演奏するのには本当は最低でも1ヶ月ぐらいかかるそうなので」

 

「はぁ〜〜、これまた面倒だな」

 

「どうする〜〜?折角だしアカデミアを案内してあげようか?30分だったら半分くらいの紹介で終わっちゃうけど」

 

「そうしてもらおうか。私としては参考になることがあるかもしれない」

 

「じゃあまずは普段使っている教室から!」

 

そう言って俺は階段を駆け上がる。皆も俺に付いてくるように駆け上がってくる。

 

〜〜(30分後)〜〜

 

 

「どうだった?」

 

「十分参考になった。ここまで設備が整っているなんて凄いことだ」

 

「私も楽しかった!」

 

「普通・・・・」

 

「本ならパチュリーの所が多かったし・・・」

 

皆、色んな意見が出ているがまぁいいや。とりあえず30分経ったんだ。もう部室に入っても大丈夫だろう。

 

「よっし、行くぞ!」

 

ガラガラ〜〜

 

俺が勢いよく扉を開けると、中にはすでに自分たちのポジションを取ったメンバーがいた。そして俺たちの姿を見たスバルさんがバチを持った両手をあげて、思いっきりドラムを叩いた。

 

♪♪♪♪!!!!♪♪♪♪♪♪♪♪*♪

 

ドラム叩いた後、シンバルを挟んで直ぐにドラムを一定のリズムで叩き、レミさんと茜さんが手拍子を始める。それにつられて俺や龍可、さらに見よう見まねで皆も手拍子を始める。

 

『ACTION!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜〜!!!!

 

『ACTION!!!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜〜!!!!!

 

『ACTION!!!!!!!』

 

ある一定のところでマイクを持った遊輝が身体の正面をレミさん側(俺たちから見て右側)に向けて、アンプ部分に右足をかけて、大声で張り上げる。1回目に言ったところで奏さんのギターが入った。そのまま遊輝の張り詰めた声が大きくなっていく。

 

♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜〜〜!!!!

 

 

 

1 純情ACTION 【B'z】

 

 

♪♪!!♪♪!!♪♪〜〜!!!!

 

 

『・・・ふぅ〜〜、というわけで一曲目、B'zで【純情ACTION】でした』

 

パチパチパチパチ!!!!

 

「凄い凄い凄い!!!」

 

「こんなに迫力のある演奏をするとは・・・」

『え〜と・・・・今日は突発的なので、さっきいったB'zというグループとMr.Childrenというグループの2つのグループ、計10曲を披露するしたいと思います』

 

「いいぞ〜〜!!」

 

『それじゃ次からはそのB'zの代表曲を続けけるぞ。【イチブトゼンブ】【BLOWIN'】【太陽のKomati Angel】』

 

「きたーーーーーー!!!!!」

 

B'zの人気曲が来てテンションが上がる。隣にいる龍可は霊夢さんたちは分かってないけど、フランさんだけは俺と同じくテンションが上がる。

 

・・・・♪♪♪♪♪〜〜♪♪♪

 

『ウッ!!!』

 

♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜〜〜

 

 

 

 

2 イチブトゼンブ 【B'z】

 

3 BLOWIN' 【B'z】

 

4 太陽のKomati Angel 【B'z】

 

 

 

♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪!!!!!

 

パチパチパチパチ!!!!!

 

曲が終わると、ここにいる全員で拍手をする。その間に遊輝は後ろに下がってペットボトルに入っている水を飲み、奏さんはギターを変えて、レミさんは横にある大きな機械を操作する。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪!!!

 

「おおおお!!!」

 

その機械を操作すると、聞き覚えのあるメロディが流れ、俺は感激する。だってこれをやるのは去年の文化祭以来だよ!!B'zと言えばやっぱりこの曲だよね!!

 

『ウルトラソウル、ウルトラソウル!ウルトラソウル!!ウルトラソウ〜〜〜〜ル!!!!!ヘイカモン!!!』

 

♪♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪♪〜〜〜〜!!!!

 

遊輝のシャウトに合わせて奏さんがギターを弾き始める。そしてそのリズムに合わせて俺も、フランさんも龍可も手拍子を始める。

 

♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜

 

 

 

5 ultra soul 【B'z】

 

 

 

♪♪♪♪〜〜〜〜!!!!!

 

『ウルトラソウル!!!!』

 

《ハイ!!!》

 

遊輝の最後のシャウトに俺たちも声を合わせてジャンプする。俺や龍可、フランさんに加えてノリの良い魔理沙さんや文さん、紫さんに霊夢さんや咲夜さんなどもノリノリになってきた。その間に遊輝はマイクスタンドを前に持ってくる。

 

『それじゃ後半戦、言っていた通り、Mr.Children・・・・ミスチルの曲です。今までのロック系の曲ばかりではなく、バラードやPOP系も入れていきます』

 

・・・♪♪♪〜〜〜〜♪♪♪♪♪♪〜〜〜

 

「オオオ!!!!!【Tomorrow never knows】だ!!」

 

♪♪♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜〜

 

 

 

6 Tomorrow never knows 【Mr.Children】

 

7 幻聴 【Mr.Children】

 

8 蘇生 【Mr.Children】

 

9 fanfare 【Mr.Children】

 

 

〜〜〜♪♪♪♪♪!!!!

「イエエエエ!!!!!」

 

【fanfare】が終わり、全員のテンションがMAXの中で、遊輝がマイクをマイクスタンドに戻して、一度頭を下げる。

 

『それじゃ、今回最後の曲、君に似合うプレゼントは何かな?君に似合う色は何かな?そして・・・・・・君に合う【gift】は何かな?』

 

・・・・・・♪♪♪〜〜♪♪♪〜〜〜

 

遊輝の歌い出しと同時に、響さんのピアノのメロディが入り、そこからドラム、ギター、ベースと入ってくる。

 

 

10 gift 【Mr.Children】

 

♪♪♪♪♪〜〜〜〜・・・・・・・

 

パチパチ!!!!!!

 

『ありがとうございました』

 

俺たち全員で拍手を送り、ヴォーカルを務めた遊輝は最後に挨拶をする。挨拶を終えたところで、後ろに下がってペットボトルを開ける。

 

「お疲れ様、【gift】、上手いこといったじゃない」

 

「納得いかねぇけど、必要最低限だな」

 

「お兄様すご〜〜い!!!」

 

「遊輝!!!もう1曲やってくれ!!」

 

「バカ野郎!!!今日はテープに吹き込むためだけに来たんだ!!!これ以上はやらない!!!」

 

「えぇ〜〜〜〜」

 

「遊輝さん、写真に収めたいですからギターを持っている姿とマイクを持っている姿をお願いしますよ」

 

「やっている時にとれよ。ギターなら家にでもあるからそこで取ってくれ」

 

簡易的なライブが終わって、皆は後片付けを始めている。遊輝の方は歌入れが終わったのか、カバンに自分の物を入れ始める。

 

「レミ、あれで大丈夫だな?」

 

「うん大丈夫、色々と悪かったね」

 

「大丈夫だ。じゃあお先に」

 

「ちょっと待ってくださいよ。せっかくここで会ったらの何かの縁ですし、代表者だしてこれをやりましょうよ」

 

文さんが自身の持っているカバンみたいな物からデュエルディスクを取り出す。

 

「お〜〜、お前らデュエル出来るのか」

 

「あれって実験用のデュエルディスクじゃない。何で持っているの?」

 

「外で実験、次いでだから俺からのプレゼント」

 

「いいじゃん!誰がやる!」

 

「こっちからは私がやりますよ」

 

「くそっ・・・何でデュエルディスク持ってきたのかと思ったらそういうことか」

 

「いっぱい食わされたわね・・・」

 

そう言えばデュエルディスク持ってきていたのって文さんだけか・・・・皆して「何で持って行くんだ?」とか言っていたけど、やっぱりこういうことか。

 

「しょうがねぇな・・・誰が行くんだ?」

 

「私に行かせて。新しいデッキが出来たから」

 

「あぁ、終生を改造したんだったな」

 

向こうからは奏さんがデュエルディスクを取り出した。終生を改造?もう嫌な予感しかしないな・・・・

 

「ここじゃ狭いし、外に出てやりましょうか」

 

「えぇ、いいですよ」

 

部室でやる訳にも行かないので、皆部室から出て、部室前の何もないコンクリート上の所に文さんと奏さんが対峙する。

 

「遊輝さんから聞きましたよ。皆さん強いですってね」

「そんな事ないわよ。それに、私があの中で一番弱いし」

 

「あややや、そうやって偉ぶらないだけでも強さの風格はあります。では始めましょう」

 

「デュエル‼︎」 「デュエル‼︎」




霊夢「あんた、確か普段はギターって言ってたわよね?」

遊輝「そうだけど」

フラン「あんなに上手いのに何で普段から歌わないの?」

遊輝「俺はギターをやってくれって言われて入っんだよ。メインヴォーカルは俺よりも上手い」

霊夢「あの奏って言っていた子ね・・・・遊輝よりも断然に背が高かったわね」

遊輝「それ言うな!!!」

フラン「高かったよね〜〜、お兄様が小さいことがよくわかったよ」

遊輝「フラン・・・・・お前もか」

フラン「でも演奏は凄かったよ!お兄様が信頼している仲間って言えるのも納得できたよ!」

霊夢「前半は迫力があって、後半は一体感というのが凄かったわね・・・・」

遊輝「じゃあ次回は奏と射命丸のデュエルから」

フラン「次回もよろしく!」
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