予定ではオリジナルキャラたちの話を一通り書ききって一回完結の形をとってから、余裕があったら本家の世界にお邪魔したりされたりするつもりになってました。気長なプランやでぇ。
そこまで行けるよう頑張ります。
「可愛いカードっていいよね。見てるだけで癒されちゃうし、最高にハッピーな気分になっちゃう。そんなカードたちでみんなのハートをキュンキュンさせちゃう、それがキューティーデュエルなのですっ! キュン☆」
「キューティーデュエル。そうか、貴様、夢国の国の生き残りかっ!」
「な、なんでそのことを……まさか!?」
「そのまさかよ。これを見よ!」
遊傑は袖を上げ、腕の肌を露出させる。そこには赤い痣があった。それを見た途端、アリスは震えだす。
「貴様、まさかシグナ―!?」
「いや違います」
「あ、すいません。じゃあ……あの時の!」
「そう……その時の!」
「メタル星人っ!」
「め、メタル星人!?」
「やっと見つけた。両親の仇!!」
それは5年前のことだった。
「え、なに、回想的な?」
夢国家は高貴な家だった。何代も前から豊かではあったが、天臨海がこの町をデュエルで支配して以降はさらにその資産を増やしていった。その要因は夢国家が所有していた鉱山だ。そこからは良質なクリスタルがよく採れ、デュエルが街を支配して以降その需要は高まり、きわめて高額で取引できた。アリスの両親はウハウハだった。
だが、そんな彼らを良く思わない者もいた。
「ヒャッハー!」
「な、なにやつ!」
「通りすがりの仮面ライダーだ。おっぱいビーム!」
「ぐわぁぁっ!!」
その日、アリスの父親は襲われた。襲ってきた全身タイツの男は銃を構えていたのでアリスパパは死を覚悟した。だが彼を襲ったのは死すらも生ぬるく感じるほどのあれだった。その手がわいせつな行為的な動きをし始める。
「あひゃはははは!このビームを喰らったやつはな、おっぱいが揉みたくてたまらなくなるのさ!」
「な、なんだと!? も、揉みたくてたまらないって、どれくらい揉みたくなるんだ!?」
「俺と同じくらいだ!」
「分かりにくい! だ、だが、私と妻は愛し合っている。多少揉んでもどうってことは」
「ふ、それはどうかな?」
「っ!」
アリスパパは部屋を見渡す。そこは彼の自室であり、スクール水着を来た少女のフィギュアが大量に飾られてある部屋でもあった。彼はこの趣味が原因で最近妻から避けられがちになっていた。そんな妻をいきなり揉もうものなら、おそらく命はないだろう。
「だがそれよりも恐ろしいのは、思春期の娘に嫌われることだろうな?」
「き、貴っ様ぁっ!」
「パパー、どうかしたの?」
アリスが部屋に入ってきた。彼女はたまたまスクール水着を着ていたので彼にとってドストライクな姿だったわけで、その激情を抑えることができず。
「あ、アリス……来るな……来る……うぉぉぉっ!!」
「い、いや、きゃあぁぁっ!!」
パパの変態感がいつもの比ではないことを決闘者としての直感で理解したアリスは近くにあったハンマーを手に取る。「俺の娘迎撃態勢に入るの早すぎね?」と思っている父へそれが振り下ろされんとした、その時。
「メイドキーック!」
「ぐわぁっ!」
娘へ向かい走り出さんとしていたパパを、ひとりのメイドが優しく止めた。それは差し出された救いの手。足だけど。
「あ、あなたは!?」
「語る名は無い、ただのメイドです。んー、君はたしかアリスちゃん、だったよね?」
「あぁ!」
「デュエルは好き?」
「え……」
メイドの少女は顔を隠していたが、その目だけは見えた。それは真摯な光をもってアリスを見つめている。今している質問が彼女にとって大事なものであることをアリスは理解して、懐から1枚のカードを取り出す。
「私、可愛いカードを見てるのは好きだけどデュエルはやったことなくて。だってこの子たちじゃドラゴンとかに勝てるわけないし。あ、でも最近気になってることが」
「ん?」
「この『もけもけ』ちゃんが何考えてるかが分からなくて。だから、デュエルをすればこの子の気持ちが分かるのかなって」
「分かるよ!」
「ほんと!?」
「うん! カードと対話したいならもうデュエルあるのみ。それに、その子たちだってアリスちゃん次第でいくらでも強くなれるんだよ」
「いくらでも……強く……!」
その時、アリスの心火が燃えた。大好きなカードたちが活躍してドラゴンだって何だって倒していく様を心に描き、熱い想いをその育ちかけの胸に宿す。
「うぉぉっ!! メイドさん、私デュエルやってみる!」
「そっか! よし、では私が相手になってあげよう!」
「ほんと!? やったぁ! じゃあ私たちお友達だね!」
「うんっ!」
「……えへへ」
アリスは高貴な家の生まれだったから周りが恐縮していたのか、あまり友達がいなかった。だから友達ができたのが嬉しかったのだ。しかし、気になることもあった。このメイドはあまりにも情報が無さ過ぎたのだ。
「じゃあ、お名前聞いてもいい?お友達なんだし。あと顔もちゃんと見たいな」
「んー、ごめんなさい。我らメイド一族はご主人様を見つけるまでは顔も名前も他人には明かせないのです」
「そ、そっか。立ち入ったこと聞いてごめんなさい」
「いえいえー。いつか私がご主人様を見つけたら、本当の姿でアリスちゃんに会いに行くよ」
「ほんと!?」
「うん。絶対会いに行く。約束だよ!」
「……うんっ!」
「あ、その前に。メイドビーム!」
メイドは気絶しているアリスパパへビームを放つ。
「そ、それは!?」
「このビームを受けた者はメイド服がすごく好きになるのです」
「そんなの撃つ必要ある!?」
「将来の食いぶちに繋がるかもしれませんし」
「悪どいっ! でも嫌いじゃないわっ!」
「ふふっ。あ、君はどうします?金色遊旗くん」
「……ふっ、バレてたか」
全身タイツは自身の顔を露出させる。それはアリスの幼なじみ、金色遊旗その人だった。衝撃の真実。
「ゆ、遊旗……あ、私こんな格好で……」
「スクール水着、すごい似合ってるよ。アリス」
「そ、そんな……っ……ばかぁ」
アリスと遊旗は自然と寄り合い、見つめあう。アリスは遊旗のタイツを脱がせてあげる。すると、鍛えかけの、幼くもたくましいカラダが少しずつ見えてきて……。そして、その手が下の方へ伸びる。
「遊旗の……私に見せて♡」
「……うん」
恥ずかしそうに頬を染めてうなずく美少年の姿が、アリスの胸に新たな疼きを与える。タイツを脱がそうとすると、遊旗が突っかかってしまう。アリスはそれを愛しそうに、少しの間うっとりと見つめた後、タイツを優しく全部脱がした。
「……あ……」
「遊旗……かっこいい♡」
遊旗が、アリスの眼前にその姿を現した。裸になってしまった遊旗と、スクール水着のアリス。ふたりはうっとりと見つめ合う。それはまるで恋人とのひと時のような、甘い時間。
やがて。
「……ちゅ」
気づけば、ふたりはくちびるを重ね合わせていた。
「……♡」
ふたりの瞳に、ハートが浮かび上がる。それから数分、ふたりはきつく目を閉じたまま動かずにいたが。
「ん……ちゅっ……ちゅぱっ♡」
「んん……んっんっ♡」
いやらしい水音が、ふたりの口から響き渡る。ふたりが離れると、その間に、キラキラと光る橋が架かる。それは愛の交錯の証。照れながらも微笑み合うふたりは、初々しく、
「……あ、遊旗……おっきくなってるよ」
「あっ!? そ、それは……」
「……えへへ。こっちにもキスしてあげる♡」
「な、な……回想だぞこれ!?」
「ん〜ちゅっ♡」
「あぁっ!?」
そういうわけで、アリスはデッキを組み、メイドに挑んだ。彼女は好きなカード、つまり可愛いカードを大量に詰め込んだデッキを作った。。
「はむ……ちゅぱっ……んっ……ちゅっちゅっ♡」
「うっ! あ、アリス……おれ…… また出……!」
「……はむっ♡」
「うぁ……ぁぁっ♡」
負けまくったが、それでも、少しずつ強くなっていくのは楽しかった。アリスは単体性能が低いカードでも活躍できるように、たくさん勉強した。
「ご……くっ……んっ♡」
「はぁ……はぁ……アリス……ありがと」
「……えへへ。私、上手だった?」
「あぁ。すごくあったかくて、やわらかくて、気持ちよかった。最高に幸せだった」
「……そっか。でも、もっと先に行ったらもっと気持ちいいよ?
「……で、でも回想でそこまで行くのはなんていうか……ていうかこのパートが何なのかがよく分からな」
「遊旗と……したい♡」
「っ……♡」
メイドはご主人様探しの旅に出なければならなかったので、アリスと別れる日が来るのは必然だった。
「あ……遊旗……入って……♡」
「こ、これがアリスの……っ♡」
「遊旗……ど、どう……んぁぁっ♡」
「あ、あ、熱くてっ、そ、それで……うぁぁっ♡」
「そ、それじゃ……分からな……あぁんっ♡」
「はっ……はっ……ううっ……♡」
別れは悲しかったが、メイドが前に進むためには必要なことだったので、アリスは涙をのみ、彼女を見送ろうと決めた。
「あ、アリス……お、俺……もうっ!」
「ゆ、遊旗ぃ……私も、もう……あぁっ!」
そして、その時が訪れる。
「あぁぁぁぁぁっ!!!」
彼女たちは別れ、10年の歳月が経ち……。
「……今に至る、というわけだったの」
「メタル星人は!?」
「絶対事実じゃないことも含まれてたよね今の回想」
「ちなみにあのあとパパはメイドさんが好きになって、たまたまママにもそういう趣味があったからまた仲良くなれたの。今では私が恥ずかしくなるくらいの仲良し夫婦」
「奇跡か! そうか、アリスのお母さんがいつもメイド服来てたのはそういうわけだったのか!」
「へー、あのあとそんなことになってたんですか。なるほど、アリスちゃんも悲しい宿命を負っていたんだね」
「でも、それを超えてここまで来ました。そして、あの時の約束を果たします!」
「……ふっ、やれるものならね。デュエル続行!」
アリスと遊傑のデュエルは続く。アリスの場には攻撃力300のもけもけと強制終了。遊傑の場にはパーフェクト機械王とデコイチとボコイチの3体に、伏せカードが1枚。パーフェクト機械王の元々の攻撃力は2700だがその能力により、他の機械族1体につき攻撃力が500上がる。よって攻撃力は3700。総じて、アリスが圧倒的に不利な状況であると言えた。しかし、天真爛漫なその少女は楽しげにウインクする。
「ぶっ!!」
そのウインクの破壊力はあまりに凄まじいものだったので、遊旗は鼻血を出しながら痙攣してしまう。
「アリス可愛いすぎワロタ……ワロ……がくっ」
「遊旗くんが死んだ!」
「この人でなし!」
「それはさておき。私の機械軍団をどう攻略しますか?」
「ふっ、キーカードは揃いました!」
一転、アリスの眼光が鋭くなる。愛らしい雰囲気の中にも、燃え上がる闘志がそこにはあった。そして、次のカードをきる。
「『サイクロン』! その伏せカードを破壊しますっ!」
「ぬ!」
「そしてフィールド魔法、『天空の聖域』っ!」
竜巻によって罠が破壊されるのを尻目に、天使に祝福され、天使を祝福する楽園が出現する。この楽園においては、天使族モンスターの戦闘でそのオーナーが受けるダメージは0になる。これで、攻撃力の低いもけもけを扱う上でのリスクは大きく軽減された。しかしこれによって、デッキコンセプトを相手に見破られやすくなるリスクが新たに生まれるのだが。
「アリスにそんなセオリーは通用しない。可愛いカードを積み込んだキューティーデッキだからな」
「その通り。そしてこれが、私のデッキのキーカード! 魔法カード『怒れるもけもけ』!」
アリスがきる、新たなカード。それが彼女の必殺の一枚であることを、遊傑は直感で理解する。そしてアリスの元に、さらなるしもべが舞い降りる。
「『コーリング・ノヴァ』召喚。そして、行きます! コーリングノヴァでデコイチを攻撃!」
コーリングノヴァの攻撃力は1400。デコイチと互角。相打ち狙いの攻撃。
「だけどそれだけじゃない。怒れるもけもけの効果の発動トリガーは天使モンスターの破壊。そして今」
ぶつかり合う2体が、共に砕け散る。遊傑はモンスターをただ失ったのみだったが、対してアリスの場には新たな力の息吹が宿る。
「コーリングノヴァの特殊能力。このカードが戦闘破壊された時、場に天空の聖域があれば、このカードを特殊召喚できる。来て、『天空騎士パーシアス』!」
「5星モンスターを効果で特殊召喚かー。ん〜、トレビアンっ!」
「本当にファンタスティックなのはここからぜベイベー! もけもけちゃん、スーパーアングリーモードだっ!」
攻撃力1900の天使の騎士が現れ、その後ろで小さな天使が怒りに燃え上がる。これが怒れるもけもけの効果。
「このターン、もけもけちゃんの攻撃力は3000になる!」
「ほえぇっ!?」
遊傑は目を見開く。驚くのも当然と言えよう、攻撃力3000とは伝説の白き龍のそれと等しく、リバースコーポレーションの守護神であるバルバロスに等しく、彼女のパーフェクト機械王の本来のそれよりも高い。それほどの領域に、あの弱弱しかった小さな天使が到達する。実際に天使がその全身に力をみなぎらせる様を見ても、にわかには信じがたいものであった。しかし、その様を見つめる遊傑の目には驚きよりも強いものがあった。
「バトルフェイズ中の召喚なので、パーシアスはこのまま攻撃に参加できる。パーシアス、ボコイチへ攻撃! このカードは貫通能力を持つ!」
「うわっ!」
「パーシアスがバトルダメージを与えたので1枚ドロー。そして今、機械族が減ったことでパーフェクト機械王の攻撃力も2700に戻った!」
「……くっ!」
「もけもけちゃんで攻撃!」
怒りを力に変えて、もけもけが走る。その手は巨大な炎に包まれ、機械の王が放つ衝撃波とぶつかり合う。それは真紅の煌めき。宇宙誕生のごとき爆発が、フィールドの中央で巻き起こる。取っ組み合う、小さな天使と機械の王。この取り合わせで天使の方が勝つと誰が思うだろう。しかし現実は天使の煌めきが機械の王のそれを上回って。
「アルティメットもけもけアターック!!」
その巨体を、貫いた。機械の王は完全に敗れ去り、破壊される。
「くっ……きゃっ!」
遊傑は衝撃で体勢を崩し、しりもちをつく。パーシアスから1400、もけもけから300のダメージを受け、彼女のライフは2300まで削られる。彼女は尻をさすりながら恥ずかしげに笑う。
「あはは、転んじゃった。てへっ」
「……!」
そんな遊傑は、とても可愛かった。あざとかった。遊傑は笑いながら立ち上がり。
「私のパーフェクト機械王をたった1ターンで倒すとは……成長したね、アリスちゃん」
「……はい。あなたに追いつくために」
「ふふ。じゃあ……私も魅せなくちゃね」
そのメイドの目は、鈍い銀の光を放っていた。アリスは戦慄する。それは、最大の脅威の到来の前振りのようで……。アリスはそんな悪寒を振り払うように。
「カードを伏せて、ターンエンド……」
「私のターン!」
遊傑は楽しげに笑う。それは子どもらしい、純真な笑顔。そう、彼女の心火もまた燃え盛っていた。だから。
「『トライワイトゾーン』。墓地のボコイチ3体を特殊召喚する。さらに馬の骨の対価で、ボコイチを墓地に送りドロー。そして」
それに応えるように、カードたちのコンボが綺麗に繋がっていく。残った2体のボコイチが生け贄の渦に呑まれゆく。アリスと遊旗は悟った。これから現れるモンスターこそが。
「氷塊より生まれし鋼の牙。老練なる魂によって龍となり、ここに降臨する!」
白銀遊傑の、エースモンスターであると。
「生まれたて、鉄の破壊神!」
満開の桜が、フィールドで咲き誇っていた。風が吹き、花びらが散り、広がる青空へと舞い上がって行く。そんな美しい世界に。
「『インフィニティー・メタルドラゴン・ゼロ』!!」
鈍い輝きを放つ銀色の龍が現れた。
今回語るべきことは、何と言ってもデュエルの途中にも関わらず挟まれたメチャクチャ長い回想のことかと思います。デュエルの途中で長めの回想を入れるのは極力避けたかったのですし当初は入れる予定ではなかったですが、アリスと遊傑がデュエルすることの意味があまりにも無さ過ぎたと書いてる途中で思ったので入れました。前回の、まだデュエルが始まってない段階で入れるべきだったと思います。やっぱり行き当たりばったりは良くない。
この後書きでも語ってきましたが遊傑は本当にブレブレでキャラが全く定まらなかったのですが最近やっと方向性が出てきたかな?と思うので、頑張って良いキャラにしていきたいですね。
前回なぜか触れたので今回も触れますが、今週のビルドも面白かったですね。挿入歌って相当久しぶりな気がします。兵器についての論戦があったわけですが、幻徳さんもけっこう戦兎に突き刺さる言葉や思想を持っていたのが良かったと思います。戦兎のことを頑に葛城と呼び続けてることからもうかがえる通り、彼も彼なりに強い意志があったことが示されたのが良かった。ぶっちゃけもうネタキャラ一直線ではありますが、ネタキャラ化しても失わない理念があるということはキャラ作りとして本当に尊敬できるなと思いました。ライダーはやっぱすげーや。そこに痺れる憧れるぅ!
また、戦兎の主張もかっこよかったです。兵器を作ってしまった、戦争を起こすべくして起こしてしまった。なら、今の自分が戦争を終わらせる、と。まぁこの主張自体はこれまでも何度か言われてたような気はするんですけど、今回はシチュエーションがずば抜けて熱かった! 共に開発をした幻徳を相手に、禁断のアイテムの力を完全に制御し、真の意味で戦争を終わらせるために使い始めることができる、というシーンでの「もう俺は自分を見失ったりしない!この力は、完全に俺のものだ!」は熱い!
今回でローグを倒さずに次回へ続くのもスゴいと思います。次回への引きが強い!
これは次回も楽しみですね!
では、ライダーの話はこの辺にして、いつもの予告に入ります。
みんな「次回の遊戯王リンゴは!」
絶羅「俺たちの出番は!?」
皇「なんか延ばされてる……」
遊旗「まぁそれはさておき。遊星も帰ったことだし、ここはいつもの初期設定紹介ターイム!」
アリス「いつものってほどやってたっけそれ」
斬「はははヤッホー。えー、初期設定の主人公が、名前が金色遊姫。女の子で16歳、ロリ巨乳でメイドで怪盗で、エースはゴールデンジョーカーとゴールデンレジェンドの2枚、切り札の進化体はこの2体の融合体、と」
遊傑「へー。じゃあその子が分裂した結果が遊旗先輩とアリスちゃんってことなんですね」
アリス「言い方! ま、まぁ事実そうみたいだけど……怪盗だけ謎の要素すぎる」
遊旗「ていうかこいつ属性積み込みすぎだろ! あはははは!!」
斬「たしかにね。ちなみに『特別読み切り! 轟速の決闘者AXEL!!』の最後にアクセルと話してた謎の女性はこの子だった。分裂してしまった以上、今となっては意味不明なシーンになってしまったが、こういったことはよくあるものさ。気にしないで前に歩いていくことが重要なんだと僕は思う」
アリス「長い! ていうかあなた本当にどなた?」
遊傑「まぁそれはさておき、そろそろ次回予告に行きましょうか」
アリス「強引すぎ!」
新海「そんなもんやる気しねーよ。だって俺のデュエル無いもん」
遊傑「あ、これが終わったら新海くんのデュエルらしいですよ」
遊旗「なーにー!? 俺の入学試験はいつやねん!」
新海「ははははは! 次回、『アリス大勝利! 必殺のぉ、黄・金・魔・導(ゴールデン・マジック)』! お楽しみに、って、これアリスが書いた台本だろ!」
アリス「てへっ」
新海「ま、まぁ俺としては遊傑が負けても、べ、別にどうも思わないんだからねっ! 勘違いしないでよね!」
遊旗「そうやってラブコメやって目立つ気かー!」
新海「うおぉっ!?」
遊旗「喰らいやがれ、ゴールデン・目立たない主人公の妬み・アターック!」
新海「それのどこがゴールデンだ! うわぁぁぁっ!! トラウマになるーっ!!」
遊傑「ていうかこのコーナーで次回出るって言ったところで、って感じしますけど」
アリス「言った通りになることあんまり無いですからね」
新海「やられ損じゃねーかぁっ! お、おい、やめっ、ほげぇぇぇっ!!」
遊傑「ま、これも成長の糧ということで。まったね〜」