遊戯王 Link AXEL "Gold"   作:ヴァーチャル

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今回の話の内容は本編には全く関係ありません。ただの作者が将来書きたいシーンの詰め合わせです。ネタバレの塊みたいな話です。
読み飛ばしていただいても結構ですが、あなたが読まなかったら誰が読むと思う?万丈だ。


第0話 ビギニングゴールド?

「な、なんだこれは!?」

 

 俺は焦っていた。あ、ちなみに俺は金色遊旗って言います! 16歳男子です!

 

「俺たちがデュエルする理由は3つある。1つ、俺はこの世界を破滅させるわけにはいかない。2つ、だから俺はその原因を排除しなければならない。3つ、それは貴様だ!」

「どゆこと!?」

「行くぞ! デッキ、セット! イントゥーザヴレインズ!!」

「今そこ!?」

 

 そんなわけで、俺とプレイメーカーのデュエルは始まる。マジで意味不明だけど。

 

「……面白いじゃねぇか」

 

 笑った俺の顔を見て、プレイメイカーも微笑んで。

 

「ふ、良い顔で笑う。決闘者の顔だ。ならば、俺も全力で行く!」

「よっしゃ、やっちまおうぜプレイメイカー様ぁ〜」

「黙れ」

「ガビーン!」

 

 スゴい。プレイメイカーの決闘盤からにょきっと出てる紫のがいきなり喋り出してたのだ。あれがこの世界で普及しているという、デュエルをサポートするAIというやつだろう。相手の使ったカードのテキストもデータにあれば教えてくれるというのだから、便利なことこの上ないシロモノだ。他人のカードの効果なんかデュエル中には見れない以上、その存在はプレイングに直結する。

 

「うらやましいぜー。でも、AIが無くたって負けないぜ!」

「面白い。だが、勝つのは俺だ! 行くぞ!!」

「デュエル!!」

 

「出でよ、『ゴールデンレジェンド・ファイナルジョーカー』!!」

 

 黄金の究極龍が、プレイメイカーの全てを破壊していく。

 

「……くっ、ファイアウォールの効果発動! モンスターを手札に戻す!」

「ゴールデンファイナルはカードの効果を受けない」

「なに!?」

「そんなのアリか!?」

「アリだね。喰らえ、アルティメットゴールデンエクストリーム!!」

 

 終局の黄金が、ファイアウォールを破壊し、プレイメイカーのライフを100まで削る。

──勝てないのか……──

 そんな思考が一瞬、彼の頭をよぎる。しかしそんなものは一瞬で消え去った。なぜなら。

 

「ゆ……う……さく……」

「プレイ……メイ……カー……」

 

 自らを呼ぶふたりの声が聞こえたから。最初はあまり聞こえなかったが、やがて。

 

「なんとかしろ遊作!」

「風を掴め! プレイメイカー!!」

 

 たしかに、魂に響き。

──俺の、仲間──

 立ち上がったその少年の手は、荒れ狂う嵐の中を突っ切って。

 

「ストームアクセス!!」

 

 その手が掴んだもの。それは希望。尽きていたプレイメイカーのエクストラデッキへ、新たなカードが補給される。それを見て、遊旗は笑う。新たな敵の出現に心火を燃やしていた。

 

「出でよ、未来を導くサーキット! アローヘッド確認、リンク召喚!!」

 

 その名は。

 

「『リンク・ヴレインズ・ドラゴン』!!」

 

 この世界を守護する、最強の破壊竜が降臨する。データストームが集まり、未曾有の嵐となって、黄金の光を掻き消す。

 

「く、ぐぁぁぁっっ!!」

「よっしゃぁ! さすがプレイメイカー様ぁ!」

「いや、まだだ遊作!」

「あぁ。まだ終わってはいない。そうだろう?」

「……へ!」

 

 相対する少年もまた、危機を心から楽しむことができる心を持っていた。それこそが、決闘者の強さ。その証が。

 

「生まれたて、『ゴールデン・レジェンド・ドラゴン』!!」

 

 新たな伝説の姿となって、データの海より現れる。

 

「……へへ」

「……ふっ」

 

 ふたりは笑う。かたや、憎しみに取り憑かれた復讐鬼でありながら善良な心を持つ者。かたや、正義を志すセキュリティーでありながら魂に悪魔を宿す者。この対照的なふたりの人生は本来ならば交わらなかったはずだ。だが交わった、デュエルによって。

 そしてまた。

 

 

「遊城十代……その首、デュエルでもらうでござる」

「忍びのものか!」

「ええそうよ俺は忍者」

 

 遊城十代は変な忍者と、ていうか僕と対峙していた。世間一般の決闘者社会において強い決闘者との出会いとは華々しい讃歌をもって迎えられるべき瞬間であったはずだ。しかし、我らの守護天使は少しばかり寝過ごしていたのかこのバイオレンスな状況は青信号よーいどんのままなのである。

 

「いずれこの世界に神が蘇る。神といっても、しかるべき場所に申し出れば満場一致で邪神と審決されるようなシロモノだけどね」

「俺がそいつの復活に関係あるのか?」

「大いにあるというものなんだ。なんたって、あのシラミ野郎は君の体を器にして復活するつもりなんだからな」

「……へぇ」

 

 ふっと笑うと、なんてこったホーイ! 彼の目が、それぞれ異なる色の光を放ったではないか。これは紛れも無い忍術といって差し支えないだろう。ゆえに、次の僕の質問は至極正当なものであった。

 

「あれ、君も忍者?奇遇だねぇ、俺もなんだ」

「違うけど」

「またまた。冗談言っちゃけいないよ。どこの龍覇?どこの巻物使ってるの?」

「あぁ! お前をぶっ倒すことに、ワクワクしてきたぜ!」

「話通じないヤッホー」

 

 そんなわけなのであった。コミュニケーションって難しいよネ! なので、そんな不器用な我々に神が与えたもうたとっておきの対話法をとらせてもらうこととしよう。

 

「デュエル!」

 

「この世界を救いし、『ネクサス』四柱がひとつ!」

「!?」

「来るぞ十代!」

「来い、『グランド・エンペラー・ネクサス』!!」

 

 僕の元へ馳せ参じたのは騎士であった。それもとびきりのやつだ。十代くんもおおいに驚いているようだった。

 

「……これは、武藤遊戯さんのオシリスと同じ……!」

「そう。これはモンスターではない、神だ!」

 

 我ながら、圧倒的な攻撃と言わざるをえない。十代くんは吹き飛ばされ倒れ込む、俗に言うフォールダウンである。彼の周りで何かが揺らめき、彼を鼓舞するかのごとく声を上げている、なるほど、あれがユベルか。

 

「その精霊こそが、今回の件の元凶のひとつ。いい機会だ、君ごと始末してくれるでござる」

「てて……はは、今さら忍者感出されてもなぁ……ていうか、ユベルが元凶ってことは」

「ふ。さて、俺のネクサスをどう切り崩す?」

 

 お返しに会話の流れをぶった切ってやったでござる。しかし十代くんはどこか得心したような様子で、そして笑っていた。非常に楽しそうで、見ているこちらも楽しくなってしまうような、純真な笑顔だった。

 そう、彼もまた持っていたのだ、デュエルを楽しむ気持ちを。だから、カードも彼に応えていき、そして

 

「さぁ、来い!『E・HERO ネクスト・ネオス』!!」

 

 白と黒と青の光の先に生まれる、新たなヒーロー。はるか宇宙に彼方に、その光が届いていく。

 

「発動、ビッグバン・コンタクト!!」

「なに?」

「お前の伏せカードと手札のカードを素材に、コンタクト融合する! 現れよ、『E・HERO カオス・ネオス』、『E・HERO ストーム・ネオス』、『E・HERO マグマ・ネオス』!!!」

 

 僕の手札6枚と伏せカード3枚を素材に、トリプルコンタクト融合体が3体そろい踏みである。さっきから伏せカードを発動しようとしているのに無理なことから、こちらのカウンターを抑制する効果まであるようだ。うーん、強いっ! グランドエンペラーネクサスはあらゆる召喚の素材にできないので、そのおかげで無事だったが。

 

「ストームネオスの効果で、吸収されているテンペスターとワイルドジャギーマンを破壊! そして、マグマネオスで攻撃!!」

 

 ヒーローの結束が、我がネクサスを打ち破る。神すらも超える、遊城十代の力。ならば、俺も応えなければというものだろう。

 

「グランドネクサスは場を離れた時に友を呼び相手のターンを終わらせる。来い、『龍皇帝 ウイングド・エンペラー・ドラゴン』、『ドラゴン・オブ・ダークスピリッツ』!!」

 

 これぞ忍者、といった様相の我が友たちがそろい踏みだ。十代くんはなにやらぷるぷる震えている。捻挫でもしたのか。

 

「……へへ、マジでワクワクしてきたぜ! すげー派手なドラゴンだぜっ!」

「うむー、忍者的にはその褒められ方は要審議なんだけどね、うん、ここは素直にありがとう! お礼に、この一撃をくれてやる!」

「さぁ来い!」

「ダークウイング・エクストリーム!!」

 

 魂の一撃を叩き込み、彼のフィールドの全てを破壊してやったホー。だがしかし、まるで全然。

 

「……最高だぜお前。よっしゃあ、今度は俺の番だ!」

 

 彼の心を折るにはほど遠い。そしてそんな彼と闘うのを楽しんでいる自分。ふ、忍者失格だな。実は忍者じゃないけど。え、知ってた?

 

「まだ見ぬヒーロー、まだ見ぬライバル、まだ見ぬ世界を目指し!羽ばたけ、マイフェイバリットカードぉ!!」

「……ククク」

「超進化! 『E・HERO コズミック・フレア・ウィングマン』!!」

 

 世界を、宇宙を、次元を超え進化する、彼の翼が、ここに舞い降りた。それはその名の通りこの宇宙の全てを宿したかのような輝きを放っていて、それが我が友の闘志を呼び覚まし。

 

「行くぞ我が2体の友より、ユニバース召喚っ!」

「なに!」

「このタイミングでかニャ!?」

「再誕、『エターナルネクサス・ヴァルキュリア・ウイング』!!」

 

 あぁ、こんなにもデュエルが楽しいのははじめてだ。

 

「……ふっ」

 

 今だけは、大義を捨て、心のままに。

 

「俺の全てを懸けて……お前を倒す!」

「いーや、勝つのは俺だぜ。行けぇ!」

「迎え撃つ!」

 

 摩天楼、その頂点から駆け出すヒーロー。大地の底から舞い上がる黄金の龍。

 

「スカイスクレイパー・コズミック・シュート!!」

「エターナルウイング・エクストリーム!!」

 

 デュエル。それは魂の交わる場所。デュエルによって織りなされる新たなデュエル伝説が、これより始まるのだ!

 

 

 まぁそれはさておき。

 

「俺の戦いはここから始まる。白き翼に望みを託せ。光の使者、『No.39 希望皇ホープ』!!」

「生まれたて、鉄の破壊神! 『インフィニティー・メタルドラゴン・ゼロ』!!」

 

 鉄の龍が、希望の光を粉砕する。少年は追いつめられる。そんな彼のかたわらに浮かんでいる、霊のようなものが、微笑む。

 

「なかなかやるようだ。ホープを倒すとは」

「あぁ。でも、だからこそ燃える! よし、行くぜアストラル!」

「ふっ」

「ゼアル!!」

 

 熱血漢らしき少年と、冷静な霊体っぽい人。対照的なふたりが、ひとつになり。

 

「最強決闘者のデュエルは常に必然。ドローカードさえも決闘者が創造する! シャイニングドロー!!」

 

 引き当てた必然の切り札によって、墓地のモンスターたちを素材とし。

 

「究極を統べる白き覇王。無限なる希望の光となりて、今ここに蘇れ! エクシーズ召喚!!」

 

 新たな希望が現れる。

 

「『究極希望皇 アルティメットホープ・ザ・ファイナル』!!」

 

 青と白の残光が揺らめく。少女はその力の前に膝をつく。しかし。

 

「負けない……勝つ……オレは勝つ!」

「っ!?」

「行くぞ! インフィニティーメタル3体合体!!」

 

 その言葉の通り、鋼の龍が合体し。

 

「『インフィニティー・ビッグバン・アルティメット・ドラゴン』!!」

 

 3つ首の白銀の龍と希望の皇が、共に砕け散る。

 

「アルティメットホープが場を離れた時!」

「インフィニティービッグバンが場を離れた時!」

「このカードを特殊召喚!!」

 

 その足跡を辿るように。

 

「『新生希望皇 クロス・ホープ』!!」

「『インフィニティー・メタル・1st レジェンド』!!」

 

 

 

 ──同じ頃──

 

「光差す道となれ! 出でよ、『ジャンク・ウォリアー』! そして、攻撃!」

「迎え撃て、『ジェット・ウォリアー』!」

 

 ふたつの拳がぶつかり、ジェット・ウォリアーが砕ける。しかしその姿は誇りに満ち、その想いは、闘うふたりの胸に受け継がれる。

 ジャンク・ウォリアーを駆る、目の下にマーカーをつけている青年。その相手のブレザーの青年。ふたりのD・ホイールがトンネルを通過し、大空の元に躍り出る。静かな、人気のない道路を走る。

 ブレザーの青年は倒された仲間を墓地に置きながら、その目にいっそうの力を込める。

 

「……お前の戦いは無駄にしない。さぁ、行くぞ!」

「……来い」

 

 マーカーの青年は静かに答える。しかしその目に燃える炎は、熱く激しい。そしてその目に、誇り高き王者の龍が映り込む。その拳に燃える炎が、ジャンク・ウォリアーを打ち砕く。

 

「ふっ。どうだ?」

「……効いたぜ。だが、この犠牲は無駄にはしない。飛翔せよ!」

 

 星が、8つの星が、舞い上がり、光差す道となる。

 

「『スターダスト・ドラゴン』!!」

 

 白銀の翼が、星のカケラをこぼしながらはためく。その攻撃力は王者に及ばない。しかし相手のブレザーの男も理解していた。必ず何かあると。

 

「『セカンド・ブースター』の効果発動! 攻撃力を1500上げる」

「……面白れぇ……!」

「バトルだ。行け!」

 

 轟音。しかし、バトルの直後に大地に光が注ぎ、王者は蘇る。

 

「『奇跡の残照』。バトルで倒されたモンスターを特殊召喚する」

「ふっ。やるな」

「それはこっちのセリフだ。伝説は知っていたが、あなたの場合は伝説の方がおとなしめだな」

「……あぁ。このスピード、この高まりは、人から聞いただけでは分かりはしない。実際に感じることで理解できる」

「同感だ。さぁ、続けようぜ。最高のライディング・デュエルを!」

「あぁっ! 俺はカードを伏せ、ターンエンド!」

 

 ブレザーの男の場に、ふたつの光の道が生まれる。明るい絆の道と、孤高の王者の道。異なる道だが、それらは同じフィールド、同じ場所へと繋がる。

 

「来い! ゼロの地平の彼方より、今この瞬間をぶっちぎる! 最速、『ゴッドスピード・アクセル─XZ─』!!」

「集いしカードが、新たな未来を切り開く! 光差す道となれ! 『Stardust D'5』!!」

 

 相打ち、共に消え去るが。

 

「『奇跡の残照』!!」

 

 共に、蘇る。

 

「……やるな」

「お前もな」

 

 同じカード。ブレザーの男は嬉しそうに笑う。

 マーカーの男を絆の光が包み、ブレザーの男を赤い風が包む。信じる仲間のモンスターと共に、全ての力をかけてぶつかり合う。

 ふたりの速度はさらに上がる。道路がデュエル用に変形していく。人々の歓声があがっている方向に向かい、ふたりは疾風になった。

 

 

 

 

「……Ladies and Gentleman!」

 

 これまた別の場所でも、デュエルが繰り広げられていた。欧米のとある国のスタジアムで、日本人である少年が、大半の観客たちには言葉が通じないと理解しながらも声を上げる。観客たちもそれに、声を張り上げて応えていた。

 

「ありがとうございます! では、ご覧いただきましょう! Here We Go! It’s a show time !!」

 

 振り子が揺れ、その狭間より、二色の眼の竜をはじめとした、彼のデュエルを盛り上げる仲間たちが現れる。

 

「……」

 

 対戦相手も日本人だった。鋭い眼光の、裾の長いコートの男。

 

「いかがでしょうか?私のエンタメデュエルを盛り上げてくれる、エンタメイトの仲間たちの勇姿は!」

「……素晴らしい。心が踊るな」

「ありがとうございます!」

「だから、もっと楽しくしてやろう。来いっ!!」

 

 天から生まれる紅き不死鳥。それは竜となり。

 

「『ビッグバン・ペンデュラム・ドラゴンナイト』!!」

 

 荘厳な騎士となる。その剣が。

 

「ビッグバン・キャノンショット!!」

 

 少年のモンスターを打ち倒し、ライフが削られていく。絶体絶命の状況。

 

「……すごい」

「あん?」

「あなたの腕前です。鮮やかなカードさばきだ」

「光栄だな。この状況でそんなことが言える貴様もたいしたタマですが」

 

 少年は笑っていた。倒された仲間も、どこか嬉しげである。そして、攻撃が止むと同時に、観客は息を呑む。これから起こるなにかへの期待が、広がっていく。注目を受け、少年は勢いよくカードを引く。

 

「ドロー! では、参りま!!」

「おい遊矢! ここは俺にやらせろよ!」

「ゆ、ユーゴ!?」

「なっ、なら俺にやらせろ! 俺のダークリベリオンでワンキルしてやる!」

「ユートまで!?」

「ふふ、困ったねぇ。どうする遊矢?」

「……分かった分かった」

 

 少年は瞳を閉じ。

 

「なら、全員で行くぞ」

 

 4つの魂がひとつになり、そして。

 

「顕現せよ、『覇王守護龍 アルティメットズァーク・スマイル・エクストリーム』!!」

 

 新たな覇王龍が顕現する。それは一見邪悪だったが、あたたかなものも宿していた。その本質を、それと相対する青年は理解した。

 

「……ふん、データと随分違うじゃないか。これが覇王龍の末路か」

「我を無様と笑うか?」

「そうだな。野望がくじけた後の悪役ほど無様なものはない。だが」

 

 観客が、熱狂し、そして、この会場の全てが、このデュエルによってひとつになる。

──あぁ──

 ズァークは目を閉じる。それは何でも無い、ただの少年の。

 

「俺は嫌いじゃない。だって、その先はどこまでも自由なんだから」

「自由、か。ならば、我もやりたいようにやろう」

 

 純真な笑顔で。

 

「スマイル・イマジネーション!!」

「ビッグバン・ソードブレイカー!!」

 

 爆発の果て、少年は最初の姿に戻り、青年はカードをふりかざし。

 

「『オッドアイズ・シャイニー・スマイル・ドラゴン』!!」

「『ビッグバンネクサス・クローズナイト』!!」

 

 ぶつかり合う、勝利の魂。楽しげに笑うふたりに呼応され、観客も盛り上がる。ショーは、まだ終わらない。その場にいた誰もが叫ぶ。

 

「お楽しみは、これからだ!!」

 

 

 

 

「……」

 

 男は、たたずむ。見上げると、天に昇っていく、青き眼の龍が見える。

 龍はどこか悲しげだった。男は胸に手を当て、何かを掴むような動作をする。そして、ふっと笑った。感じていた。何かが、また始まるのだと。

 目一杯太陽の光を浴びて、伸びをする。男は、次の場所へ歩き始めた。

 

 




こちらは2018年4月1日の投稿、つまりエイプリルフールということで、嘘の作品予告として投稿した次第です。Twitterやテレビや新聞で面白いネタをたくさん見て感激し、自分もこういうのやりたい!と思い、過去にボツにした話をいじって投稿しました。当初はこれを第1話にする予定だったのですが、歴代主人公たちと闘うシーンに行く前にこの小説が終わる可能性が高いと判断し、変えました。あと単純に意味不明なのもアカンと思いました。まぁそれを改めて投稿してんだから進歩ねぇじゃねえかっていう話ですが。

今回感じたのは正直あれですね、面白いことするってスゴい難しいなってことですね。こう見えて必死に頭ひねって小説書いてますが、自分が面白いもの書いてるって思えたことはいまだ一度も無いです。

今回の失敗も素直に受け止め、皆様に少しでも面白いと思ってもらえるよう努力します。現在仮面ライダーWを見直しながら勉強中です。W面白いですよマジで。

本編の更新も頑張りますので、よろしくお願いいたします。
長々と付き合っていただき、ありがとうございました!
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