あの模擬戦以降俺には多重リミッターが施される予定になった。当初はデバイスの無期限使用禁止や管理局での無期限永住などのある意味幽閉処置が施される予定だったが、レジアス少将が何とかリミッターを施す程度まで引き下げた。そのことを聞いた時、私がレジアスに掛けた言葉は
「おつかれさま」
「貴様は気にすることはない」
「きにしてない。けいやくでわたしはしょばつされない」
「そうだったな」
「でもすこしやりすぎた」
「ああ」
「で、いつからりみったーを?」
「今日からだ」
「わかった。ところで」
「なんだ?」
「しさくのBJをしけんしたい」
「・・・」
「だめ?」
「今管理局のシステムが不具合を起こしている。それが直らない限り試験は無理だ」
「わかった。ならなおす」
「なっ!!技術班総出でまだシステムは復旧していない!それを「できる」なっ!!」
「あんないして」
「オーリス、頼む」
「了解しました」
システム管理室
そこでは管理局員がせわしなく動いていた。そして俺は
「こんかい、しすてむふぐあいをおこしてしまい、もうしわけありませんでした!!」
精一杯の声を出して謝罪した。しかしそれに対する言葉は管理局員からはなかった。分かる。よ~く分かる。他人の不始末を関係ない自分達が解決しなければならない。それも現在2徹。ふざけんな!って思うだろう。でも謝罪しとかないと後々俺の立場が悪くなる。
「あんない」
「こっちよ」
案内された端末におれはオモイカネを接続した。
「おもいかねきどう。しすてむふっきゅうぷろぐらむきどう」
「システムプログラム起動開始。システム不具合検出中・・・・・・検出完了。マスターアウイン。システム復旧のため魔力供給をお願いします」
「おもいかねへまりょくきょうきゅうかいし。おもいかね、わたしのばっくあっぷおねがい。おーりす?」
「何?」
「いまからこえかけないで」
「わかったわ」
ふっ~終わった。流石に疲れたわ。
「おーりすおわった」
「・・・」
「おーりす?」
「ええ」
「れじあすへのほうこくおねがい。かえる」
「ええ。お疲れ様」
あ~疲れた。明日は休んで、明後日から本気出す。
2日後
俺は今開発メンバーに対し試作BJの新機能を説明している。
「うみとのもぎせんじにしようしたしさくBJにとうさいしていたきのうをすこしさいてきかしました」
「ようは簡易魔力観測機による攻撃回避機能?ということでしょうか?」
「そう。360どかんそくかのう。ただしげんじてんでは「こうげき」が「どこからくる」かどうかしかわからない。たにんずうによるたほうこう、どうじこうげきにはたいおうふか。あくまでこうげきかいひそうち?みたいなもの」
「いえ!これは画期的かと!」
「確かに!魔力攻撃がどの方向からくるかを予測できれば、現場の生存率が上がります」
「ありがとう。ではしばらくこのきのうのさいてきかおよびじっせんへのとうにゅうじゅんびおねがいします」
「「「了解しました」」」
まったくこの世界は・・・魔力未保持者への配慮がまったくない!!
あ、そうか。目に見える結果を出せばいい。俺が結果を出しても意味がない。正真正銘未保持者がこのBJを使用してAランクを倒せばいい・・・なんだ簡単じゃんか。
いいこと思いついた。
少し短いです。
今後ともよろしくお願いします。