物語は終盤
夢はいつか覚める
希望はいつか絶望にかわる
彼方の夢や希望は
私によって
壊される
さぁ
ぶっ壊そう
「おもいかね」
【何でしょうか?】
「みっどちるだぜんいきにつうしん。これよりゆりかごのはかいをおこなう。はかいにともなう、つうしんしょうがいのはっせい、それによるはんざいのはっせいがよそくされる」
【注意喚起でしょうか?】
「そのとおり。かんきはわたしがする。60びょうごにつうしんを」
【了解しました】
オモイカネとのやりとりを追え、皆にこれからのことを伝える。
「きいてのとおり、ゆりかごをはかいします。そのためいまからわたしは、このふねのそとにでます」
「危険では!?」
「やがみさんとうりくさ?」
「は・はい!」
「わたしひとりのきけんと、みっどちるだのぜんじんこうのきけん・・・あなたはどっちをゆうせんする?」
「そ・それは・・・ミッドチルダです」
「あたりまえ。わたしはそのあたりまえのことをする」
「わかりました」
オモイカネを使用するのは本当に久しぶりだ。それもリミッターが解除されている状態なら尚更だ。恐らく昔高町と模擬戦を行った時以来だ。
『みなさん、こんにちは。だい6はんざいぼうしか、アウイン・アルパイン1とうりくさです。このすがたでみなさんのまえにでるのははじめてであり、みなさんにこんらんというふあんようそをあたえるかもしれませんが、いまはそのきもちをぐっとおさえてください。
げんざいみなさんもごぞんちとおもいますが、ゆりかごというこだいのへいきがじょうくうにふゆうしています。あとすうじゅっぷんもしないうちに、むさべつにこうげきがおこなわれます。そのばあい、みっどちるだはかいめつじょうたいとなります。そのため、これよりゆりかごのはかいをおこないます。はかいはぶつりてきにおこなうため、みなさんにただいなめいわくをおかけすることを、さきにしゃざいします。
つうしんしょうがい、そのたぱにっくにじょうじ、はんざいがしょうじるかのうせいがあります。そのさいはかんりきょくにごれんらくください。そうりょくをあげてたいおういたします』
俺は艦内でセットアップを行い、そのまま艦外へ出た。宇宙では人は宇宙服がなければ直ぐに息絶える。しかしこのBJは酸素供給、重力制御等のプログラムを追加している。このプログラムは今後艦外での作業の効率化を重視したものだ。まさかこんな所で役に立つとは思ってもいなかった。
「いくよ。おもいかね」
【了解です。マスターアウイン】
これで長い長い物語は終劇だ。
「やみよりもなおくらきもの
よるよりもなおふかきもの
こんとんのうみよ たゆいしそんざい こんじきなりしやみのおう
われここに なんじにねがう
われここに なんじにちかう
われがまえにたちふさがりし
すべてのおろかなるものに
われとなんじのちからもて
ひとしくほろびをあたえんことを」
吹き飛べ、古の骨董品風情が
「ぎが・すれいぶ」