fate/exzero   作:新参者基本読み専

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水着イベントでは槍清姫以外ゲットできました。マルタが欲しかったけどマリーが宝具レベル5まで上がりました。(まぁ、嬉しいですけど)

水着イベントの次はイリヤのイベント・・・・もう少し期間を開けてほしかったのが切実です。


乱入

 ≪マスター、何か新しい情報手に入った?≫

 

 《ああ、子供が誘拐されるっていうのがニュースでやっていたよ》

 

 ≪誘拐?また物騒だな。何か特徴とかある?≫

 

 正直子供が誘拐って時点でもしやと思っていたけど、

 

 《そうだな、不思議な事に男の子の方が誘拐されている人数が多いんだ。普通の誘拐なら女の子を狙うのに・・・・・・そして、誘拐の瞬間を誰も見ていないってのも引っかかるな》

 

 ・・・・・・これってもしかしてあの人だよね?もうほぼ確定してしまったんだけど

 

 ≪マスター、それはもしかするとサーヴァントが関与してるかもしれない、キャスターやアサシンなら誘拐なんて簡単だしね≫

 

 《そうなのか・・・・ってまずい!!》

 

 ≪何が拙いんだ?≫

 

 《子供が狙われてるのなら、もしかしたらあの子も巻き込まれるかもしれない!!セイヴァー、どうにか出来ないか!?》

 

 ≪嫌、あの子と言われても俺は分からないんだけど・・・・マスターの知り合い?≫

 

 《ああ、俺の大切な人の子供なんだ。その子は桜ちゃんのお姉ちゃんでね》

 

 ≪その子の名前は?≫

 

 その子の名前を聞いたとき、衝撃が走った様な気がした。

 

 《凛、遠坂 凛ちゃんだ》

 

 

 

 いやはや、まさか異世界でこの名を聞くとは思わなかった。正直桜だけでも驚いたのに、まさか凛までいるとは。ここまで縁があるとは思っても見なかった。

 

 ≪その子の特徴とか教えてもらっても良い?分かれば助けられるからね≫

 

 《分かった。少し前に会った時に一緒に写真を撮ったからその写真を後で渡すよ。しかし・・・・》

 

 そう念話で話していると、途中からマスターが驚いたような感じで

 

 《お前、バイクとか持っててしかも乗りこなすんだな。そんなスキル有ったか?》

 

 ≪ああ、このバイクはある人から貰ったんだ。ちなみにバイクはもう一台持ってるけど、あれは使い道が別だから今は使えないんだ、その内見せるよ。乗りこなせるのは鍛えてもらったからね。一応スキルには無いが大体の乗り物は乗れるよ≫

 

 ちなみにこれは本当だ。ギルガメッシュ(こっちの世界の)からバイクを急にプレゼントされ、それを乗りこなせるように特訓をさせられたからなぁ。まぁ、今まで受けた特訓や鍛錬よりかは簡単だったから良かったけど。そして色は最初は金色だったけど、もう一台がそんな感じの色だったので自分が着ている外套の赤に変えてもらった。結構気に入っている。

 

 ≪もう少ししたらそっちに着くよ~。ってあれ?≫

 

 何か魔力の衝突を感じたのでバイクを止め、その方向を見てみた。しかしここからじゃ分からないので、あるサーヴァントを再現した。すると、

 

 「あれってセイバーとランサーだよな?そしてもう一人は・・・・・」

 

 そこで見えたのはさっき会ったセイバーとランサーが協力してヒトデの怪物を倒していた。そしてそこにもう一人男がいたので確認すると、

 

 (あ~やっぱりあなたでしたか)

 

 そこに居たのはギョロメが特徴的でローブを着ていて、片手に魔導書を持っている男性だった。それを見て真名が分かってしまった。

 

 ジル・ド・レェ。聖女ジャンヌ・ダルクと共に長きに渡った英仏百年戦争を終結させたフランスでは”救国の英雄”として知られている。だが、こちらよりもジャンヌの死後、精神が病んでしまい自分の領地の子供を犯し殺し続けた。そしてその結果付いた名が”青髭”、”聖なる怪物”の方が有名な為、あれで呼ばれたのだろうと推測する。

 

 (まぁどっちだろうと敵ならば倒すけどね)

 

 さて、とにかくあの二人の手助けでもしますか。そう思い先程再現した英雄の武器、赤い弓を片手に出して彼らの所へ放てるよう弓を弾くと、

 

 《お、おい!何しようとしてるんだ!?》

 

 そう念話で話しかけられたので

 

 ≪何ってあの二人を助けるんだけど?≫

 

 何を言ってるんだと言わんばかりに反論した。

 

 《あいつらは敵なんだぞ!わざわざ助ける必要ないだろ!!》

 

 ≪普通ならそうだろうね。でもなマスター・・・・≫

 

 少し間をあけて

 

 ≪俺は我慢が聞かないんだ。助けたいと思ったら損得関係なく助ける。救世者なんてクラスに入れられてるけど、俺はそんな大層な者じゃない。そうしたいって思ったからそうするっていう我儘な奴なんだ。そういった自己満足の結果、セイヴァーなんていう御大層なクラスの英雄になったのさ≫

 

 まぁ、ほぼ無理やりみたいなもんだけどねと付け足した。でも実際そうなのだ。誰が何と言おうとこればかりは譲れない。俺はそういうもんなのさ。

 

 《・・・分かった。俺も聖杯戦争についてはあまり詳しく知らないから、その辺は任せるよ》

 

 ≪ありがとう、マスター。そう言ってくれてうれしいよ≫

 

 さて、これで心置きなく行動できるってもんだ。さて、弓を弾き攻撃準備を始めてると、

 

 (あ、あの二人にも言っておいた方が良いよな)

 

 攻撃のチャージ時間を活用し、あることをして、それから矢を放った。

 

 「さて、じゃあ行くとしますか」

 

 矢が狙った場所に着弾したのを確認すると、森の中へ走って行った。

 

 

 

 

 

 

 「はぁ!!」

 

 「せい!」

 

 今、私たちは窮地に追いやられている。初めはあのキャスターが私をジャンヌと呼び、少し話をしたがまるでこちらの話を聞かず、指を鳴らした瞬間傍にいた子供たちが醜い化け物へと変貌した。その化け物たちが一斉に私に襲い掛かってきたとき、ランサーが手助けしてくれたのだが、状況はまるで変わらない。こっちが不利になっていく一方だ。

 

 「・・・・・・ここまで埒があかんとなると、あきれるのを通り越して驚きだな」

 

 「・・・・ランサー、あの魔導書だ。あの魔導書・・・・・・奴の宝具がある限り、この戦況を覆すことは出来ない」

 

 「成程、そういうことか」

 

 そう、あれをどうにかしないとどうしようもない。この化け物たちはキャスターが召喚した使い魔の類。しかしキャスター自身が召喚したのではなくあの魔導書がこの召喚を代行しているのだ。

 この戦闘でセイバーはキャスターが持つ魔導書がこの召喚の要だということに気づいている。だが、いくら気づいたと言え、それを何とかしようにもこの無数の化け物たちが行く手を阻む。いくら倒してもまた召喚され、数でこちらを圧倒し始めたのだ。いくら三騎士の内の二人が揃っていてもどうしようもない程のものとなったのだ。

 

 「ここはイチかバチか賭けに出る気はないか、ランサー?」

 

 「根負けするようで癪なのだが、このまま雑魚共と遊んでいるのも芸がない。・・・・・・良いだろう。その賭け、乗ったぞセイバー」

 

 不敵な笑みをしていながらその目はセイバーを信頼していた。それにセイバーも頷き、行動を始めた。己が手に持つ聖剣を少し引き、槍を持つような構えで聖剣の切っ先を化け物越しのキャスターに向け、

 

 「風王(ストライク)----」

 

 刀身に自分の魔力で作った風を渦巻かし、限界まで圧縮した風の砲弾を放とうとした次の瞬間、

 

 

 (あ~テステス。そこのお二方聞こえる?)

 

 「「!!?」」

 

 急に頭に声が聞こえた。しかもその声はついさっき会ったあの赤い外套を纏ったサーヴァントの声だった。

 

 (時間もないから手短に話すよ。・・・手助けするからその場から下がってほしい。もしそっちに被害が出てもこっちは一切責任を負わないからそこの所よろしく。信じるかどうかはそっちに任せるよ。じゃ、そういうことで)

 

 そう一方的に言われ、声が聞こえなくなった。

 

 「どう思うセイバー?」

 

 「分かりません。ですが、少なくとも私たちを攻撃する意思はなさそうですね。・・・・賭けてみますか」

 

 「お前がそう言うなら俺もそうしよう。確かに俺たちを攻撃するならあんなことはしないだろうしな」

 

 短く話すと、空いていた後ろの方へセイバーとランサーは走り出した。

 

 「どこへ行こうというんですジャンヌ?どこへ逃げても逃げ場などありませ・・・・?」

 

 セイバー達を自分が召喚した海魔で追い詰めようとしたが、急に暗くなったので上を見た。そしてその場にいる三人のサーヴァントは驚愕した。

 その光景を見れば誰であろうと驚くだろう。何せ空を覆う程の数の矢(・・・・・・・・・)がキャスターは自分に、セイバー達はさっきまで自分たちがいた場所に矢が降ってきたのだから。

 

 「な!!」

 

 「これは!?」

 

 驚いたが、キャスターは海魔を使って自身の身を守ろうとした。その少し遅れて、矢の雨が一斉に襲い掛かってきた。

 

 

 

 

 「これは一体?」

 

 「お、どうやら二人とも無事だったみたいだね」

 

 「「!!」」

 

 声が聞こえたので振り返ると、こっちへ歩いてきている赤いサーヴァントがいた。

 

 「俺の言葉を信じてくれて嬉しいよ。少しひやひやしたけどね」

 

 「この矢は貴方が?」

 

 「その通りだよ。でもどうやったかは秘密だけどね」

 

 そう言って近くまで歩いて来た。

 

 「いえ、その事は今は問いません。ともかく助けてくれてありがとうございます」

 

 「気にしなくてもいいよ。俺がそうしたいからそうしただけ。礼を言われる筋合いはないしね」

 

 「そうだとしてもあなたの手助けがなければこちらも大変だった。この礼は必ず返しますので」

 

 「・・・・まぁ、そういうことにしておくよ。さてと・・・・」

 

 そう言って赤いサーヴァントは少し進んで、

 

 「出てきたらどうだキャスター。まだ死んだ訳じゃないんだろう?」

 

 そう言うと奥からキャスターが出てきた。だが無傷ではなく、所々に矢で切られて傷があった。

 

 「おのれぇ・・・・またしても私の邪魔をする輩が・・・!貴様は一体何者だ!」

 

 「通りすがりの者としか答える気はないね。俺が何をしようと俺の勝手だし」

 

 そう言いながら彼は素手で構え始めた。その構えを見た瞬間、

 

 ザリッ

 

 自分の片足が無意識に後ろに下がったのだ。ただ構えただけなのに、直感が危険だと反応している。

 

 「これ以上暴れるつもりなら俺も相手をしよう。・・・どうだ?」

 

 これで三対一。例え海魔を出したとしても誰かがキャスターの宝具を攻撃すれば形勢は一気に逆転する。

 

 「……致し方ありますまい。今回はこれで引きましょう。ですが、ジャンヌ。必ずあなたを神の呪いから解放して差し上げますので」

 

 そう言ってキャスターは霊体化してその場から消えた。構える必要がなくなったのだろう、構えを解くと

 

 「さて、俺も帰るよ。次会うときは敵か味方か。出来れば後者であれば嬉しいな。それじゃあね」

 

 そう言って来た道を戻って行った。




ちなみに最初に考えてた話ではここでセイバー陣営と同盟を結ぶつもりでしたが、切嗣とセイバーの考えに対して白野の考えが合わないので変えました。

そして自分の作品の白野の宝具は四つあります。この作品かIFの方で明かしていくつもりなのでよろしくお願いします。連載の方は少し筆が止まってますが、少しずつ書いていきますので。
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