強化合宿一日目の日誌を書きなさい。
姫路瑞希の日誌
『電車が停まり駅に降り立つと、不意に眩暈のような感覚が訪れました。風景、香り、空気が自分の暮らしている街とは違う場所で、何か素敵なことが起きるような、そんな予感がしました』
教師のコメント
環境が変わることで良い刺激が得られたようですね。姫路さんに高校二年生という今この時にしか作ることのできない思い出が沢山できることを願っています。
土屋康太の日誌
『電車が停まり駅に降り立つと、不意に眩暈のような感覚が訪れた。あの感覚はなんだったのだろうか』
教師のコメント
乗り物酔いです。
坂本雄二の日誌
『駅のホームで大きく息を吸い込むと、少し甘いような、仄かに酸っぱいような、不思議な何かの香りがした。これがこの街の持つ匂いなんだな、と感慨深く思った』
教師のコメント
隣で土屋君が吐いていなければもっと違った香りがしたかもしれませんね。
水瀬楓の日誌
『電車が停まり駅に降り立つと、まず不意に眩暈と吐き気のような感覚に襲われた。次に腹の底から何かが込み上げ、最後にそれが口内に溜まっていくのを嫌でも感じざるを得なかった』
教師のコメント
きちんと後処理をしたのか気になるところです。
「あと二時間はこのままですね」
後ろの席に座っている瑞希がそう言っているのが聞こえ、腕時計で時間を確認してから携帯ゲーム機を取り出す。さすがに暇すぎる。
「持ってきて正解だったわ」
「向こうに着けば没収されるがのう」
翌日。寝坊寸前だったアキ君を最大音量のアラームで強引に起こし、ボロ雑巾のように連行してきた私は、合宿先である卯月高原へ向かうべく、いつものメンバーと共に電車に乗っていた。
隣には秀吉、前には疲れて眠っているムッツリーニ。ここが車内でなければ秀吉にベタベタしていたかもしれない。ていうかしたい。
「大丈夫よ。その辺も考えてあるから」
今、私が暇潰しにやっている携帯ゲーム機は合宿先の近く――最寄り駅にあるコインロッカーにでも預けるつもりだ。先生に没収されたら本当に戻ってこない可能性もあるからね。
後ろではアキ君の顔が笑えないレベルやら、彼の守護霊は背後霊のように血みどろで狂喜乱舞しているやら、その守護霊は茶髪やらと、多分全部冗談であろう雑談が繰り広げられている。
「ところで美波、何を読んでいるの?」
「これ? 心理テストの本よ。意外と面白いの」
心理テストか。暇潰しにでもなると思ったのか、アキ君は島田さんにそのテストを出してもらうことにした。私もちょっと興味があるな。
最初の問題は『次の色でイメージする異性を挙げて下さい』で、色は『①緑 ②オレンジ ③青』だったが、アキ君は迷うことなく告げる。
「えーっと、順番に『緑→美波 オレンジ→楓と秀吉 青→姫路さん』ってところかな」
ビリィッ!
手元にある本を真ん中から引き裂いたかのような、普通じゃ聞けない凄い音が聞こえてきた。ゲームしてなければ見れるんだけど、あいにく今は良いところだから見るのは諦めよう。
「どうして……ウチが緑で、瑞希が青なのか、説明してもらえる?」
「ど、どうしてと仰られましても……」
怒気を含んだ声で、アキ君にそう問いかける島田さん。問題の答えがまだ出ていないので何とも言えないが、どうも青が重要な色らしい。
アキ君は島田さんの『怒らないから正直に言って』という発言に従い、『前に見た下着がライトグリーンだったから』と答えたのだが、
「坂本、窓開けて」
「あいよ~(ガラガラ)」
島田さんはその返答がお気に召さなかったようで、アキ君をゴミのように窓から捨てるつもりでいるのか、雄二に窓を開けさせた。
「やめなよ二人とも。ゴミはちゃんとゴミ箱へ捨てなきゃ」
さすがにマズイと思った私はゲームを一旦中断し、上から隣の席を覗き込む形で割り込む。
「あ、ありがとう楓。二人を止めてくれて――じゃないよ! さらっと僕をゴミ扱いしないで!」
「そうだぞ水瀬。クズはきちんとクズカゴに入れるべきだ」
「誰がクズだバカ雄二!」
どうしよう。バカが取り柄のアキ君がゴミからクズになっちゃった。この車内にクズカゴなんてなかったと思うんだけど……。
私がわりと真剣に考え込んでいると、雄二が島田さんの手元から本(だったもの)をヒョイと取り上げた。本って腕力だけで真っ二つに引き裂けるものなんだね。私知らなかったよ。
「緑は『友達』、オレンジは『元気の源』、青は――なるほどなぁ」
アキ君と島田さんを交互に見て嫌な笑みを浮かべ、島田さんに本(だったもの)を返す雄二。私も、何となくだけど今ので青の意味がわかったよ。そりゃ島田さんもお怒りになるわけだ。
「私も参加していい?」
「ワシもいいかの?」
せっかくなので私と秀吉、そして雄二と瑞希も心理テストに参加することにした。ムッツリーニはさっきから相当お疲れのようで眠っているため、参加しようにもできない状態にある。
「……ところで明久」
「ん?」
「さっきの答えに『次の色でイメージする
「楓と秀吉」
「……少し、嬉しいから困る……」
えっ? 嬉しいの?
「秀吉。君は男だよね?」
「? そうじゃが?」
お願い秀吉。そんな至近距離できょとんとした顔をしないで。返答に困るし、とても可愛いからリアクションにも困るし。
そんな私の心情をよそに、瑞希の質問をはぐらかした島田さんは読み辛くなった本を開く。いやもう本じゃないけどね。原型的な意味で。
「それじゃ、第二問は――『1から10の数字で、今あなたが思い浮かべた数字を順番に2つ挙げて下さい』だってさ。どう?」
「俺は5・6だな」
「ワシは2・7じゃな」
「僕は1・4かな」
「私は3・9です」
「私は8・10だね」
雄二、秀吉、アキ君、瑞希、私の順に答えていく。それを聞いた島田さんはゆっくりとページを捲った。それにしても、真っ二つになった本のページをよく読んだり捲ったりできるわね。
ちなみに今の問題、島田さんが言うには『最初に思い浮かべた数字はいつも周りに見せているあなたの顔を表します』とのこと。
「クールでシニカル」→雄二
「落ち着いた常識人」→秀吉
「死になさい」→アキ君
「温厚で慎重」→瑞希
「常にマイペース」→私
と、順番に指を差しながら告げる島田さん。
「なるほどな」
「常識人とは嬉しいのう」
「ねぇ、僕だけ罵倒されてなかった?」
「温厚で慎重ですか~」
「マイペースねぇ……」
口々に感想を述べている私達。悔しいことに、私がマイペースなのは否定できない。
続いて島田さんは『次に思い浮かべた数字はあなたがあまり見せない本当の顔』と言い、さっきと同じように順番に指を差し、
「公平で優しい人」→雄二
「色香の強い人」→秀吉
「惨たらしく死になさい」→アキ君
「意志の強い人」→瑞希
「探求心の強い人」→私
と、告げた。
「秀吉は色っぽいのか」
「瑞希は意志が強いってさ」
「雄二は優しいそうじゃな」
「ねぇ、僕の罵倒エスカレートしてなかった?」
「楓ちゃんは探求心が強いんですね」
心理テストをネタにわいわいと盛り上がり、その調子で他の心理テストを何問かやっていく。少し特殊だけど、これも旅の醍醐味か。
そうこうしているうちに私が腕時計を見て現在時刻を確認すると、時計の針がすでに午後の1時を回っていた。もう昼ご飯の時間じゃない。
ちょうど眠っていたムッツリーニも目を覚ましたところで、私達は――
「実は今日、お弁当を作ってきたんです。良かったら……」
「悪いな姫路。俺も自分で作ってきたんだ」
「すまぬ。ワシも自分で用意してしまっての」
「…………調達済み」
即座に息の合った連携を繰り出し、自分の昼飯を見せる雄二・秀吉・ムッツリーニの三人。お願い、私を置いていかないで。
幸いにも、雄二はアキ君に矛先を向けたので私は死を免れたが、万が一に備えてキャラ弁(黒猫)を取り出す。もちろん手作りだ。
「ごめん。実は僕も楓に作ってもらった惣菜パンが」
「おっと、手が滑った(パシッ)」
マジかコイツ。作った本人がすぐ後ろにいるというのにも関わらず、堂々と手を滑らせたんだけど。躊躇いがないのも少し怖い。
すぐさま宙を舞った惣菜パンをキャッチし、流れるような動きで隣にいた秀吉にそれを渡す。さっきから島田さんが膝の上に置いた弁当箱をチラつかせているし、アキ君の分は大丈夫だろう。
「あげるわ」
「良いのか? これは明久に作ったものじゃろう?」
「権限が私にあるから何の問題もないよ」
「大アリだよバカエデ! 僕の分がなくなるじゃないか!」
「あ、アキ。良かったらウチの弁当も食べてみる?」
ありがとう島田さん。良いタイミングで切り出してくれて。これで私は非難されなくなる。そもそもされる筋合いもないが。
最初はアキ君のものだった惣菜パンはそのまま秀吉が食べることになり、私が予定通り自分の弁当を食べようとしたところで、アキ君が島田さんにお礼を言いつつとんでもない提案をしてきた。
「それならいっそのこと、皆でお弁当を広げて少しずつ摘まもうよ!」
「一人で摘まんでなさい」
私と秀吉、それからムッツリーニは席が反対側だったこともあり即行で逃げた。まだ合宿先にも着いていないのに、こんなロシアンルーレットで死の恐怖を味わうなんて冗談じゃない。
「それはそうと雄二。そのサンドイッチを一つ頂戴。さっき人の手作りパンを粗末に扱った罰よ」
「ほらよ」
さすがに罪悪感があったのか、雄二はやけにあっさりと手作りであろうサンドイッチをくれた。見た目は凄く美味しそうだが、味はどうか。
「はむっ――あれっ?」
なんだこれ。今まで食ってきたサンドイッチの中でも一番美味しいぞ。
鳥の照り焼きの味付け、水気を防ぐバター、レタスに上手く包んだトマトとチキン、マスタードとマヨネーズがうっすらと塗られていた厚切りベーコン。全てにおいて最高の一品だ。
「それじゃ、ウチのもどうぞ」
私がサンドイッチの味と雄二の料理の腕前に素直に感心していると、島田さんがオーソドックスな弁当をアキ君に用意していた。
とても嬉しそうな表情を浮かべ、どれから食べようか迷っているアキ君。まぁ、普段の食生活が食生活だしね。仕方ないね。
「あのね、アキ……。勇気を出して言うけど……そのシューマイ、実は、アキに食べてもらおうと思ってね――」
「ん?(もぐもぐ)」
「――辛子を入れてみたの」
「君はバカなのっ!?」
悩みに悩んだ結果、手始めと言わんばかりにシューマイを食べたアキ君だったが、島田さんの衝撃の告白と共にのたうち回り始めた。
うわぁ……酷い光景だ。あのアキ君が魚のように悶えてるよ。アキ君でああなら、私が食べたらどんな状態になるのやら。
それを見た雄二は何を思ったのか、これはある意味チャンスだと言い出した。しかも彼の意図に気づいたのか、それとも単なるバカなのか、アキ君は赤い唇のまま瑞希の料理に手を伸ばす。
「まさか……」
こ、コイツ、味覚が破壊されたから瑞希の料理を食えると本気で思っているのか!?
「いっただっきまーす!」
「待つんだアキ君! まだ唇が腫れて――」
「明久、無事じゃったか!」
「う、うん」
「本当に良かったわ……君が浄玻璃鏡の前に立ったと知ったときには、十割中九割ほど絶望したんだよ?」
「じょう……えっ、鏡?」
目的地の合宿所にて、心肺停止状態に陥っていたアキ君が奇跡の復活を遂げた。これも雄二が必死に蘇生を行ったおかげだ。
そして私達が利用しているこの旅館、文月学園が買い取って合宿所へと作り変えたらしい。つまりここでも召喚システムが使えるのだ。
「君にわかりやすく言うと、閻魔大王が亡者――死人を裁くときに使う鏡よ」
「それが本当なら、僕は天国行きが決まったところで目を覚ましたことになるんだね?」
「違うぞ明久。――お前は地獄に行く寸前だったんだ」
「どうして!? 向こうの判定おかしくない!?」
一体何がどうおかしいのか、現世に留まっていた私には全くわからない。
「ところで……」
「ん?」
「どうして楓がここにいるのかな? 確か男子と女子は別々の部屋だよね?」
アキ君の言う通り、部屋割りは性別で決められているため、私は同じ女子である瑞希と島田さんと一緒の部屋になっている。
じゃあ何故女子の私が男子部屋にいるのかと言うと――
「――昨日の依頼に関する情報。それを報告しに来たのよ」
「ああ、俺と明久が頼んだやつか」
アキ君の盗撮(女装姿激写)と雄二の盗聴(捏造プロポーズ録音)の犯人を突き止める件。アキ君の方はお手上げだったが、雄二の件は情報を入手したからね。報告するに越したことはない。
「…………ただいま」
ちょうどムッツリーニも戻ってきたので、昨日の件について話し合うことにした。
昨日、私と同じく調査をしていたムッツリーニからの報告によると、犯人が使ったと思われる道具の痕跡を見つけたらしく、手口や使用機器からアキ君と雄二の件は同じ犯人の仕業とのこと。
どうやらさすがのムッツリーニも犯人が誰かまでは一晩じゃわからなかったようで、犯人の特徴が『女子生徒でお尻に火傷の痕がある』ということしかわからなかったとのこと。
しかも残酷なことに、しおりの3ページに書いてある『~合宿所での入浴について~』を確認したところ、秀吉だけ個室風呂に分けられていた。まぁ、秀吉を女子風呂へ行かせることはできないね。
「「「…………」」」
何故私を見るんだお前達。
「……楓」
「な、何?」
「今すぐお尻を見せるんだ」
コイツ変態だ。
「いやいや、秀吉ならまだしも、異性に見せるわけにはいかないわ。私はアキ君と違って変態じゃないんだよ?」
「失敬な! 僕のどこが変態に見えるんだよ!」
「中身が変態でしょうが! しかも女装趣味の次は尻フェチと来た! どれだけ性癖を増やせば気が済むの!?」
「ワシなら見ても良いのか!?」
「二人っきりの時なら問題ないわ! ていうか、なんで真っ先に私を疑うのさ!?」
君ならむしろウェルカムである。何ならこの機会に夜這いでもしちゃおうか。少なくとも、翔子なら絶対にするだろうし。
それにいくら私が女子だからって、ムッツリーニみたいなことするわけないじゃん。するとしても秀吉にしかやらないよ。多分。
「いや、この件を知ってる女子と言ったら最初にお前のことが浮かび上がったんでな……」
「み、水瀬がそんなことをするとは思ってないのじゃが……」
「…………この件を知っている女子は犯人ただ一人」
えっ、何? 何この刑事ドラマみたいな流れ。もしかして、このまま強引に私を犯人に仕立て上げるつもりなの? バカなの?
「――楓。君しかいないんだよ!」
「違う! 私は断じて犯人じゃない!」
まさかの裏切りに驚きを隠せない。一瞬で味方全員が敵になるなんて、どんなRPGゲームでも絶対にあり得ないことなのに。
――ドバン!
「全員その場から動かないで!」
「手を頭の後ろに組んで伏せなさい!」
どうにか弁解しようと思考をフル回転させていると、部屋の扉がぶっ壊れそうな勢いで開かれ、島田さんを筆頭に女子がぞろぞろと入ってきた。彼女、意外とリーダー気質なのかな?
「木下と水瀬さんはこっちへ! 後のバカ三人は抵抗をやめなさい!」
こちらの動きを読んでいたのか、咄嗟に窓から脱出しようとした私達の機先を制する島田さん。この子、できるわね……!
だけど彼女の発言からして、私は容疑者に含まれていないようだ。それどころか秀吉共々、被害者的な扱いを受けている。
雄二が女子達に用件を尋ねたところ、島田さんの後ろから出てきたCクラス代表の小山さんがそれを説明してくれた。
「コレが女子風呂の脱衣所に設置されていたの」
そう言って彼女がアキ君達に突きつけてきたのは、CCDカメラと小型集音マイクだった。どうやらそれだけでアキ君達を盗撮犯と見なし、自分達の手で制裁しに来たと見られる。
しかし、私としてはそれ以上に大事なことがある。それは――
「オイ水瀬! お前がもたついてたせいで逃げられなかったじゃねぇか!」
「私を無理やり先頭にして窓から押し出そうとした挙げ句、人のお尻を凝視しておいて、よくそんなことが言えるわね!?」
「待て! この状況でそれは無理があるだろ!?」
――この赤ゴリラこと坂本雄二をどうやって処刑するだ。この状況でも私が犯人だと疑うことを、これっぽっちもやめないとは驚きである。だが、これが翔子にバレようものなら……
「……雄二。今の話、本当?」
「翔子待て! 落ち着ぎゃぁぁあああっ!」
まさか本当に現れるとは思わなかった。タイミングの良さから察するに、後ろの方で待機していたのだろう。いや、そうに違いない。
しかも処刑されている雄二の後ろでは、いつの間にかアキ君とムッツリーニが石畳の上に座らされ、膝の上に重石を乗せられていた。確かアレ、数百年前の使われた拷問器具だったと思う。
向こうで一体どんなやり取りがあったのか凄く気になったところで、島田さんと共にアキ君を担当していた瑞希がこちらへ歩み寄ってきた。
「……楓ちゃん」
「な、何かな?」
怖い。誰もが見惚れそうな笑顔なのに凄く怖い。どうしてそんなに怒ってるの?
「お話があるので、そこに正座して下さい」
「絶対に嫌よ」
被害者である私が怒られる理由はないはずだ。もしかして八つ当たり?
ただ怒られるだけならまだしも、何があろうと正座なんてしない。してたまるか。それにそんな権利、瑞希にはない――
「二度は言いません……正座して下さい」
「はい」
――と思ったが、そろそろヤバそうなのでやむを得ずその場で正座する。この姿勢、足が痛くなるからできるだけやりたくないんだよね。
瑞希は私と向き合う形で正座すると、悪さを働いた子供を叱るような顔になって口を開いた。
「――勝手に男子部屋へ行ってはいけません!」
「その言葉、そのまま返すわ!」
今、君達がいる場所も男子部屋なのに、そんなことを言われても全然説得力がない。
「私が言いたいのは、もうすぐお風呂の時間なのに勝手にいなくなったことです。どうして何も言ってくれなかったんですか? 心配したんですよ?」
「言ったら止められると思ったから」
「それはその時の事情によります。マイペースな楓ちゃんを無理に止めようとは思いませんから」
つまり止められると断言して良いだろう。瑞希は真面目な良い子だなぁ。
その後もこんな感じで私は説教され、アキ君達男子組は拷問され続けた。秀吉だけ完全に被害者扱いされて無傷だったけど。