DMЯ   作:海藤 桜夜

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「オタカラアッタカラをダースレインに進化して攻撃だ!」

 

試合は相良の攻勢から始まった

 

得意の墓地を増やしながらの攻撃で攻める相良

 

一方相手である痩身の女性は光の軽量クリーチャーを展開する戦法のようだ

 

「聖歌の翼アンドロムを召喚。マナ武装の効果でダースレインをタップ、次のターンにアンタップさせません」

 

「俺のターン! よし来た! クロスファイアをG0で召喚!」

 

『しゃあ! 行くぜ!!』

 

「さらにオタカラアッタカラをダースレインに進化! クロスファイアでアタック! あと1枚だな!」

 

「そう簡単に勝たせるとお思いですか? シールドトリガー、ヘブンズゲートを発動します!」

 

フィールドに暖かな光が差し込む

 

「歴戦の精霊龍 カイザルバーラを2体バトルゾーンに!」

 

2体の精霊龍が躍り出る

 

「その効果で1枚引き、コスト7以下の光のクリーチャーを場に出せます」

 

雷光が走り抜け竜騎兵が戦場へ降臨する

 

「龍覇セイントローズをバトルゾーンに! その効果で天獄の正義 ヘブンズ・ヘブンを場へ」

 

『任せたまえ』

 

―――――

 

「ドラグナー?」

 

『ああそうだ。彼らはドラグハートと呼ばれる武器を駆る者たちだ』

 

「クロスギアみたいなものか・・・。ドラグハートって、あの教会みたいなのもそうなの?」

 

『あれはフォートレスといったか。城のようなものだな』

 

「気をつけて剣一くん・・・」

 

―――――

 

「まだ終わりませんよ。もう一体のカイザルバーラの効果でアンドロムをバトルゾーンに」

 

光の鎖がダースレインを拘束する

 

「あとは動けない。ターン終了だ・・・」

 

「ここから一気に決めますよ。ターン開始時ブロッカーが3体以上いる時・・・」

 

『龍解せよ、天命讃歌 ネバーラスト!!』

 

要塞がその戒めを解かれ、龍の姿を取り戻す

 

「『龍 解!!』」

 

「ネバーラスト! 私の光のクリーチャーは全てのバトルに勝ちます!」

 

「なんだって・・・!?」

 

「もう貴方の攻撃は届きませんよ! フリーズチャージャーでクロスファイアをフリーズ!」

 

『くそ、動けねえ』

 

「カイザルバーラとセイントローズでダースレイン2体にそれぞれアタックです!」

 

光の加護を受けたセイントローズはダースレインを打ち倒してしまった

 

「カイザルバーラとネバーラストでシールドにアタックです!」

 

「トリガーはない・・・」

 

「次で決めます。ターン終了です」

 

『ケンイチ! とっとと俺を出して決めろよ!』

 

「そう出来ればいいんだけどな。アンドロムたちがいるんじゃ攻撃が届かない」

 

今相手のクリーチャーは全てのバトルに勝つ

 

レッドゾーンに侵略しても攻撃は届かない・・・

 

(・・・どうすりゃいい)

 

―――意識が薄れる

 

―――――

 

「ここは・・・」

 

ドクン・・・ドクン・・・

 

「なんだ・・・この音・・・」

 

何かの胎動

 

それはどこから聞こえてくるのか

 

「ぐっ・・・これは・・・」

 

熱に浮かされる

 

レッドを引いたときのあの感触にも似た熱気だ

 

「ぐ・・・ううう、ぐあああああああああああああああああ!!!』

 

―――――

 

「はあ・・・はあ・・・なんだ、今のは」

 

『おい! ケンイチ! しっかりしやがれ! どうしたんだ!?』

 

「クロスファイア、すまない。何かが見えた」

 

『気ぃしっかり保て! まだ負けちゃいねえぞ! それより手札を見ろ!』

 

「なんだ・・・?」

 

『俺の姿が・・・変わっている?』

 

相良が握っていたのは轟速ザゼット、レッドの新たな姿だった・・・

 

 

 

続く!

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