ただでさえ暇じゃない筈なんだけどなぁ?
………………あ、メリクリです(遅い)あけおめ(早い)
いやぁ、流石に元旦に投稿出来る気がしないのでここで挨拶を。
ん、いつもよりまえがき長いかな?
それでは、どうぞ。
「ほらほら起きて」
「ん……んん?」
「………はっ、な、何が?」
鈴音ちゃんの反応が意外と面白いね。
「駄目だよ、わたしの事を無視しちゃ。うさぎは無視されると寂しくて死んじゃうの…」
「……こっちが死にかけたんだけど」
「殺してないから大丈夫でしょ?」
「いや、まあ……んん?」
杏子ちゃん、もしかして寝ぼけてる? 可愛いなぁ。
「朱音さんっ! どうして止めたんですの!? あのまま戦っていればわたくしの勝ちでしたのに!」
「あん? それは聞き捨てならねぇな」
「はいはいストップ。今度はくすぐるよ?」
「「っ!?」」
二人の動きが止まる。……もしかしなくても二人ともコチョコチョ苦手なんだね。今度試してみよう。
じゃなくて。
「何なの? 急に戦い始めちゃってさ。せめてわたしにも説明してよ」
「喧嘩を買っただけですわ」
「ん~。それは……うーん、言うべきか言わないべきか……」
鈴音ちゃんは軽快に返事をして、杏子ちゃんは悩んでる。
「…………取り敢えず、鈴音ちゃん、こっち来て」
「?」
鈴音ちゃんは不思議そうな顔をしながらも寄ってくる。
「アルティメット・メイコ・サンダー・スクリュー・フルオート・ゲンコツ!」
「はぐふぅっ!?」
飛び上がり、腕を捻り回転させ、鈴音ちゃんの脳天に拳を叩き付ける。
鈴音ちゃん、
「うわぁ……えげつな……」
「ふん、当然のお仕置きだよ」
一度だけ冗談混じりに喰らった事あるけど…………二度と喰らいたくないな、おれは。脳が潰れるかと思ったし。
そんなの他人に使わないでよ、おれ……ん、わたしの決定だっけ?
んん?
「まぁいっか。で、杏子ちゃん?」
「あーんんーー、あんまり朱音には言いたく無いんだけど…………なぁ……」
「わたしは心が広いからね、何でもドーンと言ってよ」
「その……朱音…変わってるからさ。付き合うんならそれなりに覚悟が必要だと「アルティメット・メイコ…」まてまてまて!」
ちっ、距離を取られたか。
「まぁ、今のは冗談だったけどね!」
「嘘つけ! 目が本気だったぞ!?」
「わたし、ウソ、ツカナイ」
うろんげにこちらを見てくる。わざとらしく目をそらして吹けない口笛フーフー。
実際に嘘は言ってないけどねぇ。嘘なんて高度なこと出来るのはおれの方だし。
「…………その」
「まぁ分かるけどね。魔力は吸い取るし魔法は効かないしなんか隠してるみたいだし実際に隠してる事あるし新人のわりに強いし」
「えっと……自覚はあるんだな」
「そりゃ勿論。むしろこんなワケわかんない胡散臭いのをよくもまぁ信頼出来るねー」
杏子ちゃんが顔をしかめる。それはもう、ぐぎぎ……って感じに。
「なーんてね。冗談とは言わないけど」
「う、ぐぐぅ……あ、朱音さんはそんな変な気色悪い人じゃありませんですわ!」
「鈴音ちゃんありがと。お礼に、つん」
「あでででで!?」
頭のてっぺんを右手の人差し指で突いてみた。うーん、サーベラス。じゃなくて、えぇと。
「朱音、そんぐらいにしてあげろよ。見てるとすごく可哀想なんだけど」
「悪い子にはお仕置きだべー」
「……はぁ。なんか嫌なことでもあったのか? 今日は一段と弾けてるけど」
「んーーーー?」
そうかな? そうだな。そうっぽいね。
「まあね。どーにもこーでもしないと憂さ晴らし出来ないね」
「……話聞いてやるよ、な?」
「ふふん。わたしより身長の低い女程度に理解できるような、そんな簡単な事じゃ無いんだよ、杏子くん?」
「うわうぜぇ」
うん、言ってて自分でもうざいと思うよ。ほんとどうしちゃったんだろう、わたし?
4/27(日)
うーん、鈴音ちゃんが人見知りなせいか、他の子と友達になってくれない。わたしだって何時までも鈴音ちゃんと一緒に居られる訳じゃ無いんだけどなぁ。
本文が短いからまえがきを長くすることによっていつも通りの長さだと錯覚させる戦術!
これが『先々のまえがき』という戦法です!(大嘘)