さして重要でもない繋ぎと思って読んでください。
それでは、どうぞ。
「う、ぐぐぅ……」
「あ、だ、大丈夫ですか!?」
だいじょーぶ……爆弾なんぞにやられないよ……って言いたいんだけどね。
無理だよ。魔法で出来てない、実物の爆弾は吸収出来ない。
「あ、朱音さんが……負けた……!?」
「手加減です!」
そういうことにして! 新人に負けたとか恥ずかしいから!
「あとは相性の問題です!」
倒れ付してマミさんにそう言い返してたら、
「ご、ごめんなさい! やり過ぎました!」
「朱音ちゃん、大丈夫……!?」
「止めて! 変な同情は要らないの!」
後倒れ付してるのはわざとだから! 起こそうとしなくても大丈夫だから!
…………なんかやられるのって初めてだから激しくテンションが上がる!
「ち、違う、わたしエムじゃない、極めてアブノーマル……アブ着いちゃ駄目ー!」
「まったく……朱音さん、落ち着いて。ね?」
「むうぅぅぅ、悔しい! ほむらちゃん!」
「は、はい!」
「リベンジ! 全力でぶっ飛ばしてあげる!」
「えぇ!?」
『無し無し結界』を展か―――あいたっ!
「いい加減にしなさい、今日はおしまい」
マミさんの鉄拳が頭に……ぐぐ、ぐぅ。
「……二人とも、おさらいよ。魔法を使いすぎると?」
「はい、ソウルジェムに穢れが溜まってしまいます!」
「鹿目さん正解」
そしてマミさんは二人に向けて魔法少女の説明をし始めた。
眼を輝かせながら素直に聞き入る二人。
「……」
二周目、か。確かインキュベーターの目論見がばれるんだったっけ。……うーん。おれの記憶のほとんどはテレビからなんだが、あれ、時間軸が分かりにくいんだよな。マミさん最後どうなるんだっけ。
「――と、言うわけ。分かったかしら?」
「「はい!」」
あ、話し終わったのかな。
「マミさん……意外とちゃんと教えてるんですね」
「意外とって何よ……落ち着いた?」
「はい、お陰さまで」
何となく笑顔でマミさんの髪を引っ張ってみた。
怒られた。
~○~○~○~○~○~
「わたしメリーさん。今からお
『知ってるわよ』
あの後一度マミさんの家でお茶会をして、帰り道。
自転車を漕ぎながら片手で通話。
「……マミさん」
『何かしら?』
「魔女化の事、教えてないんですか?」
『………』
暫し沈黙。
『ええ』
そして肯定、か。
「何でですか?」
『まだ教える時じゃ無いからよ。あの子たちが魔法少女になる前なら止めたけど……既に魔法少女になっていたんだから、今言ったらむしろ逆効果じゃない?』
「………」
それもそうだけど。間違ってないけど。
けど、マミさん。
「そう言ってると教えられないまま死にますよ?」
『っ!? ―――余計なお世話よ』
「……そう、ですね。マミさんなら大丈夫ですよね?」
『当たり前じゃない』
誇るような、むしろ呆れるような声。
それにホッとするけど、同時に怖くなる。
「そうやって自惚れてると……死にますからね」
通話を切る。
…………うーん、今日でほむらちゃんに嫌われた感じがするなぁ。けっこう困るんだけどな。
ほむほむ登場!