記録者達が異世界から来るそうですよ?【削除&改訂予定】   作:白結雪羽

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あれですね。レティシアってカッコよく且可愛いのですが、無性にキャラ崩壊させたくなります。
とまあ個人的趣向は置いといて、今回は短めになります。
では、どうぞ。


急襲?……からの謝罪

「(くそ、私としたことが……!)」

 

 

レティシアは街の上空を飛びながら焦っていた。その理由は、雪羽と飛鳥がそろそろ日の落ちる時間帯になっても見つからないからだ。

 

 

「(雪羽はともかく、飛鳥ではこの時間帯は危険すぎる)」

 

 

レティシアの言う通り、北側では暗くなり始めに活動する凶悪な者達が多数と居るのだ。今がいくら祭典最中とは言え、安心などしきれるはずも無いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

そもそも事の発端は、昼頃にまで遡る。

十六夜と黒ウサギと分かれたレティシアは雪羽、飛鳥と共に出店を回っていたのだ。だがその途中、飛鳥が小さな人影、精霊を見つけ、逃げ出したそれを一人で追いかけていってしまったのだ。

勿論、レティシアもついて行こうとしたが、近くに居たはずの雪羽が居なくなっている事に気付き、急いで探す羽目になったのだ。

 

因みに雪羽はこの時、とある事情(・・・・・)の為、一人で誕生祭の舞台区画まで来ており、そこでの用事を済ませた後、偶々近くで行われていたギフトゲームで耀と再開していた。

 

それを、知る由も無いレティシアは雪羽も共に探しているのだが、今は飛鳥の方を重点的に探している。

 

 

「(何か、何か無いか!飛鳥が行きそうな…………!もしかして……!)」

 

 

レティシアは一つの目星をつけたのか急いでそこへと向かい、降り立った。

そこは、様々なコミュニティの創作物が展示してある会場だった。

 

 

「もしかしたら此処に……」

 

 

レティシアが展示会場に入ろうとした───────その時だった。

 

 

「ぎゃああああアあぁあああぁぁぁぁああぁあぁぁあああ!!!!!」

 

「!?」

 

 

展示会場の中から耳を劈くような悲鳴が響き、中からは来場者が続々と逃げ出してきた。

レティシアはすかさず、近くの者を掴まえ問いただした。

 

 

「おい!中で何があった!?答えろ!!」

 

「か、影が……!真っ黒い影と紅い光の群れが……!」

 

「影、だと?」

 

「そ、そうだ。その影が長い髪の女の子と小さい精霊を追いかけて────」

 

 

レティシアのそこからの行動は早かった。それを聞くや否やすぐに会場に入っていった。

今もなお逃げ惑う人の波を避けながら進む─────その時。

 

 

「(!?……くっ!な、何だ……この音は……!?)」

 

 

レティシアの耳に不快な不協和音が入る。だが、それで立ち止まるほどレティシアは弱くない。すぐに異変だと察し、さらに奥へと急ぐ。

だが、そこで更なる異変が起こる。それには流石のレティシアも足を止めざる終えなかった。

 

 

「な!?……か、身体が……く、くそっ!一体……どうなって……!!」

 

 

レティシアは急に来た展示会場全域を押さえつけているであろう重圧に膝を突く。後ろを横目で見てみると、まだ残っている者達も皆倒れ付していた。

レティシアは襲い来る重圧の中、何とか右手を動かし、髪を結わえていたリボンを解く。

すると、レティシアに変化が起こる。幼かったその容貌は妖艶な女性へと変わり、来ていた服もメイド服から、最初に着ていた深紅色のレザージャケットに拘束具のような奇形のスカートの姿へと変わった。

 

 

「くっ!?この姿になってもここまで……!」

 

 

レティシアは先ほどよりは動けるようにはなったが、それでも尚襲う重圧に顔を顰める。

 

 

「とにかく、急がなければ……!」

 

 

レティシアは重い体で駆ける。うっすらと汗が滲んでいる様子からも、相当きついのだろう。

 

 

「──────………た、一体……誰なの、よ!こんな事をして如何いう心算(つもり)なの!?」

 

「?どういう心算って……この鼠共が騒がしいから潰しただけだけなんだけど……」

 

 

飛鳥の声が聞こえ、レティシアの目がその姿を捉える。よく見れば周りには鼠が夥しいほ倒れこんでいる。

そしてその中心、重圧で倒れこむ飛鳥の前に立つ、袖の無い腰より少し下まで伸びる外套を羽織り、フードで顔を隠した少女に目を向ける。

 

レティシアはすぐにその少女がこの重圧を与えている当事者だと中りをつけ、自らの影を刃と化して向かわせる。

 

 

「小娘如きが、我が同胞に仇名すとは何事だ!?己が分際を知れこの畜生がッ!!」

 

「へ?え、あ、ちょっと!?危ないっ!?」

 

 

その少女は叫びを上げながら後ろに飛んだ。彼女がいた場所は無数の影の刃によって抉られていた。その光景に少女は冷や汗を流す。

 

 

「貴様が術者か!?このような往来の場で強襲した以上、それ相応の覚悟があってのものだな!?我らが同胞に牙を向いた所業、その身に私の牙と爪を持って刻んでやる!!さあ!コミュニティの名を晒し、向上を述べよ!!」

 

「ひぃッ!?!?」

 

 

少女はレティシアの言葉、形相、殺気に情けない悲鳴をあげ、その場から突然姿を消した。

それと同時に会場を包んでいた重圧も消えた。

 

 

「…………逃げたか」

 

 

ここで漸くレティシアの声で現実に戻ってきた飛鳥は恐る恐る尋ねる。

 

 

「あ、貴女…………レティシア、なの?」

 

「ああ。それよりも飛鳥、一体何があったのだ?この場を見るにあの術者が纏めて潰しにかからなければ、大分危なかったぞ。鼠如きに後れを取るなどとらしくもない」

 

「…………。レティシア……貴女って、その……凄かったのね」

 

「……は?」

 

 

飛鳥の言葉を少し考え、その意味を理解したレティシアは不機嫌に声を返す。

 

 

「あ、あのな主殿。その……褒められるのは嬉しいのだが、その反応は流石に失礼だぞっ。私はコレでも元魔王にして吸血鬼の純血種だぞ!誇り高き箱庭の騎士なのだぞ!?いくら神格を失ったとは言え、あのような小娘など、相手にもならない。しかも、この鼠共においては例え幾千万相手にしようとも問題など無いっ」

 

 

子供のようにレティシアは拗ねて言う。一部ただの強がりも入っていたが、あえて触れないほうがいいだろう。彼女の誇りの為にも……。

 

 

「それなのに……私は……!」

 

「あすかっ!」

 

 

飛鳥はレティシアの実力の一端を目の当たりにして、自分の無力さを嘆いた。

そんな時彼女が追いかけていた精霊が飛鳥の名を呼び、首元に抱きつく。その声音は半分ほど泣き声にも聞こえた。

 

 

「あすかっ!あすかぁ……!!」

 

「え、ちょ、ちょっと……あ」

 

「ふふ……。どうやら、すっかりと懐かれたようだな。日も暮れてきている、今日のとこは連れて帰ろう」

 

「そ、そうね」

 

 

レティシアと飛鳥はこれ以上の急襲が無いとも限らない為、サウザンドアイズの店に戻る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視点~???~

 

 

「はぁ……はぁ……ま、全く。何で寝起きで命の危険に晒されないといけない訳!?」

 

 

本当に謎だよ。あの色々な展示品があった最奥でゆっくりと寝てるところを急に鼠が騒がしくするもんだから、空間に重圧かけて黙らせただけなのに……。

何か知らない女の子には警戒されるし、知人だろう女性には殺されかけるし…………はぁ、もう帰りたいなぁ~……。

 

 

「……もう考えるのもだるいや…………寝よ……」

 

 

私はさっきまでの事を忘れるように大きな門の上で眠りに就いた。

 

 

 

視点OUT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「雪羽!一体何処に行ってたんだ!心配したんだぞ!?」

 

「あ、いや、そ、そのぉ…………すいません」

 

 

サウザンドアイズの旧支店。レティシアはそこに着いて雪羽を見つけるなり。雪羽に問いただす。

雪羽もすまないと思ったのか、少し、レティシアの気迫に涙目になりながらも謝罪する。

レティシアも少し強く聞きすぎたと思ったのか、慌ててフォロー?する。

 

 

「ま、まぁそのなんだ、無事で居てくれてよかった。これからはあまり独りで行動しないでくれると……その……助かるのだが」

 

「は、はい…………本当にすいません」

 

 

雪羽はレティシアの心情を知らずしてか、土下座までして謝罪の意を示す。

流石にレティシアもそこまでは予想外で、柄にも無く慌てた。

 

 

「ゆ、雪羽!?こんなとこでそれは止してくれ!?そ、その、周りの視線が痛いんだが!?」

 

「ちょっと、奥さん。見て見てあの二人。恩義を持つべき主人に土下座させてますよ、あのメイドさん?」

 

「本当。いいお趣味をお持ちなんだね、あのメイドさん」

 

「十六夜!?耀も!?ふざけてないで止めてくれ!!」

 

 

何故かメイドさんを強調して言う二人。現在進行形でレティシアのメンタルはガリガリと削られている。

と、その時、入り口の方から黒ウサギが走ってきて、

 

 

「レティシア様!飛鳥さんが怪我をなされたというのは本当ですか!?」

 

「え、あ、ああ。今は露天風呂で────」

 

「露天風呂にいるのですね!?」

 

「え、あ、ちょ、黒ウサギ!?」

 

 

黒ウサギはレティシアから飛鳥の場所を聞くや否や文字通り脱兎の如く走っていく。

レティシアの悲痛な叫びは届く事はなかった。

 

 

「そんじゃ、俺らも行くか」

 

 

十六夜達も風呂に行こうと切り出す。

 

 

「うん」

 

 

それに肯定する耀。

 

 

「そうじゃな。というか、黒ウサギよ!家主より先に入浴など許さんぞお!!」

 

 

そこにいつの間にか居り、黒ウサギの後を追いかける白夜叉。

 

そして後に残ったのは、

 

 

「すいません、すいません、すいません、すいません、すいません、すいません、すいません、すいません───────」

 

 

今も尚壊れた人形のように謝り続ける雪羽と、

 

 

「十六夜!!耀!!頼む!頼むから…………何とかしてくれえええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

 

もはやキャラ崩壊必死のレティシアと、

 

 

「………………はぁ」

 

 

溜め息をつく、苦労人が板に付いてきた女性店員だけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あまり上手くは書けてないですけど、楽しかったです(>ヮ<)b(ビシッ

???「作者……顔文字とか……きもいよ?どん引きだよ?読者が離れちゃうよ?」

そこまで言う!?っていうか最後が致命的!!

「まぁ、その分私は寝れるから良いんだけどねぇ~」

良くn「黙れ。これ以上文字数増やすな」はい……
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