記録者達が異世界から来るそうですよ?【削除&改訂予定】   作:白結雪羽

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久しぶりの投稿。だけどすごく短いです。なんといっても視点が一人分ですから、視点を繋げて文字数稼いでいる身としては少々厳しかったり……

ま、まあ。取り合えず、どうぞっ。


災厄を蹂躙―動-Ⅲ―

 

アンダーウッド、高度3000m上空での人外同士の戦いは激化の事についていた。十六夜達に余波が掛からない程度の場所で、闇邪とレティシア(仮)は目にも留まらぬ高速戦闘を繰り広げる。それがもう早3分、高速戦闘においての3分ほど長いものはそうそう無いだろう。それが速度を緩めることなく、なのだから尚更だ。

 

 

 

 

 

視点~闇邪~

 

 

お、視点回ってきた。何だか久しぶりだねっと、それはまた今度。

今私は、現在進行形でこの体で出せる全力を以て目の前のレティシア(仮)と打ち合っている。なんとこのレティシア(仮)、リミッターを4つ解放した私にギリギリ追いすがるほどの力を持っていて、私も全力で対処しないと危ないんだよ。

 

 

「本当、面倒ですねっ!」

 

「…………」

 

「……先程から(だんま)り。なにか一つ喋ってみてはどうです?もしや、その程度の能力もないと?それなら失礼しました」

 

「……、……」

 

 

……ナニコレ、全く喋らないんだけど。いや、所々で力加減が変わってたから感情がない訳じゃないとは思うんだけど……。これじゃあ相手のペースを崩せないじゃないか!

と、そんなことを思いつつ、横目で十六夜の方見る。あっちもあっちで攻めあぐねているみたいだった。

 

 

「ふむ、このままではじり貧もいいところ……悪いところですね。仕方ないです……手数を増やしましょう」

 

「!…………」

 

 

おっと、相手さんもなかなかに敏ですね。今私は、また曲絃を使って頸を狙ったんだけど、軽く避けられちゃった。……まぁそれだけじゃないけど。あ、因みに私が一方的に攻撃してる風だけど、レティシア(仮)も影やら槍?やらで猛攻してるから。で、それを掻い潜りつつの私のワンサイドGame~。

 

 

「……!」

 

「ふふ……ほら。背中がお留守ですよ?」

 

「ッ……!」

 

 

レティシア(仮)の槍を躱し背中に手刀を滑り込ませる。

私の手は寸分の狂いもなく彼女の心臓を貫き、そこから夥しい量の鮮血を――

 

 

 

 

「え……っ!?くっ……かはッ!?」

 

「…………。……」

 

 

――流すことはなく、貫通した私の手を掴み固定し、影で身体中の急所を抉ろうとした。

だが、何とか体をうまくずらことで致命傷は免れる事に成功し、掴まれている方の腕を切り落として離脱した。

 

 

「うッ、か、かはッ……!くぁ痛ッツ……あ、貴女……私が言えた事じゃ、ないですけど……、化物ですか……!?心臓貫かれて、尚無事なんて……!」

 

「…………、……?」

 

「はぁはぁ…………喋るそぶりを、見せるなら……せめて口を、動かしてください、よ!っと」

 

 

……い、痛かったぁ。久しぶりだよ、ここまで致命傷受けたの。何とか傷は直したけど……少し動きが鈍いかな?

ホント、なかなかの曲者が居たものだよ。私が相手してて良かったね……、これ十六夜だったら少し辛かったかもしれない。というよりもし私達が居なかったら終わってた。

 

 

「…………、……!」

 

「っ、ぁう……くぅ……!片手で捌くのも簡単じゃないんですよっ!」

 

 

コレを好奇と言わんばかりにレティシア(仮)は影の長槍を大量に放ってき、手には三叉、紅色の長槍を持って突っ込んできた。まさに数の暴力、しかも一つ一つがドギツイ。

こっちも躱しつつ左手でそれらに対処していく。さっきは掴まれたから無理だったけど、距離があるなら何とでもなる。

そうしたやり取りを続けてると、ふと攻撃が止んだ。一部の動作はまだ鈍く、少しでも回復の機会が取れるのは助かるのだが……そんな時間を与えるほど相手は馬鹿ではない。

 

 

 

 

 

「KIIIIAAAAAKYAAAAAAaaaaaaaaaaaa――――!!!!!」

 

 

 

 

 

「ッッッ!!?え、あ……う、嘘……デ、デカァッ!!?」

 

 

あ、思わず素が出ちゃった……。まぁそれもしょうがないと思うんだ。だって

目の前に()()()のは影、影、(あぎと)。視界を埋め尽くすほどの巨大な影の顎がレティシア(仮)の背後にあった。私どころか十六夜達の方にも被害が行きかねない大きさのものが……。

 

 

「………………。……!!」

 

「ま、待って下さい……!それは洒落にならな……ぐぅ!?」

 

 

私の(無駄な)制止も空しく、彼女は問答無用で顎をうち下ろす。そして、躱すことは愚か、真っ向から打ち崩すにも少し距離も時間も無さすぎた。

詰まるところ、真っ正面から受け止めたわけだ。無論、自分の数百倍はあろうかという巨顎を止めきれるわけはない。

このままでは下で戦っている人達も巻き込んでペチャンコになるだろうね…………まぁ

 

 

「やらせはしませんけど――ねッ!!!」

 

 

次の瞬間、地上から僅か数十メートルの地点で空間をも揺るがす轟音が響くことになった。

 

 

 

視点OUT

 

 

 

 

 

 

 

 




これがあと影禍と絵錬の分も続きます。


―P.S―

久しぶりのため少し設定を忘れていたのはここだけの話です…………はい、何かすいません。
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