記録者達が異世界から来るそうですよ?【削除&改訂予定】 作:白結雪羽
だったら書き直せって話ですが、コレが私の今の限界でもあります。
あぁ……表現力カモーーーーーーーーーン!!!!!(割と切実に)
「あーもう!一体何所まで行っちゃったんですか!?」
黒ウサギはジン達と別れ、未だに十六夜と雪羽を捜していた。黒ウサギ自体は決して遅くは無く、むしろ先に行っている分リーチが開きすぎていたのだ。
そして当の本人達はだが、
『があぁあぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!』
「おいおいどうしたぁ?あれだけ大口叩いておいてその程度なのか?」
『ぐっ!舐めるな!!!』
「ハハッ!そうこなくっちゃ、なっ!!」
ドォーーーーーーーン!!!!!
試練(と言う名のワンサイドゲーム)の真っ最中だった。おそらく今の衝撃にはいくらか近くまで来ている黒ウサギも気付いただろう。しかし、あたり一面戦闘の痕は凄まじいもので、雪羽も少し上の方に非難していた。雪羽自身、この位なら大丈夫だと自負は出来るが、それでも自ら巻き込まれようなどという事はしない。
「ふー……」
「その……派手にやりましたね……」
「俺は何にもしてないけどな。つか、お前のそれ便利だな、空飛べるとか」
「そうですか?私は昔から使えてたのであまり実感は無いんですが……」
「いやいや。俺らからしたら大層なもんだぞ?」
「はぁ……?そうですか……」
まだ試練は終わってないのだが、何食わぬ顔をして二人は言を交えていた。両者にさきの蛇神に対しての警戒心などもはや感じる必要もないのだ。
すると、
「確か、この辺のはず……」
「?……あっ、黒ウサギさん」
「ん?あれ、黒ウサギじゃん。どうしたんだその髪?」
黒ウサギがようやく二人と合流したようだ。背後から聞こえた二人の声に黒ウサギはバッと振り返り方をワナワナと震わせた。
「あなた方は~~~~~!!!!一体何所まで来てるんですか!?」
「世界の果てまで来てるんですよ、っと。まぁそんなに怒るなって」
「誰のせいだと思ってるのですか!!」
「あぅ……ご、ごめんなさい」
十六夜はいつもどうりケロッとしていたが、雪羽は縮こまってきちんと謝罪をした。一応悪いとは思っていたらしい。
「しっかし黒ウサギ。お前いい足持ってんな。幾分か遊んでたとはいえこの短時間で俺らに追い
つくとは思わなかったぞ」
「むっ、当然です。黒ウサギは【箱庭の貴族】と謳われる優秀な貴種です。その黒ウサギが────」
とそこで、黒ウサギはアレッ?と思った。
(黒ウサギが…………半刻以上もの時間、追いつけなかった……?)
「?黒ウサギさん?どうしたんですか?」
「え?あ、いえ…………そ、それより十六夜さんと雪羽さんが無事でよかったですよ。水神のゲ
ームに挑んだと聞いて肝を冷やしましたよ……」
「水神?アレの事か?」
十六夜がそう言い背後を振り返ると、先ほど沈められた蛇神が怒りの声を上げて水中から勢いよく出てきた。正直なところ往生際が悪いと思うと、雪羽が毒のあることを少し考えたのは内緒だ。
『まだだ…………まだ試練は終わってないぞ小僧ぉ!!』
「じゃ、蛇神!…………って、どうやったらこんなに怒らせられるんですか十六夜さん?!」
「いや、発端は白結なんだがな……。こいつが何か偉そうに『試練を選べ』なんて白結に言うも
んだからな。その態度に出れるほどの力があるのかと思い俺が試し返した、って言う流れ
だ。まっ、今んとこは不合格だな」
『貴様…………付け上がるな人間!!我がこの程度のことで倒れるか!!』
黒ウサギは色々とまだ聞くべき事があるのだが、蛇神が嵐とも言える程の水を巻き上げ、風を起し始めたためそれは出来なかった。
因みにだが、この時雪羽はいつもの目と変わって蛇神を哀れむような目で見ていた。問題児の中で唯一の良心といっても過言ではない雪羽がそのような反応を示したのだ。どれほどのものか分かるだろう。まぁ、当の本人の良心はあまり見受けられないが……
「!十六夜さん、下がって!!」
「何を言ってんだ黒ウサギ。下がんのはてめぇの方だろうが。これは俺が売って、奴が買った喧
嘩だ。手ぇ出せばお前から潰すぞ」
「!く、黒ウサギさん……ここは引いてもらえませんか?」
十六夜が発した本気の殺気に雪羽はすぐにまずいと思い黒ウサギに引くよう促した。
ここでの身内闘争はまずいと考えたのだろう。結局は杞憂に終わったが。
『心意気は買ってやる。それに免じ、この一撃を凌げば貴様の勝利を認めてやる』
「ハッ!寝言は寝て言え。決闘ってのは勝者を決めて終わるんじゃない、敗者を決めて終わるん
だよ」
『フン────その戯言が貴様の最期だ!』
蛇神がそう言うと、先ほどとまでとは比べ物にならない程の水量が水柱を形成した。一つ分かる事としてその水量は普通の人間が受ければ死をも覚悟しなければならないことだろう──────
「十六夜さん!」
──────────まぁ普通の人間ならば、だが─────────
「ハッ────しゃらくせえ!!」
ズバァーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
「嘘!?」
『馬鹿な!?』
「ほわぁー……すごいです」
十六夜がやった事は単純。激流の渦を片手で払いのけたのだ。それには蛇神はおろか黒ウサギも驚愕をあらわにした。雪羽はただ感嘆の声を上げているだけだったが。
「まっ、最後のは悪くなかったぜお前」
そこからの決着は早かった。十六夜は跳躍しそのまま蛇神に蹴りを食らわした。たったそれだけ。それだけで蛇神はその巨体を水の中に沈めていった。
(人間が……神格を倒した!?しかもただの腕力で……!?)
黒ウサギは逆廻十六夜という少年に驚愕を示していた。そして、同時に自分達のコミュニティ再建も夢じゃないという期待を膨らませていた。
「くそっ、今日はよく濡れる日だ。クリーニング代くらいは出るんだよなこれ」
「乾かそっか?」
「お?
と十六夜達の方では雪羽の謎の技能がまた一つ更新されていた。がそれは置いておくとする。
「へぇー……お前のギフトが
「アハハ……まぁ色々出来ると思いますよ?」
「ハハッ、それは今すぐにでも見てみたいな……まっ今それより、おい黒ウサギ。何ボーっとし
てんだ?足とか胸とか揉むぞ?」
「え、きゃあ!?」
十六夜さんそれはセクハラです。ここに法が有るか無いかは別としてもそれは駄目です。
「な、ば、おば、貴方はお馬鹿ですか!?二百年守ってきた黒ウサギの貞操を傷つけるつもりで
すか!?」
「二百年守った貞操?うわ、超傷つけたい」
「お馬鹿!?いいえ、お馬鹿!!」
「て、貞操…………ふにゅ~……」
「わっ、わわ!?雪羽さん!?」
雪羽はどうやらその手の事にあまり免疫が無いようで、顔を真っ赤にして倒れこんでしまった。
───────記録者が倒れたため、ここから飛びますのであしからず───────
うぅ……すいませんでした。雪羽です。あの後気絶してしまいまして、ちょっと途切れてしまいました。
これは私達の
「それで今の状況なんですが……」
「あのー……雪羽さん?先ほどから何を言っておられるので?」
「あ、いえ、気にしないでください。…………その……すいません。ここまで運んでもらって」
「いえいえ、このくらいお安い御用です。それに、そもそもは十六夜さんに非があるんですし」
「おいおいそれは無いぜ。原因はそっちのお子ちゃまの方だろ」
「うぅ…………」
というわけで、ただ今お兄ちゃんのところに向かっている最中です。
因みに、今こうして説明してはいますが私達全速力ですよ?景色が流れるように過ぎてます。
「そういえば、黒ウサギ。白結には説明しなくていいのか?」
「あっ、そうでしたね……。でも今はさすがに」
「説明?黒ウサギさんのコミュニティが危機的状況ということですか?」
私がそう言うと、二人とも驚いた様子でした。
「え、ど、どうして?」
「お前……最初から起きてたとかないよな」
「あ、い、いえ!私はその……意識が無い間でも周囲の情報はある程度頭に記録されますから……」
これはお兄ちゃんもそうですが、私達は記録に関しては
「なあ。それは睡眠時でも同じようなものなのか?」
「は、はい。視覚情報はさすがに無理ですけど、聴覚の情報なら応用はいくらでも聞きます」
「す、すごいですね……(十六夜さんのギフトに雪羽さんのギフト、それに他の方々も含めれ
ば……!本当に夢じゃなくなります!)」
「それで、黒ウサギさん──────私も協力します。何所までお役に立てるか分かりませんがよろ
しくお願いします」
「!…………はい!」
黒ウサギさんは心の底から嬉しそうに言いました。やはり、仲間が増えるのは心強いんだと思います。
今ここからまた新しい一歩が始まりました。そしてそれは────────
「よかったじゃねえか、黒ウサギ。そんじゃ、話も終わったことだし─────少し上げてくぜぇ!!」
────────
ここまで読んでくださいありがとうございます。誤字脱字等有りましたら指摘してくださると助かります。
P.S
今思うと、主人公の意識が飛んで話をスキップって斬新ですよね…………はい、すいません。ただネタが無かっただけです。