記録者達が異世界から来るそうですよ?【削除&改訂予定】 作:白結雪羽
※2.
※3.細かいことは気にするな♪
※4.戦闘描写って難しい……。
……どうしてこうなった?
少し時間は遡り、絵錬が雪羽を見送る2分ほど前。
視点:レティ
……お初。……レティという。今……説教されてる…………何故?
「────レティ、だからさ?もう少し融通ってモノを覚えて欲しかった訳だよ?うん、龍は使わなかったのは偉い、偉いよ。だけどね?限度が大事なの」
「…………、………………?」
「何?加減はした?
対地表………神罰級?よく、分からない……。ワタシ……
「うん、レティがレティシアと違って頭が弱いのは知ってるから、ってイタっ!」
「…………。…………!」
主様に言われるのは……憤りを感じる…………。……心を読まないで欲しい……。
「……レティ……一度僕の折檻を受けてみるといいよ。どんな小生意気な子でもすぐ素直になれるからさぁ?」
──ゾワリ──!?さむ、け……?主様……笑顔が怖い……!
「──まぁ折檻はゲームが終わってからにして、取り敢えず……あっ。やば……」
「?……、…………?」
「……リンちゃんの拘束が解けてる……?あぁ、レティに気を取られすぎちゃったか…………折檻割り増しだねっ」
!……理不尽……。……その時、だった……。地上から、強大な殺気の塊が……
──……ゥゥゥウウウヴゥゥゥゥゥン!!!
「「ッ!?」」
ソニックブームを伴い突進してきたソレ……ギリギリで避けれた……。一体、ナニ……!
「──……アハハ、かわされちゃったなぁー…………一回で落とそうとしたのに」
「え……闇j、いや。雪羽……?」
……やはり生きてた……。今度こそ仕留める……!
「って、こらこらレティ!やっぱりか!レティが相手してたのって闇邪だったか!」
「………………!……………?」
「あぁ確かに危険そうだけどもっ、話くらいは聞こうね。あの子は敵じゃなあァッ!!?」
……敵じゃない……?主様、今頭上を剣が掠めた……なのに?
「ちょっと雪羽!いきなりナニ!?危ないでじゃん!」
「アハ、アハハ……お兄ちゃん帰ってきてたんだね……。皆心配してたんだよ?いきなり居なくなっちゃうんだもん……で?帰ってきて早々にコレ?その人、レティシアさんとは違うみたいだけど…………あぁ、もういいや。取り敢えずその人のせいで闇邪があぁなったんだね……なら、」
「ま、待って?先ず話をぉ!?」
ガキンッ!!
「……、…………!」
「何を言ってるか分からないですよ?それともそういう仕様?ま、どちらでもいいです。お説教することに変わりわありません」
「………………はぁあー……、雪羽。やるならこっちも行かせて貰うよ?聞き分けの無い妹を矯正してあげるッ」
「なら私は限度を知らない
……?これ……姉妹喧嘩……、巻き込まれた……?
視点OUT
視点:雪羽
暗雲が覆う空に金属音と音速の衝撃波が響き渡る。私は(姿は七実さんのままだけど)大剣を両手に空を翔け、片の銀閃を振るい、一方を
「はああぁぁぁあ!!」
「……っ!…………!!」
そして、対するレティシアさん(影)は影の刃で斬撃を弾き、その勢いを利用し向かってくる刃を躱す。更にその間際で槍突を繰り出し、距離を同時に開ける。
だけど、私はその隙をついて一瞬で肉薄し刃を下ろす。が、それは横から入ったお兄ちゃんの影で遮られてしまった。
「おぉ……なら、これは?」
お兄ちゃんは更に、その影を錐状に変え私を襲わせる。しかし、それは勿論防がせてもらい、虚空に銃器を創り出し、お兄ちゃんの足を狙った。
「よっと、危ない危ない。ふふ、レティー」
「っ!」
「…………。……」
後ろから、手枷、足枷の急襲。あれに捕まったら、そこからは一方的になっちゃう……!
私はすぐさま反転して枷を全て破壊し、虚空を蹴って追撃を逃れる。
でも、辺りは二人の影が漂っている。つまり、私に安置など無い。
「ほらっ、後ろがお留守だよ?」
「ッ、くっ……!」
私がレティシアさん(影)の攻撃を捌いている間にも、お兄ちゃんは影伝いに容赦なく襲ってきた。急所は外しているのは助かるけど、当たれば、そこから拘束されて大分不利になってしまう事は明白。
お兄ちゃんの影は攻防一体。全てを切り裂き、穿ち、潰し…そして防ぎ、捕らえる。一人だけで要塞を体現してみせるんです。あれは十六夜君の力をもってしても易々とは乗り越えられないでしょう。
だけど……それでも、決して乗り越えられないものじゃない。
「……お兄、ちゃんは――!」
私は大剣で影を押し返す。そして……
「――どこも
お兄ちゃんとレティシアさん(影)を取り囲むようにの青藍の炎、それを心臓部に据えた甲冑が現れる。全てが全て聖性を宿した、私の生まれ故郷の
「ッ…………ハハッ。いいじゃん…いいじゃん!楽しくなってきたよ!」
「………………!?…………!」
「ん?何が楽しいだって?アハハ……レティ、楽しさに……理由や目的なんて要らないんだよ?」
っ、その余裕、今すぐ後悔させてあげる!私は大剣を換装し、双槍を出現させ構える。すると、それに呼応するように甲冑達も各々の武装を構える。
「…………すぅっ、行くよ!歴戦の
次の瞬間、私達は陣を成しながらお兄ちゃん達へと突撃する。
それに対しお兄ちゃんは、いつも通りに影の壁を何重にも囲い、レティシアさん(影)も一緒にその中へと収まった。
……でも、今回はいつも通りにはいかない。私と騎士の武装は徐々に影の壁を破壊していく。
お兄ちゃんの影は確かに固いけど……数、そしてお兄ちゃんとは真逆の性質、聖性を……それも格のも段違いなものをぶつければ破れる……筈!
…………筈だった。
『………………キヒッ』
「ッ!?皆ッ、引いて――――!?」
そう私は叫ぶ。だけ……遅かった。
時間帯と暗雲で薄暗い空。先程から鳴る雷鳴の気休めの光以外に光源の無いその空を、お兄ちゃんの籠った影から放たれた黒い霧が漆黒へと染め上げ、騎士達に襲い掛かった。
霧に包まれた騎士達は、その聖性を完全に失ってしまい、地上へと弾かれるように棄てられた。
ッ、この気配って……お兄ちゃんの……ッ!?
「……レティ~……」
「…………」
「このまま押されっぱなしってのはさぁ?僕の
不味い……!!一気に攻めないと!
私はすぐに共鳴聖騎甲をさっきの倍まで増やし――――
ガシャンッッッ!!!!バシュッッ!!
「――――……えっ?」
今の音……何?そう思いゆっくりと周りを見回す。
そこには――――スクラップのように潰され、地に落ちていく騎士達が……
今度は視線を前えと向けた。目があった。誰と?そんなの――
「サァ雪羽。此度ノ闘争ハ
――――私達ノ時間ヨ。フフフフフ…………アハハハハハッ♪」
――お姉ちゃんしかいない。
「………………(はぁ……どうして、こうなった……?)」
最後にもう一度……どうしてこうなった?