我が魂は真紅の眼と漆黒の龍と魔導少女 作:0・The Fool
―目が覚めたら異世界でした。
「なんて、そんなこと………ありましたよ。こんちくしょう。」
目の前に広がるデュエルモンスターのカード達。その立体映像を見て現実だと思わざるを得なかった。自分の持ち物を調べ、中学校の学生証を発見した。記載されている発行日からすると中学2年生らしい。
だが、この程度では、何もわからない。住所を頼りに自宅に戻ると、幸いな事にネットが使える環境だったので、デュエルアカデミアにクラッキング(犯罪です。皆さんはやらないように。)したら、どうやらアニメの方でデュエルモンスターズGXの時代の1年前らしい。
デュエルアカデミアに入学の為に色々手続きして迎える実技試験の日。
「………困った。まさか、電車が事故るとは。」
試験会場に余裕を持って到着出来るハズがこの事故のせいで間に合うかどうかといった感じだ。遅延証明書を発行してあるし、会場にも報告してあるから問題ないけど。
「スカイクレーパーシュート!!」
「マンマミーア!我がアンティーク・ギア・ゴーレムが!」
試験会場に辿りついた時、そんな声が聞こえた。どうやら、十代とクロノスのデュエルが終わった所らしいな。
「すいません。受験番号50番の
俺の言葉に、クロノスは他の教師達に視線を向けると一人が頷いた。
「では、私が試験官を勤めるノーネ!」
あぁ。十代に負けた腹いせか、名誉挽回でも狙ってるのか?
『
「先攻は譲るノーネ。」
「では、遠慮なく。俺のターン! ドロー! ………手札から未来融合-フューチャー・フュージョンを発動! デッキから、50枚のモンスターを墓地に送り2ターン後にキメラテックオーバードラゴンを特殊召喚! カードを1枚セットしてモンスターサイバー・ラーバァを攻撃表示で召喚してターンエンド!」
士ライフ4000手札3枚伏せカード1枚未来融合-フューチャー・フュージョン伏せモンスター0枚 サイバー・ラーバァATK400
クロノスライフ4000手札5枚
「私のターン!ドロー!強欲な壷を発動!トロイホースを召喚!さらに二重召喚を発動!トロイホースを生け贄にアンティークギア・ゴーレムを召喚!バトルフェイズ!アンティークギア・ゴーレムで伏せモンスターに攻撃! アルティメットパウンド!」
アンティークギア・ゴーレムの攻撃が伏せモンスターを破壊したが俺には何のダメージもなかった。
「? 何でなノーネ?」
「サイバーラーバァの効果。表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、このターン戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。さらに破壊された時、デッキから同名モンスターを特殊召喚する。」
「しつこい雑魚なノーネ! 3枚セットしてターンエンド!」(伏せカードはミラーフォース、奈落の落とし穴、デストラクションジャマー。キメラテックオーバードラゴンを召喚しテーモ奈落の落とし穴で除外。攻撃してもミラーフォースで返り討ち。アンティークギア・ゴーレムを効果破壊しようとしテーモ、デストラクションジャマーで妨害するノーネ! 勝ったノーネ!)
士ライフ4000手札3枚
伏せカード1枚未来融合-フューチャー・フュージョン
伏せモンスター0枚 サイバーラーバァATK400
アンティークギア・ゴーレムATK3000
伏せ3枚
クロノスライフ4000手札1枚
「俺のターン! ドロー! 手札から魔法カード、強欲な壷を発動! 2枚ドロー! 墓地にある光属性、機械族モンスターを全て除外して、サイバー・エルタニンを特殊召喚!」
「奈落の落とし穴を発動! 攻撃力1500以上のモンスターが召喚された時、「リバースカードオープン! 神の宣告! 奈落の落とし穴を無効にする!」
な、何なノーネ!」
「さらにサイバー・エルタニンの効果! このカード以外の表表示カードを墓地に送る! コンステレイション・シージュ!」
「甘いノーネ! リバースカード発動! デストラクションジャマー! その効果は無効なノーネ!」
しかしながら、デストラクションジャマー発動されなかった。
「な、何でなノーネ?」
「エルタニンは墓地に送る効果で破壊ではない。
そして、サイバー・エルタニンは除外したモンスターの枚数分×500の攻撃力になります。除外したモンスターは51枚。よって攻撃力は」
51×500=25500
「こ、攻撃力が2、25500でスート?」
「サイクロンでその伏せカードを破壊!」
突風がクロノスのミラーフォースを破壊した。フム。もう対抗手段がないらしい。
「リミッター解除3枚を発動!攻撃力を8倍にする!」
「こ、攻撃力204000デスート?」
「バトルフェイズ!サイバー・エルタニンでダイレクトアタック!ドラコニス・アセンション!!」
サイバー・エルタニンの攻撃がクロノスのライフを削りきった。(クロノスライフ4000-204000=-200000)
「ペ~ペロンチィィ~~ノぉ~!!!!」
「ありがとうございました。」
しかし、何故パスタなんだろう? そんなことを考えながらデュエルフィールドを降りた。