我が魂は真紅の眼と漆黒の龍と魔導少女 作:0・The Fool
追加
ご指摘いただいた、アニメ大好き様ありがとうございます。
それと、攻撃力が同じなら相討ちになるという旨のご指摘いただいたのですが、攻撃力が0の場合は戦闘破壊はされません。
ややこしいですが、戦闘ダメージは2種類の意味が有ります。
モンスターへの戦闘ダメージにプレイヤーへの戦闘ダメージです。
攻撃力が同じならモンスターへの戦闘ダメージが発生するため通常なら破壊されますが、攻撃力が0の場合は『戦闘ダメージそのものが与えられない』という制約があります。これにより攻撃力0どうしならで攻撃しても、戦闘破壊そのものが発生しません。
クロノス先生が不在の教室に思い空気が漂う。
クロノス先生が大丈夫かと皆心配しているのだ。
絶対に助けよう。俺はそう、決めて策を巡らせた。
○ ○ ○
「まさか、1人で乗り込むなんて思わなかったわよ。」
何故か俺をジロジロ見るカミューラに俺は肩を竦める。
「俺が1人でくれば幻魔の扉を使うにしても生け贄はカミューラ自身しかできないだろ?」
その言葉にカミューラは驚きながら頷いていた。
「何故、そのカードの事を知っていたのかはともかく、よく考えた策ね。顔も女の子みたいに可愛らしい顔だし、私のお人形にならない?」
「お断り………?」
今聞き逃せない台詞があったような?
「One more please?」
「? 何故、そのカードの事を知っていたのかはともかく、よく考えた策ね。顔も女の子みたいに可愛らしい顔だし、私のお人形にならない?」
………。
「………う………。」
「う?」
俺の言葉にカミューラが首を傾げながら問いかけた時、
「ウアァァァァァァァァァァァァァァァ―ー!!」
思わず、マジ泣きしながらカミューラに抱きついていた。
「ちょ! 何よ!」
突然の奇行に焦るが、カミューラはされるがままにされていた。
「…落ち着いたかしら?」
「ごめんなさい。」
「別にいいわよ。ほら、鼻かみな。可愛い顔が台無しよ。」
意外なくらいに面倒見のいい性格しているらしい。
「重ね重ね、ごめんなさい。男扱いされるのが嬉しくて。」
「………そりゃ、可愛い顔だし、体つきだってほっそりしてるし声も高めの声だから注意深く観察してなかったら気づかなかったけど、
本気で苦労しているのね。」
カミューラの同情の視線が俺に向けられる。
「貴方。もう大丈夫よね?」
カミューラは問いかけながら、デュエルディスクを起動させる。それに対して、俺もデュエルディスクを起動させる。
○ ○ ○
『
俺とカミューラはそう言いながらカードをドローする。
「俺のターン! ドロー! おじゃま・イエローを攻撃表示で召喚! カードを2枚セット! さらに、恋文発動! カミューラは俺のフィールドのカード1枚を選んでそちらに移す事が出来る!」
「………なら、伏せカードをもらうわ。」
「OK。もう1枚恋文発動!」
「………何を狙っているのかしら? また伏せカードをもらうわ。」
その言葉にカミューラのフィールドに2枚のトラップが移る。
「命削りの宝札を発動! 俺は3枚ドロー! そして、2枚伏せターンエンド! そして、命削りの宝札の効果により手札を全て捨てる!」
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード2枚
おじゃま・イエローATK0
フィールド
伏せカード2枚
カミューラライフ4000 手札5枚
「私のターン! ドロー!」
カミューラが勢いよくドローした時、
『士ー!!』
俺を呼ぶ声が聞こえた。視線をそっちに向けると、明日香達がかけて来るところだった。
「何で勝手に行くのよ?」
非難がましい視線に俺は思わず溜め息を吐いていた。
「何で勝手に来るのかな?」
その言葉の意味がわからず明日香達が?を乱舞させているところをカミューラがクスクスと笑っていた。
「せっかく策を練ってきたのに残念ね?」
「まったくだ。何で来たのか?」
俺とカミューラのやり取りに何か失敗を悟ったのか、恐る恐る問いかけて来る。
「あの、士? 私達何かやっちゃったのかしら?」
「人質とられてサレンダー強要されたらどうするのさ?」
「そういう事よ。策を巡らせたのに残念ね。」
その言葉に城門が閉ざされた。
「そこで彼がお人形になるのを指加えて眺めてなさい。」
カミューラの言葉に明日香が首を傾げた。その時、
「リバースカードオープン、おじゃまトリオ! 宇宙の収縮!」
俺のフィールドの伏せカードから3体のトークンが現れた。
「たいした事ないわね。手札から幻魔の扉を発動!」
「な、なんだ? あのカード?」
「聞いたことがない。」
カミューラが発動させたカードを見て首を傾げる中、カミューラが恐るべき効果を語る。
「このカードは相手フィールドの全てのモンスターを破壊して一度でも召喚したことのあるモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚するわ。
でも、このカードを発動して負けた場合は私の魂は未来永劫幻魔の物になるわ。でもね、私は慎み深いのその役目を誰かに肩代わりしてあげるわ。」
カミューラの言葉に狙いが気づいたのか、みんな憤っていた。
「カミューラ。一言言うけど、勝ったと思った時、そいつは敗北している。
デュエルディスクを見てみな?」
カミューラのデュエルディスクに警告音が流れていた。
「そんな。どうして?」
「宇宙の収縮の効果さ。互いのフィールドの制限枚数は5枚になる。カミューラのフィールドには、既におじゃまトリオトークンが3体に2枚の伏せカードがある。
例え発動後墓地に置かれるとしても、発動時は6枚になるから5枚という制約にひっかかる。」
「やるわね。ターンエンド。」
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード0枚 宇宙の収縮
おじゃま・イエローATK0
フィールド
おじゃまトリオトークンDEF1000×3
伏せカード2枚
カミューラライフ4000 手札6枚
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード0枚 宇宙の収縮
おじゃま・イエローATK0
フィールド
おじゃまトリオトークンDEF1000×3
伏せカード2枚
カミューラライフ4000 手札5枚
「俺のターン! ドロー!」
ドローしたカードはこれか。悪いけど勝てた。
「千眼の邪教神を攻撃表示で召喚! ターンエンド!」
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード0枚 宇宙の収縮
おじゃま・イエローATK0 千眼の邪教神ATK0
フィールド
おじゃまトリオトークンDEF1000×3
伏せカード2枚
カミューラライフ4000 手札6枚
「私のターン! ドロー! このロックは本当に厄介ね。でもね、破壊して数を減らすだけよ! おじゃまトリオトークンで、おじゃま・イエローを攻撃!!」
その攻撃宣言にトークンはおじゃま・イエローに殴りかかって互いに弾かれた。
「互いに攻撃力が0だから攻撃しても破壊されないぞ。」
「手札調整で1枚捨ててターンエンド。」
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード0枚 宇宙の収縮
おじゃま・イエローATK0 千眼の邪教神ATK0
フィールド
おじゃまトリオトークンDEF1000×3
伏せカード2枚
カミューラライフ4000 手札6枚
「俺のターン! ドローフェイズをスキップして、墓地のマジックブラストを回収!」
「………命削りの宝札の時ね?」
「ご名答。マジックブラストを発動! 俺のフィールドの魔法使いは1体の為相手に200ダメージ!」
その言葉にカミューラのライフにダメージを与える。(カミューラライフ4000-200=3800)
「ターンエンド!」
士ライフ4000 手札0枚
伏せカード0枚 宇宙の収縮
おじゃま・イエローATK0 千眼の邪教神ATK0
フィールド
おじゃまトリオトークンDEF1000×3
伏せカード2枚
カミューラライフ3800 手札6枚
「私のターン。 ドロー。」
カミューラは自分の手札を見てじっくり考える。5分くらいたった頃だろうか? ドローしたカードをデッキに戻し、デッキに手を置いた。
「
○ ○ ○
カミューラのサレンダーに懐からこぼれ落ちたクロノス先生が元の姿に戻った。
「………ここはどこなノーネ?」
「カミューラの居城です。先生はカミューラに負けて人形にされてたんですよ。」
「ひょっとしてシニョーラ士が助けてくれたノーネ?」
クロノス先生の言葉に万丈目が頷いた。
「シニョーラ士。ありがとうなノーネ。」
「………さて、話はもういいかしら?」
カミューラは俺のそばに近寄ると芝居かかった仕草でお願いしてきた。
「私をこの学校の責任者の元まで案内してくれるかしら