誰が最強トレーナー? 作:ちょこ
「旅に出るか」
あれから2年が経った。
天賦の才を持ったピカチュウのレオンがパーティに加わり、彼の戦い方を参考に、ルーナとフローラの本格的な育成に入っていった。逆に、トレーナーが居るからこそできる戦い方をレオンに教え、慣れさせていく訓練もした。
おかげでルーナはキュウコンに、フローラはフシギバナまで進化を遂げ、さらにレベルも高レベルになっていた。
ブルーは“読み”を基本とした戦い方をすることで、マサラタウンで名を馳せていた。“三大強者”のひとりとして。そう、三大強者である。主人公はブルーひとりではないのだ。
オーキド家のテーブルを囲むのは、オーキド博士、ナナミ、グリーン、そしてブルーとレッドである。レッドはブルーと同じくひとり暮らしで、夕食はオーキド宅とっている。いや、朝もとっている。
「レッドは相変わらず家事が出来ないよねぇ」
「本当だ。そんなんじゃ立派にポケモンを育てられないぞ」
「うるせぇブルーにグリーン! 仕方ないだろ苦手なんだから!」
「あら、私だって苦手よ?」
「お前にはフローラとレオンが居るだろ!」
「あんたにだってピカが居るじゃない」
「ブルー、勝負挑んでやる!」
「いいわよ、その喧嘩買ってあげるわ」
「やめなさい!!!」
オーキド博士の一喝で一瞬声がやみ、次の瞬間オーキド博士が今まさに手をつけようとした果物がなくなり、オーキド博士のフォークは胃薬のビンにカチンと当たった。
オーキド博士がレッドを見ると、彼は何かをむしゃむしゃと食べていた。
グリーンは何かをポケットにしまい、ブルーは何かでお手玉をしている。
「わ、わしのミカンを返せー!!!」
3分後。
ナナミに怒られたオーキド博士はしょぼんとしながら胃薬を大量に口に流し込んでいた。
先ほどの出来事をネタバレすると、ブルーが胃薬とミカン3個を交換し、2人におすそ分けしただけである。
レッド、グリーン、ブルーの3人はオーキド博士宅のソファーに座り、ポケモンリーグのDVD観賞をしていた。
「あ、あれオーキド博士?」
「わっかーい!」
「何百年前の話なんだろうな……」
「わしを年寄り扱いするでない! 特にグリーン!」
外野が何か言っている。
「無視するでない! ポケモン図鑑はあげんぞ!」
「おやおや、職務放棄か」
「公私混同とはこのことを言うのね」
「ピッカー!」
「ほら、おじいちゃん、ピカも言ってるぞ」
ユキナリくんいじめを3人で楽しみながらDVDを見る。
決勝戦まで見終わった3人は、ナナミ先生のポケモンケア講座を聞き流しながらトランプをし———
冒頭のレッドのつぶやきに戻る。
「何言ってるの、当たり前じゃない」
「そうだぞレッド、お前が負けることは当たり前じゃないか」
「グリーン殺す」
「どうどう」
茶番は終わりにし、ブルーが真面目な顔で切り出す。
「とりあえず、明後日出ようかしら」
「そうするか。おじいちゃーん、ポケモン図鑑みっつー!」
「明後日じゃ……?」
「「「ダメ」」」
「おじいちゃん、子供は夢と希望を背負ってるんだから、優しくしてあげないとダメよ」
「ナナミに言われたくないっ!!」
博士が渋々差し出したポケモン図鑑をひったくり、リュックサックにしまう。
「んじゃ、おやすみなさーい」
「ありがとうございましたー」
オーキド宅を出て、家に帰った。
始まって早々ですが、アンケート。
ブルーのパーティの絶対的エースを急遽募集します。
・条件
種族値は最低で計550ほど(最終進化系の場合で考えてOK)。
かっこいい系が選ばれやすい(作者の好みはドラゴン、悪など)。
どの地方のポケモンでもかまいません。
伝説・幻のポケモンはNGです。
無双できる子が嬉しいです。
出来れば相応しいニックネームも添えてお願いします。
早ければ、5話ほどで出てくるかもしれません。
お手数ですが、メッセージか活動報告にて回答をお願いします。