異の魔を握る 法の落とし子   作:ウマイ本

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fate/GO十連引いて赤い槍先生出たよ(真顔)
三蔵法師ちゃん欲しい(憤怒)


一話 プロローグ

 あの時、私は何を求めたのだろう。

 

 

 

  奈良の底の様な暗闇の中。

 

 

 

 見えない底に吸い込まれる様に『堕ち』。

 

 

 

  視界に見えた小さな『輝き』に。

 

 

 

 一本の糸を掴み取るかのように手を伸ばした時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          ─私 は ゞあ゛■■ ^ぃ゛■◆ を 『見て?(/t観)」─

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ? …!!。(ミ ツ ケ タ)

 

 

 

 

  ■■◆%%/~!!!。(ア ソ ボ ウ ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

  ─ ナ  ニ  シ  テ  ア  ソ  ボ  ウ  ?─

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロンドン郊外に位置する学園都市、時計塔。

 

 中世と近代の入り混じったこの街では、四十を超える学生寮と百を超える学術棟と、そこに住む人々を潤す業界で成り立つ中ではシンボルとも言えるべき巨大な学園都市である。

 

 街は常に活気を保ち、日本の「四字熟語」で表すならば夙夜夢寐と言える風景だ。道は常に人が溢れ建物は常に光を放っている。

 

 そんな繁栄した街並みを遠目に観る一人の男が時計塔の窓から立たずんでいる。

 

 

 「・・・・・・」

 

 

 若く二十代並みの外見をし、糸目の間に微かに見える青い瞳は慈悲深い雰囲気を表い、まるで大空と見間違えるかのそうな蒼い髪、整った顔が合わさって優しい人にも見えなくもない男性。

 

 遠くの街並みを見続けるその顔はどこか思い悩んだ様子が伺える。

 

 彼は小さな溜め息を吐くと隣にいれば聴こえる位の声で呟く。

 

 

 

  

 

 「彼女が欲しい」

 

 

 

 

 幾ら街並みが繁栄しようと、この男の人生に繁栄(婚活)はまだ先のようだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺のこと、オーヴァン・グレゴリオ・アークトライアスは三大部門『時計塔』の大貴族が三家の一つ『トランベリオ』の数少ない純血の男、所謂家の長男に当たる人だ。

 

 トランベリオ大貴族はロンドンの貴族中でも長い歴史を持つ一族だ。最低でも五百年は下らないらしいが、詳しくは知らない。

 

 そんな貴族の中でも貴族の俺が今死活問題とも言えるべき壁に直面している。

 

 

 彼女。彼女が欲しい。

 

 

 最近に成って親父が早く結婚しろだの言っているが出来たらそうしてる。

 

 それこそ貴族の力を使って有名な美女を釣れるだけ釣ってやる事も出来るがどうもその気になれない。

 

 俺が欲しいのはさ、このっ・・・何て言うか、運命的な出会いってヤツ? じゃないと嫌なんだよ。

 

 勿論そんなご都合主義宜しくな展開は皆無な状態で時が過ぎて行くだけ。そんな状態の俺についに親父が我慢出来ずに世界に有力者に向けて嫁さん候補を募集する始末。焦った俺は何とか親父意外に協力を要請してこれを中止にすることが出来た。まあ、それが新たな難題を突き付けられる訳だが。

 

 外を見れば見慣れた街並み。ああ、どうして街はあんなに景気は良いのに俺の景気は良くないのだろうか。不公平だ、起訴。

 

 そんな物思いに吹けているとふと、視界に異様な事が起きた。

 

 

 「なんだ・・・あれ、青い・・・光?」

 

 

 思い付く原因は一つ、魔術。

 

 それは大貴族の『もう一つの顔』とも言えること、あるいは『裏』の顔。

 

 魔術、魔力を用いて人生為的に神秘・奇跡を再現する術の総称。そしてそれらを研究し『根源』への到達を求むる人々を魔術師。

 

 それならあの光の事は理解出来るがそれより不味いことが一つ。

 

 

 「朝日が差して間もないってのに、一体何やってるんだ・・・!」

 

 

 魔術師の中では様々な掟が在るが、その中でも何より優先されること。それは『神秘の秘匿』。

 

 魔術と言うのはあくまでも『根源』に至るまでの手段の一つに過ぎない。が、その手段が的確なもので無くなるのならば魔術師にとって意味が無い。根源から流れ出す事象の川は当然、根源に近ければ「太い流れ」だし、途中に幾つもの支流に分かれて「細い流れ」になる。事象を分割する要因は、時の流れと人々の意識にあり、人に知られれば知られる程、それは細くまた複雑になると言われる。

 

 そして、未だ大勢の人の手によって汲み上げられることなく、「太い流れ」を保っているものが「神秘」。これがもし一般の人に知られれば「太い流れ」は「細い流れ」に変わり「根源」から遠ざかる。だからこその『神秘の秘匿』なんだ。

 

 今起きている事はそれらに反していること、故に魔術師のする行動は二つ。目撃者の排除もしくは実行した魔術師の処罰。

 

 元々大抵の魔術師は冷酷な人ばかり、その場で切り捨てられるなんてもざらだ。

 

 急いで階段を降りて出口に走る。まだ午前六時十三分、大抵の魔術師なら工場にまだ引きこもっている筈だ、まだ間に合うはず!

 

 丁度下階層に居たことが幸いしたのか出口までの時間は掛からなかった。が、それでも急ぐ必要がある。仕方ないけど魔術を使わせて貰う・・・!

 

 

 「vox Gott E s A tlas――! (戒律引用、重葬は地に還る――!)

 

 

 これは重力制御の魔術の中では比較的に簡単な魔術だ。少し前に来たある人から習った魔術でもある。

 

 

 これで少しは早く着くだろう。だから、間に合え――!

 

 

 焦る気持ちを胸に俺は疾走する。起こりうる最悪の未来を変える為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「ハァッ…、ハッ…ハッ…、確かっ…、ここら辺に」

 

 

 重くなった足取りを支えに森の辺りを見渡す。どうやら奴等は見ていなかったらしい。魔術の痕跡や認知系の結界が張られて無いのがいい証拠だ。

 

  ふと、走るのに夢中になって気づかなかったが青い光が小さくなっている。自分している事に気付いたか、もしくは違うことしているのか。いずれにせよ、犯人には一度きちんと魔術協会の恐ろしさを一から叩き込む必要がある。

 

  「ったく、これだけ人様に迷惑掛けたからには後できっちりと見返りを要求してやる……」

 

  ぶつくさと文句を口にしながら足を進める途中、おかしな事に気付いた。

 

 

  魔力の濃さが変わっていない……?

 

 

 魔術を使用するには術者の魔力または霊脈と言った自然の魔力を使う。元々魔術は有から有を作る為無からの有はあり得ない。

 

  先程の光も時計塔からでも遠目に見える事からかなりの魔力を消費するのは間違いなく、人個人でどうにかするにはロード級の魔力程でなければ霊脈を使わざるをえない。

 

  なのにどうしてここ一帯の魔力が全く変わっていない?消費後がなければパイプラインの施しも何処にも無い。

 

  いやまて、そもそもここ一帯の霊脈は他の所と比べると流れが弱く、そもそも大規模な魔術演習には向かない筈。それが何故あんなにも大きな魔術を使えたのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

  歩く脚が速くなる。余りにも不可解な謎にこの先に有る答えを脳が知りたがっている。

 

 

 

 

 

 ついに根元付近まで来たときには脚は走っていた。青い光の柱は絶えず輝き続けている。

 

 

 

 

 

 その光の中に目にしたものは―――

 

 

 

 

     お兄さん、誰?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一人の少年だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   もしかしたら、ここで既に始まっていたのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

     偶然(必然)の様で必然(偶然)

 

 

 

 

 

 

 

 

  誰かの気まぐれで起きた、この(物語)■す(描/)ことも知って(知らず)

 

 

 

 

 

 

  誰にも(皆に)も■゛めぁ(『苦し%)めて語られる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   魔に殺せ(法を飢えよ)

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