『魔法少女リリカルなのは』の外伝モノ    作:ヘチマール

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第3章 Sanctuary――聖域――[1]

 

「着いたぞ」

「……ん」

聞きなれた上司の渋く重厚な声でトンビは覚醒する。

ふあ、とあくびをかき、両手を上に伸ばし手を組み、屈伸運動を行い徐々に意識が覚醒していく。

そして思い出したかのように「おはようゲルト。もう訓練の時間?」と半覚醒状態で返す。

「……はぁ~」

深い深い落胆の意を含んだ溜息を、ゲルトは吐き出した。

「とりあえず、左向け、左」

そう言い、ゲルトは指を指す。トンビは促されるまま顔を向ける。

窓がある。といっても、一般家庭にあるような窓ではなく、ブラインドが掛かった楕円形の窓だ。

「What !?」

思わず声を上げ、トンビは恐る恐るブラインドを上げる。するとそこには――

 

 

第3章 Sanctuary――聖域――

 

 

「なんじゃあこりゃぁぁぁぁ!?」

まるで助けた相手が錯乱して銃を乱射し、その弾丸によって致命傷を負わされた男のような絶叫を上げる。当然他の人の迷惑になるので、ゲルトは無言で魔力を込めた拳をトンビの脳天に振り下ろす。

「――ぶっ!!」

拳が脳天に至り、衝撃が上から下へと、外部から内部へと、端から中央へと伝わる。

あまりの痛さのため悶絶しようと通路へのたうちまわろうとするが、

「――はうぅ!!」

ゲルトに慣れた熟練の手際で首を捻られ一時的に昇天する。

ゲルトは、ふぅ、と一息つき周りに目を配る――周りの視線が痛い。

さすがに恥ずかしいと思ったゲルトは咳払いをし、席に着く。そして窓に目を送る。

(まぁ、流石に驚くか……)

そこには茫漠と広がる砂漠の海があった。

 

「おぉぉぉー!!」

空港のロビーに声変わりしてない少年の高い声が響き渡る。

「なんだ、あのぐるぐるっとした被り物は!?」

我々の世界で言うターバンである。

「なんだ、あの馬みたいな動物は!? 背中が山みたいに盛り上がっているぞ!!」

我々の世界で言うラクダである。

「なんだあれ――」

「やかましいわっ!!」

見るのが初めてのモノばかりでテンションがハイになるトンビにしびれを切らしたゲルトが怒鳴りつける。その行為にブーブーと口を尖らせてトンビは抗議するが、すぐさま無言でげんこつを喰らう。ロビーび空の宝箱を叩いたような音が響く。

「……ったく、今回は仕事で来たんだ。観光気分ではしゃいでんじゃないよ」

「いつつ……わかっているよ」

本日二度目のげんこつを受け、トンビは頭を押さえる。頭の出来は悪いがそれはそれ、機能するのに充分な神経は通っているのでしっかりと痛がる。

「……というかお前、今回のミッションの内容は頭に入ってんだろうな?」

「いやぁ、ゲルトがげんこつの威力が……冗談、冗談!! 拳を作らないで!! あれだろ、護衛だろ!? 聖王教会の!?」

トンビの涙の訴えを聴いたゲルトは罰(げんこつ)を取り下げ一言付け足す。

「正確に言うなら、教会の人員と物資の護衛だ。さぁ、ブリーフィングの時間に遅れるとマズい。さっさと行くぞ」

「えっ? あれっ……お、おう!!」

トンビはげんこつを放たれなかったことに驚きつつ返事をし、大型エレベータに向かうゲルトも後を追った。

 

 

第39準管理世界『トットリア』――それがこの砂漠の海の名である。

なぜトンビたちがこの世界に赴くことになったのかはちょっとした政治的な理由がある。

この世界が次元世界の連盟に名を連ねたのは管理局の発足からおよそ三十年にあたる。

発足以前に、周辺世界による次元規模での戦闘で被弾した次元航行艦が不時着した際この世界に次元航行技術の ノウハウがもたらされた。同時に『聖王教』の教えが啓蒙された。それが此度の話の肝にあたる。

ここ数ヶ月の間に頻繁に発生している『次元震』、その影響でこの世界は輸出輸入が制限され、生活必需品を始めとする物価が高騰し、それに伴い貧困層の犯罪率も増加し続けている。

このままでは汗と血で築き上げた、管理世界群でのトットリアの地位を失ってしまうと判断した政府は民の不満を緩和するための祭典を催し、その主導をかねてから友好があり、この世界の遍歴にも深く結びついている『聖王教会』に白羽の矢を立てることにした。無論『聖王教会』はこの要請を快諾し、とある信徒をその役に任命した。

 

「で、それにおまけで付いてくる物資の護衛が俺たちの役目なんだろ?」

「不満か?」

「モチのロン!! 完全に裏方じゃん。B2B企業なみに裏方じゃん!!」

会話と共に足を進めながらトンビはゲルトに不満を漏らす。

それも第一線で活躍し続け、世界の基板を支える企業様に失礼な発言も付け加えて。

わからなくはないが、とゲルトは思う。だが、このまま不満を漏らされ続けても任務(ミッション)に影響しかねない。まあ、こんな不満を聞くのは、トンビが初めてではないので宥めるための言葉を掛ける。

「……この任務を無事に終えれば、お前に昇格試験を受けさせようと思っている」

「……マジで!?」

その言葉が耳に届き、トンビは鳩が豆鉄砲を喰らったかのような顔になる。

「リアリー? 本当に? 嘘ついてないよね? ついていたら針飲ますよ!!」と真偽を問い詰め寄る。

ゲルトはやれやれといった感じに苦笑いを作り、腕を伸ばしトンビを制止する。

「思っている……まだ、考慮の段階だ」

「わかってる、わかってるって!! 何はともあれ景気のいい話じゃん!!」

ゲルトの注意をトンビは耳で受け取りながら、ごきげん調になりスキップを踏んで曲がり角を曲がろうとする。他人が見れば歳相応の振舞いに見えるだろう。そう、今現時点は年相応なのだ。

十一歳という歳はまだ未熟と言っていい。故に、

「おわっ!!」

「キャッ!!」

注意力も、ちょっとしたことで散漫になり、誰かとぶつかってしまうのだ。

「たくっ、前を見てないから……んなっ!?」

「……イててて、ん?」と痛みに声を出していたが身体前面の違和感に気づく。

(……やわらかい。家の羽毛布団よりやわらかい。それに……ほんのりと温かい!! まるで人肌)とのん気に脳内で感想を連ねていく。そんな彼に「あの~」とやや包容力のある困った声色がトンビの耳に届く。

「はいぃ?」と返事をしてトンビは顔を上げる。

「ん?」

しかし、見上げた先には誰もいない。後ろを振り返ればゲルトが顔を抑えて天を仰いでいる。

「下なんですけど~」

下を向く。胸がある。

「大きい……」と感嘆の声を漏らす。

そして、後頭部に蹴りが入った。

 

 

「いや、本当に申し訳ございません」

「いえ、こちらにも否がないわけではありませんから」

後頭部に大きなタンコブを作ったトンビが必死に謝る姿を見て、女性はぎこちない笑みを浮かべながら、もういいですかーといった感じに手首を縦に振る。

「ホントにしゃーせんでしたぁ!!」

叩かれる。頭の軽い人間の謝罪を行ったトンビの頭からスリッパで叩かれたような音が通路に反響する。正体はゲルトの平手打ち。

「ウィット!! ウィット!! 場を和ますためのおちゃらけだって!!」

トンビは両腕を顔の前で交差させながら防御姿勢を取りながら隙間から、許しを請う眼指しをゲルトに向ける。ゲルトは口を開き「場を和ますことには賛成だが……」と一旦区切り、

「しかし……今は仕事中だ!!」

さらに平手打ちを喰らわせる。しかも、頭部に掠るように放ったため、トンビの脳みそが右に左にシェイクされ、トンビは目を回しながら仰向けに倒れ込む。

「はらひれほり~」

(漫画みたいな声ね)と女性は思う。

女性の容姿は紺色を基調に、正面のサイドクラウンだけはホワイトにデザインされている。そして、そこには無邪気なデザインの缶バッジが三つ付けられている。帽子から覗かせる顔は文句なしのお姉さん系美少女フェイス、お目々が綺麗です。濃いブラウンのポニーテールが帽子と顔と調和し、各々を更に引き立てる。もえぎ色のベスト、その下には厚手の七分袖の白いシャツ。そして、青のジーパンに、パレオのように付けている白を基調に縁は黄色と薄い橙色の縞模様の柄でデザインされている。

(ベストアリであの柔らかさっ!!)

トンビの顔には驚愕の色がありありと浮かぶ。そして、スナップを利かせた手で後頭部をはたかれる。

女性は「アハハ~」と困った笑みで対応する。

そして、コホンと咳払いをし「あの~もしかして……コエルニクスの方ですか?」と尋ねる。

ゲルトは「ええ、そうですが。貴方は?」と尋ね返す。

女性は失礼しましたと前置き「はい、私はソイル……ソイル・バリィ・フィールドと申します」丁寧に名乗り「聖王教会聖女クロットの侍女です」と優しく包まれるような笑顔で答えた。

 

 

足音が空間内に響く。踏みしめる音から、床はコンクリートだと思われる。

足音が緩やかに止まり、淡い紫色の明かりが灯る。明かりは厚い甲鈑で包まれた空間を照らし出す。そこには男がいた。

白のシャツを胸がはだけるように着け、ソードベルトを巻いた黒のニッカズボン、そこから姿を見せるこげ茶のウェスタンブーツの装飾が妖しく煌めく。背丈は180cm程とかなり高く、大きな肩がそれをさらに目立たせる。

《認証システムを起動します。その場から動かずお待ちください》

どこからとなく無機物の音声が流れその場で待つように促される。男はソードベルトに通してあるポーチから名刺入れサイズのケースを取り出し、口を開け中からタブレットを二、三粒、手のひらに落とす。それらを口に入れかみ砕き、鼻から息を吸い、また鼻から空気を出す。

鼻を通る風味に満足したのか、無精髭を生やした男の口元が緩む。

《認証完了しました。お入りください、Mr.ディナンゾン》

間を合わせたかのように、再度音声が響き、男が――ディナンゾンが立ち止まっていた先の壁が、中心を渦が巻くように溶け、通路が現れる。

覗き見れば、通路はカーボン繊維で覆われ、太細様々で色とりどりの液体が流れるチューブが施され、冷たさと温かが混じった気味悪さを感じさせる

ほう、と男を感嘆のため息を吐き、再び歩きだす。男の口元はさらに緩み、調子を良くしたのか、

「ふ~ん、ふふ~ん♪」

チューブで舗装された壁を横に男は鼻歌混じりに指を打ち鳴らす。音は冷たく反響し、奥へ伸びていく。

その奥からこちらへ足を進める影が現れる。

「やぁ、久しぶりだね。ディー」

チューブを流れる液体の光が彼の顔を淡く照らしだす。

「本当に久しぶりだね。ジェイル」

メガネを掛けた紫色のショートヘアの男性が、怪しくその瞳を――金色の瞳を光らせた。

 

 

「一五〇〇、現時刻よりブリーフィングを開始する。その前に今回の訪国に協力していただくコエルクスのエージェントの方々に感謝の意を!!」

スクリーンの前で修道服を着た体格の良い初老の男性の言葉を合図に、会議室にいる聖王教会の信徒達がコエルクスの――トンビ達が座る席に向かって敬礼を行う。

 

――壮観、壮観。こりゃいい気分だ。

 

トンビは内心で、今心のなかに起きたささやかな感動を簡潔な言葉にして表す。

今までの仕事では、依頼人数名に面と向かって感謝の言葉を送られることしかなく、こう組織レベルからの感謝はなかった(組織といっても、規模からしたら氷山の一角にすぎないが)。

ともかく、内心でほくそ笑んでいたつもりが、いつの間にか顔に出てしまっていたところをゲルトに目で注意され、作戦の概要に耳を傾ける。

 

先程の初老の男性の後ろと会議室中央上部に浮かぶ、前者は物質によって、後者は魔力素によって作られたスクリーンに若い女性の顔が映し出される。

まだ、少女の顔立ちだ。それも十六、七歳だろう。しかし、毅然とした顔立ちからオーラというべきだろうか、そのようなモノが感じ取れる。特徴的なブロンドと黒のグラデーションに、緩やかなウェーブがかかったロングヘアー。肩の部分で切れているが、あの特徴的な肩の装飾は見覚えがある。たぶんラウンドシールドのデザインかもしれない。ということは

 

聖女・クロット――

 

聖女――聖王オリヴィエが存命だった頃、その身の回りの世話をしていた侍女たちが居た。継承権はないが、王族なのだから当たり前といえば当たり前だが。その侍女たちは希少技能、と高魔力の保有、どこに出しても恥ずかしくない礼儀作法を心得、いずれも美人だったと後世には伝えられている。その彼女たちの、直系の、子孫にあたるのが聖女の称号を持つレヴ家のクロットや他四人の聖女たちである。

 

トンビはデバイス――リンクスを起動させ、映しだされたホログラムの画面を横に倒し、ニュースサイトにアクセスし、サイトの検索バーに『クロット トットリア』と打ち込む。直ぐ様彼女に関するいくつかの記事が、横に倒したホログラムからスーパーボール台の球体ホログラムとして浮かぶ。トンビはそのうちのひとつを人差し指と中指を束ね、L時に曲げてそれを取り、親指でそっとタッチする。すると球体が、花の開花のように展開し、記事が表示される。それを流し見しながら、同時進行で耳から作戦内容を取り入れる。マルチタスクを使うまでもない。

最近ニュース見てなかったものなぁと思い、内容を大まかに把握していく。無論ニュースのほうだ。

「ん?」

トンビは視線を感じ、そちらに目をやる。

――やべっ、ゲルトだ。

目は口ほどモノを言うと古き賢人は後世に残したが、まさにそのとおり彼の目は怒りのフキダシが出んばかりにモノを言っており、目線〈アイ・ソリッドレーザー〉の射線場に巻き込まれている二人のエージェントが青い顔し て、汗だくだく状態である。正直気が気でないもだろう。

トンビは口笛吹きながら、耳を再びブリーフィングに向ける。

 

「今回の目的地となるトットリアの首都『カクラマサ』まで四日掛かる見込みだ。その間、聖女さまを狙って、行動を取る武装組織による襲撃が起きる可能性が予想される。そこで、万が一にでも聖女さまに危害が及ばないために、今回の陣形は【インペリアルクロス】……それに改良を加えたもので組む」

インペリアルクロス――古代ベルカ時代に王族、それもやんごとなき位を持つ血族の護衛によく使われた陣形である。王族すなわち護衛対象が乗る車両を中心に十文字の形を取るように展開していく。前衛には基本防衛力の高い部隊を敷き、両側面では中心に近い部隊は防衛、そうでない部隊は遊撃を担当する。そして、後方は安全にバックアップを行える。

――改良? 矢の形にでもするのか?

トンビは疑問に答えるかのようにスクリーンの映像が切り換わり、新しい陣形が映し出される。

正と逆の十字架が柄を重ね、その左右に点が二、三存在する。まるで双槍のような陣形だ。

「『ツイン・ランサー』それがこの陣形の名称だ」

一切のひねりなく、まったくその通りだった。

「この陣形の肝はそれぞれの十字架の交差点にある。これらの位置に聖女クロットの乗車する『対魔特防装甲車』を配置する。つまり片方はデコイだ。」

――同時に襲撃を受けたらどうするんだ?

今のところ、襲撃の兆しを見せている武装組織の詳細は聞かされてない。故にこのような疑問が出る。その疑問に答えるように男性が話を続ける。

「また、同時襲撃の可能性も高いため、全車両には『ネットワーク型』転送魔法陣を搭載する。仮に同時襲撃を受けた際にはこれによって聖女様とガードを転送する。各員はいかなる時でも聖女様を守れるよう気を引き締めてほしい」

 

まず、転送魔法陣とはどういうものか解説しよう。

転送魔法――これは単純に対象を遠く離れた目的地へと移動させる魔法だ。これを行使した際、元いた場所(Aとする)と目的地(Bとする)の間に(道)が構築される。この(道)を固定するためのものが『転送魔法陣』である。この陣がなければ、(道)は長時間その存在を保持することができず消滅してしまい(道)に取り残された者も消滅してしまう事故に発展する。一度はロストロギアに指定された技術である。しかし、とある天才技術者によって危険性は改善され、急速的な技術発展を遂げ今に至る。

話を戻そう。AとBのような点の存在を増やし陣で固定すれば、各々が入口と出口になり、たちまちネットワークが完成する。その際に陣として使われるのはポートと呼ばれる魔法技術と科学技術の融合によって生まれたマシーンである。ポートは位置情報関係を操作しネットワークを通ずることによって様々な場所へ安全に移動することができる。

今回の作戦で使われるポートはコエルクスグループで開発された旧式のモノである。旧式であるが、高い信頼と実績を兼ね備えており、関連業界では銘機として知られている。聖女の安全を最大限に考慮してのことだが、裏を返せばグループの面子が掛かっていると言ってもいい。

 

「また、現地の武装組織も危険だが、先月未明管理局の対策室にもマークされているテロリストがトットリアに入国したとの情報が入っている」

 

今の発言に会議室がざわめく。声こそ発しないもののトンビの顔も曇った表情になる。

 

「静かに!!」

 

初老の男性の一括に、波が引くように場が静まる。それを見計らって会議を再開する。

 

「スクリーンを切り替えてくれ……この中にこの人物を知る者も少なく無いと思うが、今回の巡礼は事が事である。護衛のためにも再度眼と耳を向けてほしい」

スクリーンに映し出された男――長髪で無精髭を生やし、不気味な笑みを浮かべている。

彼の名はディナンゾン。アルザス出身の竜使いであり、過去にある管理世界で世界規模での大戦を起こした広域指名手配犯のテロリストである。

「むぅ……」

トンビは唸る。

決して知らない人物ではない。何故なら幾度か周りの大人達からその名とその凶行を聞かされたことがあるからだ。ドクター、ゲルト、そして義父、それぞれあの大戦で奴との因縁が生まれた。それを語る義父の目には怒りの炎が灯っていたことを今でも覚えている。

ゲルトに目を遣る。スクリーンの光が照らす彼の顔は意外にも悠然としていた。閉じた瞳は何を写しているのだろうか。トンビには思いも寄らない。

 

――危険〈デンジャラス〉な仕事になりそうだぜ。

 

その後、装備の指定、部隊メンバーの編成――これは組織ごとに分けられる、等々の説明を受け、ブリーフィングは終了した。

 

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