魔法少女リリカルなのは~俺は転生者じゃねえ!~ 作:サッカー好き
楽しんで頂けると幸いです!
いきなりだけど、連休って素晴らしいよね!
学校を休めるし、学校を休めるし、学校を休める!
兎に角、家でゴロゴロ出来る日なんだ。今度の連休はサッカーの練習も試合もないから。ゲームをいっぱいしようと思ってたんだけど・・・
「やっと着いた!」
「うーん!空気が美味しいね!」
「緑が綺麗なの!」
しかも、お馴染の3人も一緒。そして、高町夫妻に兄妹。すずかの姉にメイド2人も一緒だ。
一応、説明しておく。
これは、高町家・バニングス家・月村家・橘家の合同旅行だ。
何故かバニングス家からはアリサだけだし、月村家は忍さんにメイドのノエルさんとファリンさん、橘家は俺と、共に両親が居ない。
大金持ちの親だから仕事が忙しいのだろう。俺ん家は逆に貧乏だから共働きで忙しいのだ。
「ここって、露天風呂があるのよね!楽しみだわ!」
「そうだね!」
「うん!しっかり浸かって疲れを取るなの!」
元気だな・・・。でも、高町はやけに爺っぽい発言だな
「
「なんでもない・・・」
「
士郎さん。それは言わないでおいてよ。
アリサがめっちゃ冷たい目をして俺を睨んでいるじゃないか。
「それで
「忍さん、いきなり何の話ですか?」
ロングの髪で知的な女性はすずかの姉、月村忍さん。最近知ったが忍さんは恭也さんの彼女だったらしい。
「温泉よ。お・ん・せ・ん。男風呂に入る?それとも、お・ん・な風呂?」
「忍さんは俺の性別を知りませんでしたっけ?」
それともボケたか?
「失礼ね。もちろん知ってるわ。でも、ここは10歳以下の子供はどっちでも入って大丈夫なのよ?」
「えっ!?そうなの!?」
「なんで俺よりお前がそんなに反応するんだよ、すずか」
おっとりした目がぎらついてんぞ
「こら、忍。悪ふざけが過ぎるぞ」
「あら、でも私は本当のことを言っただけよ?」
「・・・
「ええ。女風呂は入りません。だから、恭也さんだけでなく、士郎さんもそんな怖い目で見ないでください・・・」
俺、こんな場所で骨を埋めたくないです。
「そうだよな、
「えっ?それも正直怖くて嫌なんですけど!?」
「そう言うな。話すのは主に剣の話だから安心しろ」
「・・・ん?今のを聞いてどう安心しろと?」
寧ろ危険だ、逃げろ!、と俺の勘がアラームを上げている。
「それじゃあ、私達は大事な女の話をしましょうか?」
「良いね!しようしよう!主になのはと皇くん関係で!」
「賛成!」
「うにゃ!?なんで、私と拓真くんなの!?」
どうやら高町は桃子さん、高町の姉の美由希さん、忍さんとの餌食になるようだ。頑張れよ
「でも、まだ風呂に入るのは早い。今から夕飯前まで自由行動にしよう。皆はそれでいいかな?」
「「「はーい!」」」
元気よく答えたのは女性陣の皆様。俺は車酔いで気持ち悪いから部屋に行って寝よう。
「
「拒否権を発動しても良い?」
「残念!
「それは酷いだろ!?」
もはや、人扱いされないだと!?
んじゃあ、俺はなんなんだよ?
「えっと、
「俺は
俺は膝を突いて嘆いた。
恐らく3人で打ち合わせをしていたんだと思うが高町に
「フェイト。この近くにジュエルシードがあるのかい?」
「うん。そうらしい・・・」
私、フェイト・テスタロッサは使い魔のアルフと一緒に温泉街に来てます。
その理由はもちろんジュエルシード探し。
「確かに、微かにだけどジュエルシードの力を感じる。場所までは分からないけど・・・。でも、本当に良いのかい?」
「何がなの、アルフ?」
心配そうに聞いてくるアルフ。私は何を聞きたいのか分かってはいたけど敢えて知らないふりをした。
「あの皇っていうガキの言う事だよ。いきなりあたし達に協力するって言い出した時は耳を疑ったよ」
「うん。でも、彼は嘘を言ってはいない。彼自身は信用できないけど情報が確かならそれでいい」
「うーん。奴の目的が全く分からないよ・・・。でもまあ、温泉で身体を癒して来いってのは私も大賛成だ。フェイトは最近ずっとジュエルシード探しで休んでいなかったからね」
そう。私とアルフは皇という男の子からジュエルシード回収は夜に行うから昼間は温泉でゆっくりしろと言われたからここにいる。
「私は大丈夫なんだけどな・・・」
「ダメダメ!ほら、まずは腹ごしらえをして。お腹を満たしてから温泉に入ろう!」
私はアルフに背中を押されてされるがままに進んでいった。
「や、やっと解放された・・・」
俺は最初アリサ達と温泉街を歩き回っていた。すると何故か、神崎がどこからともなく現れた。
仕方ないので俺が神崎を足止めし、アリサ達は
何故か俺を苦手視する神崎。
とりあえず、時間を稼ぐべく話し合いを試みた。
話題の内容はサッカー。
最近の
俺は川崎だと、言ったら神崎は広島と断言。
こいつ、意外とサッカー好きだった。
他にも好きなサッカー選手や好きなゴールシーンなど話が盛り上がり結果的にはアリサ達を逃がす時間は稼げた。
神崎も本来の目的を思い出したのか俺を払い除けてアリサ達を追いかけて行った。
まあ、もうアリサ達は士郎さんの所に到着しただろうし、大丈夫だろう。
何だかんだでサッカー談義に満足し、目標を達成した俺はかなり疲労感を感じていた。
「帰ってもまたアリサ達に色々言われるだろうし、どこかで休むか・・・」
俺は休めるところを探していると良い所を発見する。足湯だ。
「はあ~・・・。さすが温泉街。足湯なんてあるんだな~・・・」
「あの・・・お隣良いですか?」
「良いですよ~」
足湯に感動していると誰かが声をかけてくる。
なんか聞いたことのある声だな~とか思いながらも深く考えずオッケーを出した。
「ありがとう。
「ん・・・?フェイト?」
「うん。・・・良かった。名前、憶えてくれてた」
なんと隣に座ったのは、この前会ったフェイト・テスタロッサだった。
少し嬉しそうな表情を浮かべている。
「まあ、あのデバイス?って奴が印象的だったからな・・・。それに友達の名前だろ?そりゃあ、憶えてるさ」
「え・・・?」
少し目を大きくして驚くフェイト。俺、なんかおかしなこと言った?
「私って
「え?」
「え?」
どうやらフェイトは俺のことを友達認定されていないらしい。少しショックだが仕方ない。
「俺はフェイトの事を、『フェイト』って呼んでるし、フェイトは俺を『
「そっか。私と
「嫌?」
俺がそう聞くとフェイトは首を振った。
「ううん、嬉しいよ。ありがとう、
「お礼を言われるほどの事じゃないんだけどね。それで、そのお隣のオレンジ色の髪をしたお姉さんは誰?」
しれっと当たり前のように存在するお姉さん。多分、フェイトの関係者だと思うんだけど?
「アタシかい?アタシはアルフ。フェイトの姉さ」
「そうだったんですか。俺は橘
「宜しく
「そうですか?それじゃあ、遠慮なくそうするわ」
何とも人当たりが良いアルフ。フェイトの姉らしいがそんなに似てないな
「というかよく俺を見つけられたな。足湯に浸かる為に座ってたのに」
「魔力・・・その銀髪が目立ってたから」
「なるほど」
確かにこの髪は遠目でも目立つよな。
「足湯気持ちいいな」
「そうだね・・・」
「あっ!あの約束はどうなった?お母さんからデバイス?はどこで買ったか聞いた?」
「ご、ごめん。まだ聞けてないんだ・・・」
「そっか、残念」
あのデバイス?は本当に格好いい。
あの後、親に聞いても、自分で調べてもパソコン関係のデバイスしか分からなかったんだよな・・・
「・・・怒らないの?」
「ん?なんで怒らないといけないんだ?」
「だって、今度会ったときにって約束破っちゃったから・・・」
フェイトは真面目だな・・・。
「確かに約束したけど別に怒るほどじゃないよ。それに温泉に浸かってんだから怒る気持ちすら沸いてこない」
「そ、そうなんだ」
「あはは!面白いな、
「それじゃあ、入ってくればいいじゃないか。ここは温泉街だから入る場所には困らないでしょ?」
「それがねえ。フェイトが温泉に入りたがらないんだ。アンタからも何か言ってやっておくれよ」
「あ、アルフ!?」
アルフの言葉に顔を赤くして動揺するフェイト。
なるほど、それは確かに良くないな。
「フェイト」
「な、なに?」
「不衛生は良くないぞ?」
「待って、
「違うの?」
「違うよ!」
必死に弁解するフェイト。
意外とフェイトもからかいがいがある。
「私は夜、お風呂に入るつもりなんです!」
「わ、分かった。俺が悪かったから、落ち着け、顔近いし」
「えっ?あ、ご、ごめん!」
フェイトも必死だったのか顔を近づきすぎていたのに気付いていなかったようだ。
すぐに顔を戻すが顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「アルフ。フェイトにも入りたい時間があるようだし、今回は譲ってあげなよ」
「うーん。フェイトと一緒に入りたかったけど仕方ないね。
「そうだよ。俺の友達と一緒にお泊りさ」
「ふーん・・・。そこは温泉に入れるのは泊まっている人だけかい?」
「ええっと確か大丈夫な筈だよ?24時間入れるし、泊まっている人以外でも24時間いつでも入れるらしい」
「なるほど。それじゃあ、ちょっとここら辺を見終わったら行ってみようかね。フェイト、そろそろ行こうか?」
アルフが立ち上がってフェイトにそう言うとフェイトも立ち上がった。
「
「おう、頼むぜ!でも、そんな思いつめた顔していう事じゃねえからな」
「う、うん。わかった。またね」
「おう!アルフもまたな!」
「ああ、
フェイトとアルフが足湯から出て去って行った。俺も足湯から出て身体を伸ばしながら旅館へと帰った。
「うわー!広ーい!」
「凄ーい!」
「うん!」
なのは達は旅館の温泉に入っていた。
その温泉の広さや綺麗な内装に感動している。
「3人とも、お風呂に浸かる前にちゃんと身体を洗ってね」
「はーい!」
「それじゃあ、流しっこしようか?私がなのはの背中を流してあげる!」
「うん!ありがとうなの!私はすずかちゃんの背中を流してあげるね?」
「ありがとう、なのはちゃん!」
3人は仲良く洗い場へと向かう。そんな光景に桃子、美由希、忍が微笑ましい表情で見ている。
「それにしても、
「あはは、でも仕方ないよ。ユーノ君、私達と一緒に入りたくなかったようだし」
「必死に
アリサはユーノが
「それじゃあ、
「ちょっ!忍さん!何言ってるんですか!?」
忍の言葉に激しく動揺するアリサ。なのはもそれはと言った感じで苦笑する。
「なるほど。さすがお姉ちゃん!」
「馬鹿な事言わないの!」
逆に賛同する
「そ、そんな事したら私達の裸を見られちゃうじゃない!そんなの絶対嫌よ!忍さん達は嫌じゃないんですか!?」
「ふふふ。私は見られても気にしないわ」
「私も」
「大丈夫よ、アリサちゃん。貴女の大事な
「な、なななななななな何バカな事言いてるのよ!?」
「痛い!?アリサちゃん、力込めすぎなの!?」
男と言えど子供に裸を見られるくらい気にしない大人の女性たち。
忍がアリサに笑いながら言った言葉にアリサは激しく動揺して敬語だった言葉が雑になってしまう。その被害にあってしまうなのはは痛みで声を上げる。
「私も恥ずかしいけど
「はいそこ!変な事考えてないで私の背中を流しなさい!」
すずかに注意してアリサの背中を流させた後、女性陣は湯船に浸かった。
「それで、皇拓真っていうなのはの想い人はどんな子なの?格好いい?」
「え!?別に拓真くんとは、その・・・」
美由希の質問になのはは口ごもる。
「まあ、普通の男子よりは格好いいんじゃない?皆が言うには、顔は中の上で成績も中の上。スポーツ万能で人当たりは良くないけどそこがクールで良いらしいわ」
「へえ。そうなんだ」
「すずかの話だと、
「ええ。あいつは皇にそんな態度をされたのにも関わらず話しかけても無視されてたわ」
イラついても仕方ないと分かっていてもイラつく自分に溜息を吐くアリサ
「で、でも拓真くんも何か事情があったのかもしれないし」
「何よ、事情って?」
「それは分からないけど・・・」
「まあまあ。でも、サッカーの一件で初対面の時よりは仲良くなったよね」
なのはは拓真が
「まあ、確かにそうね。一方的に
「
「そうね・・・。そこだけは
「その
「どんなって、馬鹿ですよ。ただの馬鹿」
「ははは。アリサちゃんは厳しいね。すずかちゃんから見たらどうなの?」
「え、えっと、
すずかは少し恥ずかしそうに
「へえ。確かに
「あ、ありえないわよ!あんな馬鹿なんだもの!」
美由希の言葉にアリサが反応する。だが美由希は構わず話を続けた。
「馬鹿な子ほど可愛いって言うじゃない。女性の母性本能をくすぐる感じだしね。もしかしたら2人の知らない所で他の女の子からラブレターを貰ってるかもね?」
ニヤニヤ笑いながらそういう美由希。
「大丈夫です。今のところ
「え?どうしてわかるの?」
「毎日、下駄箱と机の中をチェックしてますので」
「そ、そうなんだ・・・」
「はい。ふふふ」
しれっと言うすずかに何も追及できない美由希。すずかの闇を感じた瞬間だった。
如何でしたでしょうか?
次は後篇になります!
そして、いつもの報告会です。
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これからも宜しくお願いいたします!