魔法少女リリカルなのは~俺は転生者じゃねえ!~ 作:サッカー好き
ちょっとした急展開が!
「ほら、ユーノ。身体洗ってやるから大人しくしててくれよ?」
「きゅー」
俺、
「ごしごしっと、お湯かけるぞ」
「きゅ!」
「しゃーしゃーっと」
シャワーをユーノが嫌がらない程度の強さで、泡を洗い流していく。
つか、こいつ俺の言ってる事ちゃんと理解してね?
高町の世話が凄いのか、それともユーノがとても賢いのか・・・?
「
「えっ?そのくらい一人で出来ますよ、士郎さん」
俺がユーノを洗い終わったと同時に士郎さんが話しかけてくる。
しかも、背中を流してくれるとか、目上の人にそんな事してもらうのは忍びない。
「遠慮するな。最近、恭也も洗わせてくれないから寂しいんだ」
まあ、恭也さんの歳になれば嫌だろう。
「それじゃあ、お願いします」
「ああ。・・・ふむ」
「・・・洗いながら何をしてるんすか?」
士郎さんが何故か洗うだけではなく、観察しているようにも見えたのでそう聞いてみた。
「いや、すまない。君の身体は年齢にそぐわない程、しなやかな筋肉をしているなと思ってね。何か特別なトレーニングとかしてるのかな?」
「いえ、サッカーの練習くらいしか・・・特に特別な事はしてないですよ?」
「ほう。という事は天然ものか・・・」
士郎さんではなく、恭也さんがそう言ってくる。男2人にじろじろ見られるのはなんか嫌だな。
「ああ。確かにこの筋肉の付き方は人工的なものではないな。どうだろう、
「丁重にお断りいたします」
この人は何を言っているのだろうか?
俺は剣に興味ないっす。
「まあ、そう言わずに検討してみてくれないか?君には才能がある。あの恭也にも勝ったんだ。そしてその恵まれた身体。そんな君の才能と身体に埃を被せるのは実に惜しい」
「そんな事、言われても・・・」
恭也さんに勝ったのだって奇策の奇策でもう二度と通用する事のない手だ。もう勝てる気がしません。
「別にその力で誰かと闘えという訳ではないよ。その力で正しいと思える何かに使ってくれれば嬉しい」
「・・・・・・」
正しいと思える何か、か・・・。
俺にはよく分からないけど無駄にはならならいか?
「それじゃあ、サッカーの練習に影響がないくらいなら・・・」
「本当かい!もちろん、君の好きなサッカーに支障ないようにするよ!」
「
「あ、はい。宜しくお願いします・・・」
「よし、ではさっそくうちの流派について説明しようじゃないか!」
そう言って士郎さんが話を始めた。
ちょっと早まった気もするが、まあ良いか。
「あ、熱い・・・」
あの後、士郎さんと恭也さんから流派について説明された。
確か『御神流』って言ってたけど話が長い上にのぼせたからよく覚えてない。
士郎さんと恭也さんは長風呂みたいなので先に失礼した訳だ。
ちなみにユーノは高町がいる部屋へと1人で戻っていった。頭の賢い奴だから大丈夫だろう。
「おや、
「・・・アルフ?どうしてここに?」
俺がソファーで横になっていると誰かに話しかけられたので見てみたらアルフだった。
「あの時言ったじゃないか。『行ってみる』って」
確かに言ってたね。でもまさかすぐに会うとは思ってなかったよ
「というか、
「ああ。ちょっとのぼせちゃって・・・」
「そうなのかい?そんじゃあ、飲み物買って来てあげるよ」
「いや、大丈夫。そこまでしてもらう訳には・・・」
「遠慮しない。ちょっと待ってな」
アルフがそう言うとすぐに飲み物を買って来てくれる。
「ありがとう。お金は後で渡すよ」
「いらないよ。これはお礼さ。フェイトと仲良くしてくれてる、ね」
「別にお礼をもらうような事じゃないよ。フェイトは友達だ。仲良くするのは当然だろ?」
「・・・それじゃあ、貸し一って事で」
「うん」
俺は飲み物を一気に飲み干す。身体中に水分が行き渡って気持ちいい。
「まじ助かった。ありがとう」
「良いんだよ。それじゃあ、アタシはお風呂を堪能するかねえ」
「ここの温泉は気持ちいいよ。って、そう言えばフェイトは?」
「あの子はやっぱり後で入るってさ。人がいると落ち着かない子だからねえ」
「そうなんだ。それじゃあね、アルフ。飲み物ありがとう」
アルフは笑顔で「ああ、またね」と言って女風呂へと入っていった。
俺はアルフを見送って、部屋に戻ったのだが何故かアリサの機嫌が悪かった。
「どうしたんだ?」
「う、うん。実はなのはちゃんが変なお姉さんに絡まれちゃって」
「変なお姉さん?」
「オレンジ色の髪で目付きが悪い女よ!いきなりなのはを上から睨み付けて脅してきたのよ!」
オレンジ色?もしかしてアルフの事か?
「質の悪い酔っ払いだわ、きっと!」
「落ち着けよ、アリサ。イライラしたってしょうがないだろ?」
「そ、そうだよ、アリサちゃん。私は気にしてないから」
「なのははそうでも私は気にするのよ!もう!」
恐らく楽しい旅行を邪魔されて相当ムカついたんだろう。どうやってこの怒りを治めようか・・・
「まあ、とりあえず何かゲームでもしないか?トランプとかウノとかジェンガもあるぜ?」
「・・・良いわ。憂さ晴らしにあんたをけちょんけちょんにしてやるわ!」
「待て!どうして俺なんだよ!?」
「逆に聞くわ。このメンバーの中で誰に当たれば良いと思う?」
メンバーは、俺・アリサ・すずか・高町
なるほど、そういう事か
「ユーノだ!」
「
「そのネタまだ続いてた!?」
こんな感じのやり取りが食事を挟んでも続き、寝る時間になった。
「えっと、確か部屋は3部屋とったんだよな?」
「うん。士郎さんと桃子さんで一部屋。恭也さんとお姉ちゃんで一部屋。それで、私達で一部屋だよ」
なんか納得いくようでいかない割振りである。
まあ、仕方ないと割り切り、寝る場所を決める訳だが・・・。
「俺は端っこが良いんだけど」
「
「
なにそれ?
これはもうすずかとアリサの隣に寝ろと?
「
「それは御免こうむる」
ノエルがすずかを置いて先に布団に入り、隣の布団を叩いて俺を呼んでいる。
俺の直感が奴は危ないとアラームを上げている。
旅行に行く前の日、この前の約束(第6話参照)で抱っこされたけど、その時のノエルさんは息が荒く、俺を強く抱きしめたのをよく覚えている。
何故か分からないけど、恐怖を感じた。
「それじゃあ、間を取ってファリンと高町の間で」
「
「わ、私!?」
全く邪気のない笑顔のファリンと驚いた表情をする高町。この2人なら安全だろう。
「アリサちゃん。私、恭也さんを呼んでくるから士郎さんを呼んできてくれる?」
「分かったわ」
「と、思ったけど、やっぱりアリサとすずかの隣が良いな!」
こいつら、
「最初から素直にそう言えばいいのよ!」
「
「高町。この2人をなんとかしてくれ」
「おやすみなさーい」
俺にはどうやら味方がいないらしい。
「
「お前が一番危険なんだよ!」
私、高町なのはは深夜にジュエルシードが発動された事に気づき、ユーノ君と一緒に向かいました。
そこには、すずかちゃんの家の時に出てきた女の子。そして、オレンジ色の狼さん。
オレンジ色の狼さんはユーノ君と、私は女の子との戦闘が開始された。
私と女の子、フェイトちゃん(狼さんが言ってた)との戦闘は、すぐに決着がついてしまう。
完敗だった。フェイトちゃんのデバイスが私の首に突き付けられる。
「レイジングハート!?」
「主思いの良い子だ・・・」
私の
フェイトちゃんがそのジュエルシードを取ろうとしたその時だった。
「させるか!」
「っ!?」
「か、神崎くん!?」
「大丈夫だったか?この俺様が助けに来てやったぞ!」
いきなり現れたのは神崎くんだった。
昼時にお父さんとお兄ちゃんにお仕置きされて強制帰宅された筈なのにどうしているのだろう?
「さあ、フェイト!俺の嫁よ!全力でかかってきな!」
「よ、嫁?というか君は誰?」
また神崎くんの病気が始まったなの。
フェイトちゃんもいきなりの事でかなり戸惑ってる。
「邪魔をするな、神崎」
「ああ?」
「・・・拓真」
「えっ?」
私はまた急に現れた人を見て驚いた。その人とは私が幼いころにお世話になった拓真くんだった。
「拓真くん!?なんでここに?」
「・・・なのは。ジュエルシードを」
「え?う、うん・・・?」
私は言われるがままに拓真くんにジュエルシードを渡す。
そしたら拓真くんは私の側から離れ、何故か敵である筈のフェイトちゃんの元へ行き、私から預かったジュエルシードを渡した。
「た、拓真、くん?」
私はその光景に何が起こっているのか理解できなかった。
頭の中が真っ白になる私。それを同じように見ていた神崎くんが声をあげる。
「そういう事かこのモブ野郎!お前はなのはではなく、フェイ党だった訳か!それで、アリs―――」
「お前は黙ってろ!」
「ぐあああああああああああああっ!?」
神崎くんが拓真くんに攻撃。
前に教えてくれた『かめはめ波』で神崎くんを吹き飛ばした。
「行くぞ、フェイト。ここにあるジュエルシードは回収した。ここにはもう用はない」
「・・・分かった」
「ま、待って!」
私の制止の声は届くことはなかった。2人は狼さんと合流した後、すぐに転移魔法で居なくなってしまった。
「なんで?なんで拓真くんがフェイトちゃんと一緒に・・・」
何が何だかわからない。
私は膝を地面に突き、涙を流す事しか出来なかった。
―――とある1シーン―――
「では、
「え?立って抱き付くんじゃないの?」
「いえ、それは難易度が高いので。というか理性がもたないかも」
「はい?」
「こほん。気にしないでください。さあ、どうぞ」
不安になる
「はい・・・」
「ああ・・・。
「の、ノエルさん?」
いきなり息が荒くなるノエル。
「では、失礼して・・・。ぎゅーっ!!」
「わっ!く、苦しい!ノエルさん、苦しい!?」
「はあ、はあ、はあ、
「き、聞いてない!?」
「
「ひっ!?」
本能的に感じた
「だ、誰か!誰か助けてええええええ!?」
この後、
はい!
拓真が裏切りました!
仮面付けて変装!ってのも考えましたがこっちにしました。
拓真はハーレム志望ではないので・・・。
では恒例の報告!
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やべえ!?
とうとう千人超えてしまった!
感想も評価も40人突破して感謝感激であります!
これからも更新頑張ります!