天の声   作:例の傘屋

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大分お久しぶりです。

例の傘屋です。

瑞鳳の玉子焼きたべてましゅた


第十話 演習

我輩は天の声だにゃ

 

ちょっと語尾を噛んだら多摩推しと隣の席の同僚に決めつけられた天の声である

 

告げ口外交の選択肢を起動し貴様の財布の中身にペンペン草すら残さず駆逐してやろうか。

 

我輩はネコではない。

 

5歳提督の謎は深まるばかりだが気がつけば演習のお時間だ。

 

今回は初演習ということもあり、隣の鎮守府との演習なようだ。

 

ふむ、相手の提督練度はそこそこか…

 

「提督、演習を引き受けてくださった提督がおいでになりました。」

 

「大淀さん!ありがとう!」

 

ほほぅ、20代か?若いな…眼光するどいいかにも切れ者っぽい目してやがる。

 

「これはこれは、きみが着任したての提督かな?」

 

「うん!そうだよ!よろしくね!お兄さん!」

 

「ふん」

 

え?今、ふんって言った?5歳に向かって…?

いい性格してんな、こいつ。

 

そう言えばさっきこの提督を管理してる天の声が

 

"あいつ、くっそ性格悪いから気をつけてくださいね。ふへへ。"

 

と言ってたの思い出した。

 

あいつもクソみたいな性格してるのに。

 

基本的に演習では実践を想定しているため艦編成は公開していない。

 

だから、艦娘個人の技量と編成に左右されることが多い。

 

「…提督、この編成は…」

 

「どうしたの?大淀さん」

 

「これでは…」

 

「うんとね、大淀さん、お耳貸して?内緒だよ?」

 

ちょっと私にも聞こえるように大声でお願いします気になってお昼寝できません。

 

 

 

 

 

我輩は天の声である。

 

演習のお時間です。

 

お互いに艦編成が完了し鎮守府の左右から別々に展開。

 

開幕は時季だろう。

 

クソ野郎の艦編成は…

 

うわぁ…嫌がらせのように潜水艦編成…

 

対潜水艦装備してないときついよなぁ…

 

性格悪すぎるだろ…

 

大淀も動揺してるようだ…

 

おおよどどうよう…ふふふ

 

 

「新人中佐殿…この編成は…」

 

「ああ、ちびっこ提督には酷かもしれないが軍というのは上下関係を重んじる組織だ。それをまず分からせる為にも実際に敵わないと思わせなければならない。だからあえて、私は鬼となりこのような編成を…」

 

あー、要するに"ストレス発散するためにサンドバッグになってもらうからな"ってことだな。

 

「…提督。作戦を実施いたしましょう」

 

ん?

 

「うん!全艦娘につぐ!これよりぶくぶくどかーん作戦を実施する!」

 

『了解!ソナーの展開を行います!』

 

え?ソナー???あとその作戦名なに?

 

あれ?提督の編成は…駆逐艦と航空戦艦、軽空母の編成?

 

駆逐艦は夕立、村雨、時雨、装備は…

 

ソナー爆積みやないか…

 

航戦は日向のみだが…瑞雲ぇ…

 

軽空母は瑞鳳と祥鳳で艦攻と彩雲…

 

 

…完全に編成読んでなきゃ組めないよね、これ。

 

 

「なっ?!なぜ、私が潜水艦編成で行くとわかった!!さては貴様、偵察を…」

 

「中佐殿とはいえ、我が鎮守府の提督を侮辱することは許しません」

 

「いや、しかし!説明がつかんだろ!」

 

「いいえ、彼は最初の挨拶の段階で中佐殿が完膚なきまでに叩き潰しにくると踏んでいたようです。」

 

「は?」

 

は?

 

「"きっと僕よりつよいって思わせたいから潜水艦で一気に攻めてくると思う、だから対潜水艦装備を"と提督は仰いました。」

 

「そんなんで5歳に読める分けないだろ!いいかげ…」

 

 

「ええ加減にせんか!馬鹿者!!!」

 

ふぉっ?!だれだ?!

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