吾輩は天の声である。
昨晩はおたのしみでしたねというセリフを一度でもいいから言われたい天の声である。
しかしながら、そんな事を言われれば住居の壁の薄さを心配してしまう天の声である。
昨日は結局、てっぺん回ってからの帰宅となった。
最近はブラック鎮守府が話題になっているが天の声界隈も非常にブラックである。
妖精さんたちから一日の報告書が上がってくるのが21時ぐらいだが
鎮守府によっては22時過ぎにしか上がってこない所もある。
到着後、報告書をまとめていれば当然の様にテッペンを超えてしまう。
きっと私が無能だからな訳ではないのだ。きっと。
業務以外でも悩みは尽きない。
5歳の提督は編成を組んだり指揮が出来たりするのだろうか…
そんなことを考えていたら寝たというよりは気を失ったようになっていた。
朝起きたらゴミ箱に頭から突っ込んでいたんだがどんな寝相なのか自分でも不安になる。
さて、子供らしく早寝早起きなようで、私が彼の様子を観察し始める前にすでに起きていた。
この鎮守府では業務やデイリー関連は大淀が管理していたな…。
「提督、おはようございます。本日から提督のお手伝いをさせて頂く大淀です。」
「おはようございます!大淀さん!よろしくおねがいします!」
「お着替えはすみましたか?…あら、大丈夫そうですね。」
「うん、お着替えは上手に出来るようになったの!」
「そうですか、ふふふっ。所で提督、なぜ私だけおねぇちゃんじゃないんですか?」
「ん?」
「ほら、さっき"大淀さん"って…」
あー…大淀ってちょっと年齢高そうに見えるしなぁ…
長門もちょっと上に高めに見えるけど胸囲的な物があるから…?!
アイェェェェ?!ナンデ?!ナンデメガアウノ?!
いやいや、そんなありえない!!天の声は提督はおろか、艦娘、誰にも聞こえてないはずだ!!
一部の妖精さんにしか我々の声は届いていないはずだぞ?!
たまに"あっ、天からの啓示だ…"って言ってる奴はただの中二病を拗らせただけだから優しくしてさしあげろ!
「…大淀さん、どうかしたの?」
「いえ…なにかあちらの方面から悪意を感じたものですから…、さぁ、それでは執務室へ向かいましょうか?」
おーけーおーけー、聞こえてたわけじゃなかったようだ。
しかし、連合艦隊旗艦のプレッシャーってのは恐ろしいな…
「提督、今日から毎日行うお仕事の説明を行います。まずは…」
大淀からの説明に提督はフンフンと頷いてる。
まぁ、大規模作戦が無い今の現状だと大本営から届くデイリー任務の消化からだろうな。
毎日、これだけの事をやれば都度都度、大本営から資材やらなんやらを送るっていう
比較的5歳でも出来る内容だろう。
「…という事です。提督、わかりましたか?」
「うん!わかった!」
「では、どれから行いましょうか?」
「んっと、飛行機作る奴!!」
さすが男の子、開発を迷うことなく選択したな。
「なるほど、艦載機の開発ですね。では、空母の子を呼んできましょう。」
「大淀さんは飛行機つくれないの?」
「作れなくはないかもしれませんが、空母の子達の方が作るのは得意なんですよ。」
「そうなんだぁ~」
「はい、そうなんです。空母の誰を呼びましょうか?錬度で言えば…赤城さんか瑞鳳さんですね」
「れんどってなぁに?」
「錬度というのは、簡単に言えば強さですね」
「じゃぁ、二人とも強いんだぁ~、どっちがいいかな?」
「そうですね…運の良さで考えますと瑞鳳さんがいいかと」
「じゃぁ、ずいほうさんで!」
「了解いたしました。では呼んでまいりますね」
しかし…レア艦載機って提督の錬度も影響したような気がしたけどうまく行くのか…?
6/22から泥版艦これの枠が拡張するらしいですね。
ツギコソハ…(ズズズズ