海岸の町   作:アイバユウ

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第101話

もう少しであの海岸の町に到着する

私のバイクは快調に、エンジン音をルンルンとならして走っていた

整備が行き届いている証だった。バイクショップに預けておいてよかったと思っていた

到着はちょうどお昼ごろになるだろう。ようやくきちんと会うことができる

そして本当に話し合いをしたい。私はそう思っていた。レイがどう思っているかはわからないけど

同じことを考えているだろう

 

「もう少しであの町につくわ」

 

「ネルフや警察には気づかれなかったわね」

 

その時後ろからパトカーがサイレンを鳴らして近づいてきた

 

『前を走行中のバイク。速やかに停止しなさい』

 

「こんな時に」

 

私は揉めるわけにはいかないので素直に指示に従った。そしてバイクを路肩に停めて降りるとパトカーからあの女が降りてきた

 

「どういうつもり?」

 

レイがあなたはと言った。知っているようだ。私は詳しくは知らないが監察局のエースといううわさは聞いていた

 

「あなた、いつから警察になったのかしら」

 

「それは今は関係ないでしょ。ここはあなた達が居ていい場所じゃないわ。すぐに第三新東京市に帰りなさい」

 

私はお断りよと言うとあの女は私達に銃を向けてきた。そしてこう言った

命を懸けるだけの度胸があるのかしらと。私達の覚悟を確かめるような口調だったため私も答えてやった

 

「もちろんよ。そのためにいろいろと犠牲にしてきたんだから」

 

「そう。でもここから先は通行止よ。帰りなさい」

 

どうしても私達をあの町に行かせたくないようだ。でも私達も引き下がるわけにはいかない。

ここまで来た以上手ぶらでは帰れない。成果がないと

 

「私は彼女に会いたいの。どうして邪魔をするの?」

 

「あなたたちの存在はただの迷惑なものでしかないの。それをどうして自覚することができないの」

 

私はただ謝りたかった。あの時のことを。でもそれをこの女は許そうとしない

というよりも会う事すら許そうとしないのだ。

 

「あなた達を逮捕するわ。容疑は分かっているわよね。偽造IDを作ったこと」

 

それは紛れもない事実だ。そこを追及されたらもう抵抗できない。

そこで私は隠していたものを取り出してあることを実行した

 

「もう邪魔をしないで!」

 

 

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海岸の町の旅館

 

私の部屋でベランダのロッキングチェアに座り缶コーヒーを飲んでいたとき

銃声のような音がしたような気がした。

でもこのあたりでは狩りのために猟銃を持っている人もいる。そんなに珍しい事ではないが。

もしこれが銃声なら猟銃とは違った音に感じた。私は椅子から立ち上がろうとしたとき、ドアがノックされた

缶コーヒーをそばにある机に置くとドアに向かっていった。ドアを開けるとユウさんがいた

 

「ルミナさんが撃たれた」

 

その言葉に私は一瞬気絶しそうになったが何とか踏みとどまり、どこに運ばれたのか聞いた。

彼は砂浜近くにある診療所に搬送されたと教えてくれた。私はすぐに室内の金庫を開けに行く。

金庫を開けて銃を取り出すと、それをカバンに隠して、彼と一緒に大急ぎで駐車場に向かった。

そして砂浜の近くにある診療所に向かった

 

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