海岸の町   作:アイバユウ

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第106話(挿絵の追加)

 

【挿絵表示】

(主人公がロッキングチェアでゆっくりとしている時の絵)

夕食を食べ終えるとユウさんも自室に戻っていった。

私はいつも通り冷蔵庫から缶コーヒーを取り出してロッキングチェアに座り飲み始めた

ベランダからは綺麗な星空が見え始めてきていた。夜になれば静かなものだ。

ただ今夜は団体のお客さんが来ているのか本館の宴会場からはどんちゃん騒ぎが聞こえるように感じた

それを除けばいつも通りの静かな夜だ。私はロッキングチェアに座りのんびりとしていた

 

「平和ね」

 

そんなことを呟きながら、缶コーヒーを飲んでいた。いつものように苦みを感じながら

綺麗な星空だとも思いながら寝るまでの平和な時間を過ごしていた

何気もない時間も私にとっては貴重なものだ。そろそろ布団を押し入れから出そうとした時ドアがノックされた。

返事をするとティアさんの声が聞こえてきた

私は何かあったのかと思い、すぐにドアに近づいていった

 

「ティアさん。何かありましたか?」

 

「大丈夫よ。ルミナの怪我は銃弾は動脈とかをほとんど傷つけていなかったから早期復帰できるわ」

 

「それじゃ何か?」

 

「あなたには話をしておこうと思ってね。ネルフがらみの情報を」

 

「それじゃユウさんも」

 

するとティアさんはもう話ししたあとだという事だ。根回しの良い事だ

話によるとアスカとレイは当面の間、保護観察処分になるという情報を提供された

つまり、あの街から出る事はできないという事だ。それは良いニュースだ。

さらに国連からネルフに対してこの町には絶対に関わるなと厳命が下されたとも

つまりしばらくの間は安全という事だ。

 

「だからあなたは安心して暮らしてね。一応ルミナが戻るまでは私がいるから。何かあったらルミナの家に連絡して」

 

そして1枚の名刺を渡してくれた。そこにはティアさんの携帯電話番号が書かれていた

 

「困ったことがあれば即座に連絡して。すぐに駆けつけるから」

 

彼女はそれを伝えるとおやすみなさいと言ってその場から去っていった。

メモを受け取ると携帯電話を取り出して電話帳に登録した。

私は平和な夜が、さらに当面の間は何も心配する事がない事に安堵していた。

国連から圧力があったという事はアスカやレイのことが伝わったという事だろう

マスコミ発表はされなかったという事は押さえられたという事だろうが。

放送されたらネルフにとっては致命傷になたことは間違いない。

私は再びロッキングチェアに向かう。その前に缶コーヒーを取り出すと、椅子に座りながら飲み始めた

またのんびりとした時間だ。飲み始めてすぐに再びドアがノックされた。返事をするとユウさんの声が聞こえた

私はどうぞと言って入室を促した。彼は入るねと一言言ってから入ってきた。礼儀正しい人だ。

 

「ティアさんから話を聞いたみたいだね」

 

「はい。しばらくは安心ですね」

 

「そうだね。僕も安心だよ。でも君のことはここで守るからね」

 

何かあったらすぐに声をかけてねと言うと退室していった。

私は缶コーヒーを飲み終えると布団を敷いて照明を切ると寝る事にした

 

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