海岸の町   作:アイバユウ

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第240話

ルミナさんとユウさんと一緒に射撃訓練を終えると私たちは地上に戻ることにした

今日は自宅に帰る前にスーパーで食料品を買って帰るつもりである

ちなみに私よりユウさんの方が料理はかなり上手で、私はどちらかというと下手な部類に入る

ジオフロントから地上に戻ると自宅マンションの近くにあるスーパーによって食料品や日用品を買い物していった

 

「今日はカレーにしてみる?」

 

ユウさんは今日の夕ご飯のメニューを考えながら買い物をしていった

私は特に好き嫌いはないけど、お金を少しでも節約するために今日の特売商品を見てから考えませんかと提案した

この街で暮らしていくための生活費はお母さんとお父さんが仕送りをしてくれている。

だから贅沢をしないようにしていた。お母さんとお父さんに迷惑をかけるわけにはいかないのだから

 

「良いですね。ユウさんはカレーは好きなんですか?」

 

「僕は特に好き嫌いはないからね。お肉は大丈夫かな」

 

私はユウさんと一緒で好き嫌いはないですから

美味しいならどんな料理でも大歓迎ですと返答した

ルミナさんは私たちを後ろから警護するかのように周囲の警戒をしていた

ちなみにユウさんとルミナさんは人々からは腰のホルスターに装備している銃は見えないようにしていた

もしここで拳銃を持っていることになれば騒動になるからである

いくら私たちが市警察のバッジを持っていても騒動になるのは嫌な話である

だからここは穏やかに過ごしたい

 

「お肉はどうします?」

 

「鶏むね肉でいいよ」

 

私とユウさんは仲良く夕食の買い物をしているとルミナさんは本当に夫婦に見えるわよと声をかけてきた

ユウさんはルミナさんが認めてくれたら結婚をしてみるかなと冗談交じりに提案してきた

 

「もしカオリを傷物にしたらわかっているわよね?どこに逃げようと苦しめて殺してあげるわ」

 

ルミナさんは小声でユウさんに話した

ユウさんは心配しなくてもカオリちゃんを傷物になんてしないよと

 

「僕もカオリちゃんをそんな目に合わせるような人間がいたらどんな手段を使ってでも処罰するから」

 

だから心配する必要はないよとユウさんは返答した

でもルミナさんは男と女の関係ほど何が起きるかわからないものよ

特に同居しているとなると警戒するのは当たり前でしょと。

確かに私とユウさんは同じ家に住んでいる。

ルミナさんも同じマンションに住んでいるが玄関で閉ざされている

いつ何が起きるかわからないのなら警戒するのは当たり前なのかもしれない

私たちは買い物を終えるとレジで支払いをした。ちなみに買い物代はユウさんにお世話になっている

もちろん私もお母さんとお父さんから生活費をもらっているので払えるのだけど

ユウさんは女性にお金を払わせるなんて失礼だからねといつもそう言われてしまう

確かに女性に払わせるのは男としては少し問題があるとユウさんは考えているのかもしれない

 

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