私たちが無事に宿舎に到着するとすでに室内は整えられていた
私とルミナさんのベッドルームは広いベッドが2つ設置されていた
おまけに銃火器を補完するためのスペースまで確保されていた
「拳銃はベッドサイドの引き出しに収納しておきなさい。何かあってもすぐに取り出せるように」
ルミナさんの言う通り、備えは常に必要である
もしかしたらどこかの連中が強襲を仕掛けてくるかもしれない
かなり少ない確率でもあり得ない話ではない
どの組織にだって存在するのだから。スパイというものは
「ルミナさんはどれくらいの銃を保管しているのですか?」
「知りたいなら教えてあげるけど。驚かないでね」
ルミナさんはクローゼットの中を見せてくれた。
そこには拳銃とアサルトライフルが保管されていた
おまけに銃弾だけでもかなりの量になっている
まるで持久戦ができるぐらいに銃弾を抱えているのだ
これでは火薬庫の中で寝るのと変わらないと私は感じてしまった
確かにその通りである。
「言っておくけど、彼の部屋にも私と同じくらいの銃と弾が保管されているわ」
ルミナさんは私を守るためには備えは完璧にする必要があるのよと答えた
確かに備えを完璧にすることは必要であることは間違いない。
でもルミナさんが保管している銃弾の数はかなりの量になる
おまけに銃弾だけでなく、催涙弾も保管されていた
もう完全にこの部屋は武器庫のようなものだ
これと同じものがユウさんの部屋にあるならすごいことになるのは私でもわかる
「そういえば今日はお昼ご飯はどうします?」
今日は朝からとんでもない目にあっている
できることなら早くまともな食事をしておきたい
「冷蔵庫にいろいろと入っているはずよ。お酒はないけどね」
「お酒なんて飲みませんよ。私も命は大事にしたいので」
お酒を飲んでしまうとアルコールで判断能力に影響がでてしまう
私はいつも狙われているのだからそんな状況になったらかなり危険である
「良い心がけね。命は大切にしないといけないわ」
命を大切にするにはアルコールは絶対に飲むわけにはいかない
その他にも体調管理はしっかりとしないといけない
体調が悪い時に強襲されたら大変だからである
私はいつでも狙われていることを考えながら動くことが求められる
「この街には『僕』を狙う人間が多いのでしょうか?」
「可能性は否定できないわ。私の方でも調べさせているけど、少し時間が必要になるの」
安全確保のためには時間が必要であることを匂わせる言い方だった。そんなことはわかっている。
ルミナさんは安全が確保できるまではモグラみたいな生活をしないといけないけど
モグラというのはジオフロントを住処にしている私たちのことを示している