海岸の町   作:アイバユウ

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第293話(挿絵の追加)

 

【挿絵表示】

(主人公が射撃訓練をしているときの絵)

監察局の施設内にある射撃訓練室に私たちが到着すると、

すぐに銃弾と防音ヘッドフォンを借りると射撃訓練の準備に入った

 

「設備が整ってますね」

 

「そうだね。僕の家の地下室とは大違いだよ」

 

ユウさんの言葉にルミナさんは当たり前でしょと答えた

 

「あなたの家の地下射撃場も確かによくできているけど、こっちは設備にお金がしっかり投入されているのよ」

 

だから最新の銃も扱うことができるわよとルミナさんが言った

最新の銃というのは新しくロールアウトされた銃火器のことを言っていることをすぐに理解した

 

「よかったら新型の銃を試していってもいいわよ」

 

「僕は遠慮しておくよ。恋人を裏切ると嫌われるから」

 

恋人とは普段使っている銃のことを示していることはすぐに私は理解した

変な癖がつかないようにするためにはいつも使っている銃を使い続けるほうがいいということなのだろう

私にも少しはわかる。慣れない銃を使うとその銃の微妙な癖がついてしまう

それでは普段から使用している銃の性能を100%引き出すことはできないのだから

これらを考えると今の私が扱っている銃を100%の性能で扱えることになれば今後の戦略を対応を練りやすい

おまけに対応もすることができる。今は最優先で銃になれることが求められる

どんな状況でも臨機応変に対応できなければ私の学生生活は安定することはない

すでに襲撃を受けているのだから当然である。おかげでジオフロント暮らしになってしまったのだから嫌な話である

できることなら私は普通に地上で生活をしたかった。しかしその願いもあの狙撃で叶わない願いになった

近隣住民の人を巻き込むわけにはいかない。私の影響を受けて誰かが傷つくことは嫌だ

『僕』の関係者が傷つくなら話は別だが、今の『私』の関係者が傷つくことは絶対に嫌なことである

 

「カオリはどうする?たまには違った彼氏を友人にしてみない?」

 

「私もやめておきます。私の銃に振られるのは嫌なので」

 

2人そろって恋人一筋みたいねとルミナさんは言った

慣れない銃を使うのは私でも不安を感じてしまう

今は自分が大切に使っている銃の感触をしっかりとわかっておくことが重要である

そうしなければ私の影響を受けて罪なき人が傷つけられるかもしれない

それは絶対に嫌な話である

今は自分の銃の扱い方をしっかりと覚えることが求められている

 

「それじゃ、始めましょう」

 

ルミナさんはそういうとまずは私から始めることを指示した

私はしっかりと銃を構えて反動に負けないように体制を整えると的に向かって発砲した

発砲した弾はある程度は中心部に命中した。しかし百発百中というわけではない

これではよくない。もし誤射をすれば罪なき人を傷つけてしまうかもしれない

次にルミナさんとユウさんが同時に訓練を開始した

2人の射撃訓練を見ていると私はある意味で感動した

まるで機械で撃ったかのように的の中心部に全弾命中していたからである

 

 

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