HAPPYEND   作:NAF

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シリアスからHAPPYENDになる展開が好きなんです


HAPPYEND ver高垣楓

たくさん向日葵が咲いている花畑で僕らは出会った

 

 

出会ってからはずっと一緒にいたから

 

 

 

いつもあなたは僕の上にいた

 

 

 

いつも微笑みかけてくれて

 

 

 

何度も何度も僕を救ってくれた

 

 

 

そんなあなたのことが僕は大好きでした

 

 

 

「ずっと一緒にいましょうね?」

 

 

 

「当たり前です」

 

 

 

「もし約束破ったらハリセンボンだけじゃ許しませんからね」

 

 

 

ある時にあなたはモデルの仕事をし始めました

 

 

 

僕は誇らしい気持ちでいっぱいでした

 

 

 

いつの間にかアイドルに変わっていて誰もが知っているアイドルになっていました

 

 

 

自分のことのように嬉しくて

 

 

 

緩んだ頬をもう一度引き締めるのは少し時間がかかってしまいました

 

 

 

でもあなたは少し遠くを見て寂しそうな顔をしていました

 

 

 

不思議そうな目で見つめているとこちらに気づいていつもと変わらない笑顔を僕に見せてくれました

 

 

 

僕は照れくさくて下を向いていました

 

 

 

あなたは太陽みたいな人だと僕はずっと思っていました

 

 

 

でもこの時からあなたと僕の距離は遠くなっていっていました

 

 

 

あなたはそれが分かっていたから寂しそうな顔をしていたんですね

 

 

 

「―――。寂しいです。あなたが離れていくのは」

 

 

 

急にあなたが言ったこの言葉

 

 

 

いつもの僕なら「大丈夫、ずっと一緒ですよ」と言えただろう

 

 

 

でもなぜかこの時出た言葉は

 

 

 

「楓から離れていっているんじゃないですか…」

 

 

 

そんな楓を傷つけてしまうような言葉でした

 

 

 

どうしてこんな言葉が出てしまったんだろう

 

 

 

自分でもよくわからなくて、言った後に後悔していました

 

 

 

「そうですね…ごめんなさい」

 

 

 

違うんです。そんな悲しそうな顔を見たかった訳じゃないんです

 

 

 

笑ってください。いつもみたいに

 

 

 

楓の目から零れる涙は雨だった

 

 

 

顔が下を向けば僕の世界は雲っていった

 

 

 

僕の世界はどんどん暗くなっていった。

 

 

 

いいのかそれで

 

 

 

いいわけないだろ

 

 

 

じゃあ変えろ今、すぐにでも

 

 

 

僕は…俺は!

 

 

 

約束を守るんだ!

 

 

 

次の日の朝

 

 

 

すぐに楓の家に向かった

 

 

 

今すぐに会いたい

 

 

 

そこには楓の姿は無かった

 

 

 

呆然としていた

 

 

 

だけどすぐに足は動いて街中を走り回った

 

 

 

絶対に見つけるんだ

 

 

 

もう間違えないために

 

 

 

楓は見つからなかった

 

 

 

諦めていた時に足下に咲いている花を見つけた

 

 

 

行かなきゃ

 

 

 

そう思ったら向日葵がたくさんある花畑についた

 

 

 

無我夢中だったから一瞬でついたようなそんな感じがした

 

 

 

楓は花達の真ん中にいた

 

 

 

もう間違えないんだ

 

 

 

「楓、やっと見つけたよ」

 

 

 

「遅いですよ。このまま見つけてくれなかったらどうしようかと悩んでいたところです」

 

 

 

その顔は笑っていたけど、俺には笑っていない感じがした

 

 

 

「―――。あなたは嘘つきです」

 

 

 

その言葉には返す言葉もない

 

 

 

黙り込むしかできなかった

 

 

 

「約束したのに。ずっと一緒だと・・・でもモデルを始めて。アイドルになって。隣にいたのはあなたじゃなかった。私は応援してくれるファンがたくさんできて嬉しかったし、アイドル仲間も増えてとても楽しい日々だった。でもなんか心には大きな穴が開いたみたいなんです」

 

 

 

その言葉一つ一つに俺の心はハンマーで殴られているような痛みを覚えた

 

 

 

「もうこんなことなら自分を変えなければ良かった」

 

 

 

「そんなこと言わないで!」

 

 

 

「どうして?こんなことを言わせているのはあなたなんですよ?」

 

 

 

「・・・っ。」

 

 

 

うまく言葉が出てこない

 

 

 

いつも優しく喋りかけてくれたその声は今はナイフみたいに突き刺さってくる。

 

 

 

重い口を開いた俺は

 

 

 

「僕は・・・いや俺は!もう楓を見上げない」

 

 

 

その言葉に楓は唇を噛みしめて

 

 

 

「そうですか…。それではもうこれでさよならですね」

 

 

 

「そうじゃない。俺は楓をどこかで遠くの上の人を見る目で見ていたのだと思う。でもこれからは違うちゃんとお前を見るんだ。その顔も心も・・・お前の全部を一緒のところから見るんだ」

 

 

 

 

 

 

 

「一度間違えてしまった俺だ。信じてくれなくてもいい。だけどさよならなんて言わないでくれ。約束を守る」

ずっと隣で一緒にいたいんだ」

 

 

 

 

「もう…何年待ったと思ってるんですか」

 

 

 

 

「待たせた。ごめん」

 

 

 

 

「許しません・・・あなたが死ぬまで…いや死んでも一緒にいてくれないと絶対に許しませんから」

 

 

 

 

「あぁ、今度こそ約束だ」

 

 

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はひまわりと約束がテーマです
次は誰で書こうかな書いてほしい人いたら感想で
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