ガールズ&パンツァー、通称ガルパン。
海外では「Girls und Panzer」、通称「GuP」と呼ばれる学園モノのスポ根アニメである。そこにほんの少しの戦車要素がある特徴的な作品だ(監督談)
この作品では茶道、華道と大和撫子の嗜みとして認知されているものと並ぶ、戦車道と呼ばれる武道がある世界を舞台としており主に戦車に乗った女子たちが仲間と心を通じながら手強いライバルたちに立ち向かっていくストーリーである。
劇場版も上映され、今でこそ人気のある作品だが2012年秋の放送前では女子のみしか登場しない戦車の出てくる日常系アニメと認知されていた。
──どうせよくある日常系アニメだろう
そうとしか思われなく期待値が非常に低かったのである。
そしていざ放送されたときたまたま見ていたミリタリーオタクの人達が
「八九式だと!?」「おい!?M3リーが出てるぞ!?」「三凸!?三凸じゃないか!?」
などとオープニングからミリオタの人々の心を鷲掴みにした。またその中で戦車の挙動にガチさを感じた人もいたが少数派であり戦車の出てくる日常系であると思われていた。そんなことよりも話題をさらったのは学園艦の存在である。学園艦とは超巨大の空母(一部例外あり)の上に学園都市が建てられたものであり、もっと端的に言えば船の上に学校と街が建てられたもののことを言う。そんなとんでもない設定に度肝を抜かれた視聴者は多く「実は日本列島が沈んでいるのでは」という説も浮上していたこともあった。
さて上のように非常によくわからなかったアニメだったのだがそれが話数を重ねるごとに今までにないほどリアルさを追求した戦車戦(勿論嘘も混じっている)や特殊カーボンによって死者が全く出ない戦車道と呼ばれる存在、非常に魅力的なキャラクターなどが明かされ、その都度に視聴者は度肝を抜いた。また主人公西住みほはその地味さから心配されていたがそんなこともなく軍神と呼ばれるべき活躍をしてむしろ視聴者を驚かせていた。
しかし人気になったとは言えそれでも今に比べたら知名度は低かった。漫画版や小説版、スピンオフなどとメディアも多岐に渡りOVAも発売された関わらずである。筆者である俺もSSやハーメルンの作品群を検索したが二次作品が二桁しかなかったのが特徴的だったのを覚えている。勿論pi○ivの絵も少なかったのだ。
──そんな状況を終わらして爆発的ブームを到来させたのは劇場版の存在だった
ガールズ&パンツァー劇場版。二度の延期を経て2015年11月21日に公開された、BD/DVDが発売されても上映され続ける不死鳥映画である
公開当初は上映する映画館も少なくファン以外にはあまり注目されていなかった。アニメ放送前と同じ状況が蔓延していたのだ。そこに風穴を開けるかのごとくとある言葉がTwit○er上に流布された
「ガルパンはいいぞ」
そう、「ガルパンはいいぞ」と言う人々が次々と現れたのだ。彼らは自らをガルパンおじさんと名乗りあっという間にネット上の話題をさらった。このガルパンおじさんたち感想を聞いても「ガルパンはいいぞ」や「ちょうちょ……」、「ドゥーチェ‼ドゥーチェ‼」としか言わないのだ。それによって気になる人が続出し劇場版を見に行きガルパンおじさんとなって帰ってくるというミイラ取りがミイラ状態となりまるでブラックホールのように人々を巻き込んだ、そして一度入ったら出られない底無し沼のごとくリピーターを続出させ爆発的大ヒットをもたらしたのだ
今やSSやハーメルンの二次作品群の数もpi○ivの絵の数も今までの比にならないレベルで増え続けている、筆者も一人のガルパンおじさんとしてうれしいことこの上無いものだ
──そんな作品に惚れてしまい一人のガルパンおじさんとなった人がいた
グッズや出版物も集めガルパンに浸る男がいた。
この物語はそんなガルパンの世界に転移してしまったとある男の物語である
筆者こと金星信者がガルパンにはまったのはやはり劇場版の存在でした。勿論昔から知っていましたしすこし見たりもしてました。しかしはまるほどいかなかったのが正直な話です。それが今じゃ立派なガルパンおじさんとなるとは思ってもいませんでした
俺がはまったのは本当に偶然でした。ガルパン劇場版公開と同時期に母親が映画無料券を当てて俺にくれたことから始まったのです。
「たまには映画でも見なさい」と言われた俺はネットで探しました、すると目に入ってきたのは「ガルパンはいいぞ」という文字。
「気になるからこれでいいか」
こんな軽い気持ちで俺は見に行きました。
そして気がつくと財布にあった七万円がぶっ飛んでました。コツコツ貯めた金が消えていったのです。それほど俺ははまってしまいました。
恐ろしいですね、ガルパンって