会談から時間が経ち、残された悪魔達は自らの立場を決める話が行われた。
「それで貴様らはこれからどうしたい?」
その言葉に対しソーナ・シトリーを含めたシトリー眷属は、
「我々はまずこの地に滞在したいです。勢力云々は私達だけの判断では難しいです。故に勝手ながら監視と言うことでお願いできましょうか?」
彼女らの願いは可能だ。だが、監視だけなら隙をついてかの魔王達と連絡等をとることも出きるだろう。冥界(悪魔領)と人間界で繋がる電波等を遮断若しくはジャミングする必要がある。しかし、遮断若しくはジャミングしている領域以外で連絡されたらたまらない。故に、
「我々が造る施設に住み、力等を制限するリミッターを着けるならいいだろう。(このリミッターに特定の電波以外を遮断する機能と許可の無い転移を発動させない術式を付ければいいだろう。)」
「ええ、大丈夫です。では、用意したほうがいいでしょうか?」
「まず貴様は眷属の両親に嘘偽りなく悪魔のことを説明してこい。一人でとは言わん。こちらからも一人出す。ええっと・・・・・・」
「俺らから出すわ!おーいライザーお前行ってこい。」
「ハイハイ、わかりました。行けばいいんでしょ? んじゃあシトリー行くぞ!」
「ああ、はい!」
そう言ってシトリー達は出ていった。で次はグレモリー眷属だな。シトリー達よりもかなり沈んでいるな。まずは、
「グレモリーの女王、貴様はどうしたい?」
「私は!悪魔になって人間を見下していました。母が人間だったにもかかわらず、家族が大事で母を失ったとき遅れてきた父に対して頭では理解していましたがきつく当たってしまいました。ただ憎んではいませんでした。ですが悪魔になって悪魔以外を見下し堕天使の種族自体を憎んでいました。イッセーくんのお兄様に洗脳を解いてもらってから思いました。私は!ただ父と!仲直りしたい!血の繋がった家族と再び暮らしたいです!」
「そうか。アザゼル。」
「ああ!朱乃!バラキエルにはこちらから言っておく。有給を使ってでも休ませるからしばらく二人で暮らせ。」
「ありがとうございます!叔父様!」
女王に関してはこれでいい。次は騎士か。
「では、次は騎士のお前はどうする?」
「僕は!聖剣計画の被害者です。今まで僕や仲間達の死の原因であるエクスカリバーを恨んでました。でもイッセーくんのお兄さんに洗脳を解いてもらってから聖剣計画の施設から逃げるとき仲間が聖剣を恨まずただ生きて欲しいと言っていたことを思い出しました。悪魔になってからは思い出すことができなかった施設での仲間達との会話を!僕はもうこの仲間達との記憶を封じた部長を許せません!僕は僕と同じように過去の記憶を操作された者達を助けたいです!」
「木場!」
「祐斗くん!」
「祐斗先輩!」
「木場さん!」
「みんな!僕は!リアス・グレモリーと敵対する道を選ぶよ!」
「そうか。ミカエル、アザゼルいいな?」
「「ええ(おう)!」」
「木場祐斗。貴様は対悪魔部隊(仮)に入れ!いいな?」
「はい!」
次は戦車か?奴はどうするのか?
「では、次は戦車。お前はどうしたい?」
「私は姉を探したいです!悪魔になってからは見捨てられたと思って恨んでました。ですがイッセー先輩のお兄さんに洗脳を解いてもらってから姉が主を殺した時の状況を思い出すことが出来ました。姉は私が無理矢理悪魔にされようとした時に私を助けるために主を殺しました。」
「待て!」
「どうした?アザゼル?」
「お前!サーゼクスの奴に引き取られたとき悪魔じゃなかったのか? 情報では姉妹悪魔の姉が裏切ったって書いてあったぞ!」
「間違いなくその時はまだ悪魔ではありませんでしたけど。」
「ハァー、また魔王(屑)達の情報操作かぁ。」
「魔王(屑)達よりサーゼクスが妹の眷属を欲した独断でしょう?前者もあり得ますけど!」
「続きを頼む!」
「はい!そんなわけで私は姉を探して今度こそ一緒に暮らしたいです!」
「姉って黒歌だよな?」
「そうです。」
「どうしたんですか?アザゼル?」
「黒歌のやつだがうちに居るんだわ!俺の義息子のヴァーリとつるんでるからな!つーことでこいつも堕天使預かりでいいな?」
「本人がいいならいいでしょう。どうですか?」
「はい!お願いします!」
これで戦車も終わり次は僧侶二人だな。
「では、次だ。僧侶二人これからどうしたい?まぁ片方はこちらで決めさせてもらったが。」
「ええ!」
「なっなんですかー!」
「お前だ!ギャスパー・ヴラディ!」
「なっなんでー!」
「何、貴様がダンボールを好んでいると聞いてな!貴様をダンボール好きによるダンボール好きのためのダンボールを作るをモットーにしている研究所に勤めてもらおうと思ってな!」
「ダンボールですか!大好きです!こちらこそお願いします!」
研究所で作ったダンボールの実戦テストや敵地への潜入とかもあるがどうせ研究所の奴らに染められるんだ。黙っておこう。
「次はアーシア・アルジェント。君はどうしたい?」
「私はイッセーさんと一緒にいたいです!レイナーレ様達に利用されていた私を助けようと頑張ってくれました。私を助けようと一生懸命で私はそんなイッセーさんが大好きです!」
「アッ、アーシア!」
「アーシア先輩大胆です!」
「ミカエル。」
「ええ。アーシアさん貴女が望むなら悪魔の駒を摘出しましょうか?勿論他の人も可能です。先日悪魔の駒摘出の術式が完成しました。」
「何かデメリットとか有るんですか?」
「そうですね。デメリットかメリットはその人の判断により違いますが悪魔の駒に付属している異形化術式の解除、寿命と種族が戻る。身体能力はそのまま、魔力もそのまま。対悪魔特効効果の付与が可能ぐらいですね。」
「戦闘の面で悪魔と敵対するなら人の身であれば特殊な術式を提供しよう。かつて古き友が作りし物だ。」
「私は!イッセーさんがそうするならそうします。イッセーさんに委ねます!」
「そうか。」
彼女が判断を一誠に委ねるのなら聞く必要があるな。
「一誠。お前はどうしたい?悪魔の駒に関しての方から頼む。」
「兄貴は!今!人間なのか?」
「私は天使だ。そして前世と同じく闇という概念そのものでもある。」
「ちょっと待ってください!後者は知りませんよ!」
「そうだったか?ならば説明せねばな。」
そして私は語った。この世界のメトシェラの記憶と水銀にメトシェラと呼ばれていた当時のことを。その後、
「それで一誠。これからどうしたい?」
「俺は人間として生きたい。だけど俺は赤龍帝だ!だから身を守る力が必要だ。そしてアーシアを守る力を!」
「イッセーさん!」
「だから兄貴!俺に力をくれ!俺は!家族を!友達を!己が命尽きるまで守り抜きたい!」
「いいだろう!ならば与えよう水銀の蛇こと第四の神が作りし術式である永劫破壊を!」
一誠の望みに対しては破格無いものだろう。だがまずは一誠に適合する聖遺物を見つけなければな。龍に関する物をな!
とかいたが聖遺物どうしようか? 勢いだけでかけるもんですね。