「姉貴!」
俺は姉貴に頼み事があるため呼んだ。
「なんでしょうか? イッセーくん。」
「エクスカリバーの破壊に協力させてほしいんだ! 木場の復讐を果たすために!」
「私は今回は裏方に撤するから決定権を持ちませんが現場の二人に許可してもらえば出来るとは思いますが? 貴方の主の許可は勿論貰ったのですか?」
「いやそれは、まだです。だけど仲間のために黙ってみずに行動したいんだ!」
「心意気は良いですが? これ以上失態を犯せばグレモリー及びその眷属は冥界への強制退去になりますよ?」
「失態って何でだよ! 部長はしっかりこの町を管理してるじゃないか!」
「この前も言いましたがこの町は悪魔の領土ではありません。管理も口だけで本格的にはしていません!」
「な?! ハグレ悪魔もちゃんと退治したし、この前侵入した堕天使も退治したしちゃんとやってるじゃないか!」
「年間に侵入するハグレ悪魔が少なくても50体その内の2、3体倒したところで誇らないで下さい! 被害者の家族に何の手当もせずに放置、被害者な失踪扱い。対処するなら最後までしなさい! ああ、残りは日本神話勢力の方々が対処しています。」
姉貴の言うことは理にかなっている。だけど今は木場のために【悪魔の】仲間のために行動したいんだ!【いや、行動すべきだ。】だから、
「姉貴、頼む!お願いだ!木場だけでもエクスカリバー破壊に協力させてくれ!」
「ハァー、連絡だけはしときます。どうなるかわかりませんよ。私は関与しないので責任は取りません!」
「わかってる!ありがとうございました!」
その後姉貴の連絡でイリナ達に会うことになった。木場にも連絡し合流して向かった。途中子猫ちゃんに見つかり部長に黙っていることを約束する条件に協力することになった。待ち合わせ付近に行くと教会の二人が物乞いしていた。聞いてみるとイリナが詐欺にあったということだ。ゼノヴィアは呆れていたがイリナは詐欺で買わされたものの説明したいが明らかに偽物かつ、本人も何の絵かわかってなかった。こういう経緯があって彼女らは無一文になっていた。昼食奢る条件に協力を取り付けたがチョロくないか?まぁいい、そんなわけでエクスカリバー破壊に協力することになった。子猫ちゃんが俺に聞いて来た、
「イッセー先輩! イッセー先輩のお義姉さんは来ないんですか?」
「今回は裏方に撤するって言ってたけど、実際何をするのかはわからん!」
「そういえば彼女は貴女達の同僚でしょう? 何か知りませんか?」
「その事か。私は今回初めて会ったから知らんがイリナは何か知っているか?」
「教会に所属している騎士様と話しているのは見たことあるけどどちらかと言えば彼女の方を敬っていたよ。所属はわからないけど聖剣でも魔剣でもない剣 《皇剣》と呼ばれるのを使っているわ!」
『《皇剣》だとぉ!』
「どうした? ドライグ?」
『《皇剣》は我ら龍を統べる王のみが所持できる物だ。そやつが王ならば全ての龍は彼の者には逆らうことは出来ない! それは例え邪龍でもだ! 相棒そやつとは絶対に敵対するな! 何故ならそやつの意思次第でドラゴン系の神器は発動しなくなるからな、俺達の本能がそうさせる。』
「わ、わかったよ。そいつの名前はわかるか?」
「ええ、確か《レクティファール》だったと思う。」
「よし、絶対に敵対しないようにしよう。」
そして俺達は夜中に共にパトロールした。部長には怪しまれているがなんとか乗り切り行動している。問題は何でこんなに警察を見かけるんだよ! 警察が昼夜警戒してるため、俺たちもまともに動けない。木場が認識阻害の魔法を使って事情を聞くと、この町に一部で有名な殺人鬼が出没していると言うこと。名前はフリード・セルゼン・・・・・・お前かぁ! 罪状は重度の狂信者の殺害、悪魔信仰者の殺害、人体実験を行っている者達の殺害らしい。知らなかったことだが本当になにもしていない一般人に害をなさないらしい。探している理由は殺人は殺人だそうだ。えっ? あいつ普通の一般人には無害なやつ? ん?
「いたぞー! フリード・セルゼンだ! 捕縛開始ー!」
「おっ、おっ、お?」
突然のことらしくフリードは捕縛された。警察との会話を盗み聞きしたらフリードの意思次第で司法取引も可能らしい。彼のターゲットは普通の方法では見つけることすら難しい。故に調査や場所の特定を条件に民間協力者として位置付けるらしい。本人はターゲットを殺すことが出来ないから憤慨していたが、警察のお偉い方からのターゲットの中でも死刑が確定した者の処分は彼に一任すると言うことで決まった。これ以上は盗み聞きは難しく諦めたが問題があった。フリードはエクスカリバーを所持していたそれも複数、そしてエクスカリバーは警察に徴収されたことだ。ゼノヴィア達は唖然としていた。木場も呆然としていた。エクスカリバーが運び込まれた警察署の近くで様子を伺っていると、あれは姉貴?
「今回盗難届を出した教会のクラウディア・H・イェルザレムですけど。」
「ああ、見つかりました。手続きを行いますのでこちらへ。」
何やら手続きをして布に絡まれた何かを受け取り転移させた?!って何やってんの!警察署から離れたときに詰め寄って聞いた。
「何で一般人の前で魔法使ったんだよ!」
「一般人? あそこは一応日本神話の下部組織でもあるところですよ。」
「エクスカリバーは何処にやったんです?」
「勿論教会本部に転移させました。何か問題が?」
「いや、でも」
「ないのですか? ならこれでエクスカリバーの件は終わりですね♪ 後はコカビエルですね。そちらは任せます。私は事後報告とは言え資料の作成がありますのでこれにて失礼!」
そう言って姉貴は立ち去った。まぁ家に帰っただけなんだけど。
「どうした? アジュカ。」
「いや何、悪魔の駒のログにエラーが発生したらしい。システムがそれの改善を求めているだけだ。」
「深刻なものなのか?」
「個人のものだから大きくはないな。まぁ他に影響しないようにしよう少々修正するが。」
「誰のものかな?」
「お前の妹の物だ。兵士、赤龍帝だ。」
「ああ、イッセー君かぁ。彼面白いから潰したくはないな。リアスも気に入っているし、そうだ!逃げた時用の異形化プログラム解除してその分で追加したらどうだい?」
「大丈夫なのか? サーゼクス?」
「イッセー君もリアスのことを好きそうだし早めにくっ付ければ裏切りも出来ないしね。」
「そうか。ならそうしよう。」
「頼んだよ、アジュカ!」
「任せておけ。お前も政務にもどれサーゼクス!」
こういう回収あまり無いので書いてみました。