守衛長は指示された後、エイミーの家を出た。
その数秒後、爆発音が町の外で8回した。
エイミーはインカムで全員に指示した、
「敵の襲撃よ。防衛配置に、子供やお年寄りは地下に避難させて。」
一人の守衛が急いで高台に上がる。
すると四方八方から煙が上がっていた。
「おいおい・・・」
そして見下ろすとゾンビが群れて町にやってきた。
インカムで報告する、
「ウォーカーの群れだ!」
するとすべての見張りの高台から同じ報告が入った。
「みんな、とりあえず応戦しろ。」
ゾンビは町を呑みこむくらいの勢いで押し寄せる。
エイミーもリーダーとして町の入口に行くと守衛たちがゾンビに喰われていた。
エイミーはミシェルの襲撃だとすぐに気づいた。
インカムで、
「ミシェルはウォーカーに交じってるわよ。気をつけて。」
エイミーとミシェルがまだ仲良かったときに、以前にゾンビに囲まれた時、ゾンビの臭いを付けて二人だけで切り抜けたことがあった。
守衛たちの混乱がインカムを通して起きる、
「ゾンビが銃を撃ってるぞ!」
「なんでもいいから!町に来るのは全部殺せ!!」
守衛たちは町に入って来ようとした鹿すらも射殺した。
そしてその鹿に群がるゾンビ。
その中のゾンビに交じり、俺はスナイパーライフルで高台の守衛たちを射撃していた。
守衛はほとんど高台から落ちてゾンビに喰われる。
俺は人を撃ったとき、かすかに記憶が戻った。
一瞬であるがアジア人が赦しを乞う姿がフラッシュバックした。
ゾンビは町に侵入し、新鮮な肉を求め彷徨っていた。
「守衛隊、3ブロックまで後退して、これは命令よ。」
インカムで指示するも返事は返ってこない。
そこに血まみれのレインコートを着たミシェルがエイミーにサブレッサーのマシンガンで容赦なく発砲する。
エイミーはなんとか無傷でゴミ箱の後ろに隠れた。
「町長、町は持ちません。脱出手配をしましょう。」
インカムから突然守衛長が撤退したいと言ってきた。
「仲間の保護は任せるわ。私はミシェルを引き付ける。」
ミシェルはゾンビに人間であることに気づかれたため、いったん茂みに隠れる。
それに察知したエイミーはビルの中に逃げ込む。
ミシェルはゾンビを一人殺し、ゾンビを自分の体の上に毛布の様にかぶせる。
これである程度人間の臭いを隠せる。
俺はその頃町中からスクールバスで町を脱出するのを見た。
守衛によってゾンビが次々と撃ち殺され、その中にいた俺も伏せた。
「よし、仲間の合流地点に行くぞ。」
と守衛4人が町の外に走り出した時、俺はうつ伏せでサブマシンガンで守衛隊を蜂の巣にした。
俺はまだ息がある守衛に聞いた。
「おい、お前の仲間たちはバスでどこに向かった?」
「お前はナッシング、死んだんじゃなかったのか?」
「俺が死んでる姿を見たのか?さあ答えろ。」
俺は虫の息の守衛に銃を向けた。
「誰が仲間を売るか、この腰抜け野郎。」
俺は守衛を殺した。
ミシェルはエイミーを追って階段を上っていた。
エイミーは待ち伏せ、ミシェルを突き落そうとしたが、ミシェルが反射的に服をつかみ一緒に階段を転げ落ちた。
エイミーは頭を打って死んだ。
ミシェルは泣き、改めて姉の存在感を知った。
エイミーは手にUSBメモリーを握っていた。
ミシェルは分からなかったが遺品として所持した。