提督(笑)、頑張ります。   作:ピロシキィ

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読みづらかったらごめんなさい。


提督(笑)と提督たちと時々お艦

   お徳用瑞雲さんが入室しました。

 

お徳用瑞雲:ようお前ら久しぶり、くたばってないな?

 

雷電☆命 :おひさ( ^^) ノ

 

ライバック:よおっす!

 

アァーー!:ウホッ!

 

お徳用瑞雲:今日はいいネタ仕入れてきたぜっ!

 

雷電☆命 :瑞雲の話とかもういいから。いやほんとに

 

ライバック:師匠と好きなだけ語り合ってろ

 

アァーー!:そんなもの俺には入らない

 

お徳用瑞雲:テメェのケツに俺の大事な瑞雲入れるかクソホモ死ね、レ級に食われて死ね

 

アァーー!:レ級が男の子なら性的に食われる…それもありだな!

 

ライバック:うわぁ

 

雷電☆命 :私のレきゅうきゅんを汚さないで!

 

お徳用瑞雲:いいから聞けよ!

 

雷電☆命 :なんなのさ日向

 

ライバック:どうなのさ日向

 

アァーー!:や・ら・な・い・か?

 

お徳用瑞雲:ガチホモ、テメェはだまってろ! 

 

お徳用瑞雲:本題、お仲間が来たらしいぜ。さっき妖精さんが教えてくれた。

 

雷電☆命 :そっかぁ久しぶりだね

 

ライバック:ソイツ使えるのかなぁ

 

アァーー!:男か、女か、それが問題だ。

 

お徳用瑞雲:まぁこれから士官学校らしいから通常で半年? 早くても三カ月ってところか? 

 

雷電☆命 :私は一年かかったんだけど!?

 

ライバック:お前は馬鹿だからだろww

 

雷電☆命 :なんだと!( *´艸`)

 

ライバック:日清戦争の概要を述べろ

 

雷電☆命 :カップ麺? シーフードが至高でしょ!

 

アァーー!:……

 

お徳用瑞雲:うっわぁ…

 

雷電☆命 :なんだなんだ!?

 

ライバック:逆によく卒業できたと褒めてやんよ

 

雷電☆命 :そこは駆逐艦愛があればなんとかなるっしょ! むしろ途中で逃げ出すとか、駆逐艦愛について小一時間

 

アァーー!:他に情報は?男とか男とか男特価!

 

お徳用瑞雲:そんな需要、お前にしかねぇよ…。まぁ多分、男だろ、名前はナガノ・ギョウザらしい。

 

ライバック:何、その偽名wwライバックって名乗ったら速攻で偽名扱いされた俺と同レベルww

 

雷電☆命 :ギョウザって餃子? そしたら子がついてるから女の子という可能性にワンチャンだね!

 

アァーー!:長野餃子…おそらく長野壱業氏あたりから捩ったのだろう。

 

お徳用瑞雲:あー長野信者の可能性大か…。

 

ライバック:まぁ軍艦好きが一定数存在する艦これならよくある話じゃない?

 

アァーー!:私も彼になら掘られてもいい

 

お徳用瑞雲:それだよそれ!ガチホモっ!もしコイツが出来る奴で仲間になったらそんなこと絶対に言うなよ!?

 

ライバック:確実に荒れるなww

 

雷電☆命 :ねぇねぇ、たまにその長野って人の話題になるけど何者なの?

 

お徳用瑞雲:マジかよコイツ…

 

ライバック:マジかよコイツ…

 

アァーー!:マジかよコイツ…

 

雷電☆命 :(。´・ω・)?

 

アァーー!:水平線のダイヤという映画がある。まずはそれを観て来なさい。

 

雷電☆命 :うん。わかった、さっそく観てくる ノシ

 

   雷電☆命さんが退室しました。

 

お徳用瑞雲:教育って大事だよな…

 

ライバック:あのレベルがゴロゴロいてたまるか!

 

アァーー!:そういえば、二人はこちらであの映画見たかね?

 

お徳用瑞雲:いや、向こうでは何回も見てるけど

 

ライバック:あ、俺は見た。こっちと向こうじゃラストがちょっと違うんだよね

 

お徳用瑞雲:マジかよ!? くわしく

 

ライバック:俺たちのいた世界だと最後に彼が書いた恋文が字幕で流れたじゃん?

 

お徳用瑞雲:うむ、その後色んなアーティストがカバーしたあの名曲が流れるわけだよな。俺はAZUが歌うやつが好き。

 

アァーー!:こちらだと彼が戦死した日付が字幕に出て終わる、そして曲は違う曲だ。私はカタストロフィ派

 

ライバック:まぁラスト以外は一緒だったと思うから初見なら問題ないでしょ。ちなみに俺は柳かおるちゃん派

 

アァーー!:そんな事があったのでな、この世界と我々のいた世界の差異について調べたことがある。

 

ライバック:意外と優秀なホモちゃんww

 

お徳用瑞雲:やめろよ調子にのるだろ!

 

アァーー!:まず、その曲がない。いやあるが世に出てない。基本、長野家の人間しか知らない。

 

お徳用瑞雲:ほう?

 

ライバック:長野氏にとっては良かったのかも

 

お徳用瑞雲:なんで?

 

ライバック:深夜のテンションに任せて書いたラブレター。翌朝読みかえして悶絶。そして封印。

 

ライバック:封印したはずなのに学校に行ったら何故か教室の黒板にそれが張り出されている。そんな経験ありませんか?

 

お徳用瑞雲:ねぇよ! ねぇけど気持ちは分かった。首括りたくなるな。

 

アァーー!:基本的には然程の差異は無かった、私の記憶違いでなければ内閣の任期が数日前後したくらいの差だ。

 

アァーー!:だが、日米秘密会談暴露事件の存在がなかった。

 

お徳用瑞雲:講和条件の話し合いの奴がか!?

 

ライバック:なら、米大使館包囲事件とかも無かったってこと?

 

アァーー!:そうだ。この世界で内容開示されるのは5年後になるのだろう。

 

お徳用瑞雲:おいおい、それじゃあこのログ漁られたら不味くね?

 

ライバック:そんな下手は打たないから安心するがよいぞww

 

お徳用瑞雲:そうか、でも何で気づけなかったんだ

 

ライバック:そもそも俺らの世界だってその事は教科書じゃ教えないじゃん。暴露されたとはいえ一応、機密だから。

 

アァーー!:うむ。公然の秘密扱いというやつだな。米政府も公式謝罪したとはいえ、きちんと載るのはこちらも5年後になるんだろう。

 

ライバック:じゃあ、朝鮮戦争は問題なくチームブルーで参戦できたのかな

 

アァーー!:おそらくな。ソ連の離間の計がなかったという事だからな。

 

お徳用瑞雲:スターリン、マジで恐ろしい男だな!

 

ライバック:俺らの世界だとあわやチームレッドになりかけるところだったしね。あとでその辺ながもんに聞いてみよ。

 

アァーー!:だからこそアメリカも公式謝罪だよ。腸煮えくり返っただろうがな。

 

ライバック:なるほどねぇ。でもさ、そうなると長野氏の人気は俺らの世界と変わらないくらいあるよね? ちょっとおかしくない?

 

お徳用瑞雲:何がおかしいんだ?

 

ライバック:こっちの世界だと未だ戦犯扱い。

 

お徳用瑞雲:ああ、そうか

 

アァーー!:歴史の差異はそれくらいだが、もう一つ長野グループの存在。

 

お徳用瑞雲:長野グループ? こっちもあっちも超でかい企業体じゃん?

 

ライバック:バイオ燃料技術とか、一部はこっちの方が進んでるとは思うけどこんな世界だからだと思うし何か変?

 

アァーー!:その辺は我々の世界でも確立していたのだろうが、この世界では石油関連企業の兼ね合いとか気にしていられないからな。

 

ライバック:だよね。じゃあ何が変なの?

 

アァーー!:簡単に言えば我々のいた世界より力が強い。こんな世界だからと最初は思ったのだが、どうやらそれだけではなさそうだ。

 

ライバック:まぁ長野氏が作ったチート企業だからねぇ。何かやらかしても、またか。くらいにしか思えないけど。

 

お徳用瑞雲:別名、変態技術企業だしな

 

アァーー!:うむ、その事は頭の片隅にでも置いておいてくれ、恐らく長野グループで昔から長野壱業氏の名誉回復に努めていたのだろう

 

ライバック:女帝ふみのんは未だご存命だしね。じゃあ、この国に対して何か思うこともあるでしょねぇ。

 

お徳用瑞雲:てかこの一族、おかしいの多くね? 壱業氏が飛び抜けて変態だけど。一代でそれ引き継いで今の大きさ築くとか女帝もやべぇな

 

アァーー!:いや、もともと長野家は在原氏の流れを組む名門ではあるのだから下地はあっただろう。

 

ライバック:うん? てことは関東管領の部下の長野?

 

アァーー!:直系は安土桃山時代に全滅してるから庶流だろうけどな。備前長船の別名雷切兼光が伝わっていることから信憑性は高い

 

ライバック:うわぁ。あそこの一族は国を守るために死ぬのが定めなのか

 

お徳用瑞雲:お前ら詳しいな。

 

アァーー!:ああ、私は出来れば刀剣乱舞の世界に行きたかったのだ…。

 

ライバック:俺、信長さんの願望シリーズやりこんでたから。

 

   雷電☆命さんが入室しました。

 

お徳用瑞雲:あれ、はやいな

 

アァーー!:おかえり。

 

ライバック:どしたん?

 

雷電☆命 :もう観るのが辛い(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

なんか誰かに噂されている気がする。

 

あれから何とか離してもらって学校の施設を案内してもらった。

 

メロンちゃんタップしたのに、もっと強く抱きしめて来た時には昇天しかかった。

きっとメロンちゃんは俺にこき使われていたことを恨みに思ってたに違いない。

 

一応、混乱を招かないために俺は偽名というか本人ではないことにしてると説明したら、

私と提督だけの秘密ですねと強調されたわけだが、脅すためのネタが出来て嬉しかったのではないか。

いや、さすがにそれは考え過ぎだな。メロンちゃんそんな娘ちゃうよな。おっちゃん反省。

 

まぁ、施設の方は多少改装とか施されてるけど昔と変わらないのでそれほど時間がかからなかった。

試験の方も学力試験は中学卒業レベルの試験だってさ。しかも余程酷くなければ合格になるらしい。

そもそも艦娘を指揮できる能力がある奴が圧倒的に少ないのだから多少の馬鹿でも使えるなら使わないとやってられないとの事。

テンパって損した。

この海軍士官学校で提督を目指す 特殊兵器指揮運用科 なる科の入学者は10人もいないそうだ。

目指すといってもほとんどが提督に成りたくて来た訳ではない。特別法に基づいて徴集された者なので意欲もあまり高くないとの事。

まぁ気持ちはわからなくもない…。

 

明日、というかもう今日になるのか、あと数時間で、日が昇って朝になれば試験が始まる。

 

現在深夜です。5500トン級の長女が本気出す時間。ここにはいないけど。

 

何をしているかと問われれば 夜の散歩さ と答えよう。

 

深夜徘徊ともいう。

 

ちゃうねん。ちょっとお昼寝しちゃったら眠気すっ飛んで目が冴えてもうたんや、全く困った体やわぁ 24時間、寝なくても大丈夫。…じゃないけどまぁ昔から睡眠時間は少ない方だし?

 

問題ない問題ない。

 

本当は煙草で一服とかしたいんだけど学校内禁煙だってさ。時代かねぇ…。

 

まぁ煙草も持ってないんですけどね!

 

これを機に禁煙でもしようかね…。

 

そういえば艦娘の教員役は香取、鹿島、夕張、あと鳳翔と比叡らしい。

比叡は海軍軍縮で練習艦にされてたもんな、条約切れたら速攻で改修入って戦艦復帰果たしたけど…。

 

そこになんで夕張? って思ったけど結構な数の艦娘の皆さんが指揮官不在の宙ぶらりん状態だそうです。

で、何となく兵装に詳しそうな奴ってことで選ばれたらしい。

 

何となくってなんだよ…。

 

それでいいのかメロンちゃんと思ったが本人気にしてなかったし、いいか。

明日は誰かに会えるかな?

 

気がつけば表桟橋。空を見上げれば半月。

 

夜の海ってなんか落ち着くんだよね。ハギィは怖いって言ってたけど…。

モノを考える時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。

 

おっとイカンイカンおセンチな気分でゴローちゃんになってしまった。

大体、俺はそんなに物事を深く考えてないでしょうが。

 

ヘイ! ミック先生! 早く復活してくれなきゃ日本を救えないヨ!

 

──システムアップデート中……11%……

 

これ、何か法則あるのかねぇ…。桟橋の先端まで行き腰掛け再び、空を見上げる。

 

こういう時はアレだな。

 

「…月を肴に一杯やるか」

 

いや、手ぶらなんだけどね。流石に海水でってわけにはいかん…。

 

「ドウゾ」

 

妖精さんまじ妖精さんだしっ! 超ビックリしたよ! ビクッ!? ってなったよ。

気がつけば一升瓶を抱えた妖精さんが隣に座っている。

 

「ああ…ありがとう」

 

でも喉乾いてたし、有り難くいただくとする。妖精さんから受け取った一合升を一口煽る。

鼻を抜ける甘い香りの割にのど越しは辛口だ、…悪くない。

 

「君は飲まないのか?」

 

「イタダキマス。キョウハンダ」

 

「きょうはん?」

 

「サケ コウチョウカラ ギンバエ」

 

……おいっ!?

 

何さらっと、とんでも発言してんだよ! しかも共犯にしやがった!?

 

「ミツカラナケレバ ヨカロウ ナノデス」

 

「…そうだな」

 

確かに見つからなければよかろう。

こんな深夜の桟橋に人なんて来るわけないんだ…。

 

あ、これフラグかも…。

 

「ア、ヤベェ」

 

妖精さんが何かつぶやいたが、俺には何も聞こえてないし、俺は決して後ろを振り向かない。

 

「……」

 

何故なら常に前だけ見るナイスガイ。

 

「見つかった場合はどうするのでしょうか?」

 

俺には後ろから女性の声は聞こえない。アーアーキコエナーイ

 

「コイツガヤリマシタ」

 

なにぃ!? それはないだろ! ブルータスっ! まさかの裏切りにおっちゃん驚愕。

 

「そうですか、致し方ありませんね。明日からはおやつは抜きにしましょう」

 

「バカナ! ゴメンナサイ ワタシガヤリマシタ」

 

折れるの早いな!? もうちょっと粘れよ! いや、俺に嫌疑が掛からなくてよかったけれども!

 

「それじゃあ、校長先生に謝りに行きましょうね」

 

「ハイ」

 

「貴方も今回は見逃しますから、もう寝た方がよろしいですよ?」

 

「……ああ」

 

「あら、…なんだかとても懐かしい感じが…って、提督?」

 

メロンちゃんはまだしも、ゲームじゃないのに俺の事、なんで提督って呼ぶんだろうね、

君に乗ってた頃は搭乗員に過ぎなかったと思うのだけど。

 

まぁ、でも天一号のお見送りの時は提督か…。

 

そもそも艦時代の記憶とはどの辺まで及ぶのだろう? 機関が止まれば記憶も途切れたのか?

それとも水底に沈んでいった時まで記憶が残っているのか…。

船体がバラバラにされ…これ以上は考えるの止めよう。

 

「……あの、長野提督?」

 

あらごめんよお艦。思考に沈んで無視してしまったようだ。

 

「あぁ…鳳翔か、久しぶり…になるのか?」

 

……俺的には艦の鳳翔とは別れて一週間位しか経ってないけど…。

 

激動の時代すべてを見てきた彼女は今、人の身となって何を思うのだろう?

 

 




恐らく、本文で語られることのない感想にあったものへの回答

そういや兼光を佩いてるけど
軍学校で恩賜の刀を授与されんかったのかな?

もらいました、ただ海軍兵学校は通例的に短剣? 脇差? なので実家に飾ってあるみたいです。

天一号が辛うじて成功したということは沖縄のどこかの浜に大和が鉄の城として解体されずに残ってる+随伴駆逐艦の何隻かも艦防波堤として残ってる可能性が…?

邪魔なんで戦後撤去されてます。残っていれば観光資源になったのにもったいない。あと国内の鉄不足してたんで…。

最上がフォースに目覚めた

最上 梅雨 検索してくだされ。

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