俺はいつものように、北高への長い長い坂を登っている。
阿保の谷口も、いつものように笑う国木田も、何もかにも一緒だったんだ…。
ハルヒが暴走する前までは…
さて、人が夢を見るタイミングをご存知だろうか?
人は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している。
夢を見ているのはレム睡眠の時だ。しかし、大抵の夢は寝ている間に忘れてしまう。
他にも明晰夢と言って、自覚しながら夢を見ている事もあるらしい。
今のように。
キョン「ここは…海か?じゃあ今俺は船に乗っているのか?」
周りを見渡すかぎり、俺は海のど真ん中に居るらしい。
キョン「誰かいないのかぁ?」
問いかけてみるも誰の返事も「煩いわねキョン!まだ寝てる時間よ!」
いたのかよ…
「なんで私の部屋にキョンが……?てか…此処どこ?」
このショートヘアーに黄色のカチューシャ、そして忌々しいほどに整っている体と顔。
間違いなく涼宮ハルヒ、そのものだ。
…
……
………
ちょっと待て、お前は今どこに横になっていた!?
キョン「な、なぁハルヒ…お前どこに横になってた?」
ハルヒ「どこって…そこ…に…」
うん、完全に海の上、それに気づいたら、俺も今海の上。
なんで立っているのかわからない…
よし、まずは思い返してみよう。
俺は今朝、谷口と国木田と登校したはずだ。決して海になんぞ行ってない。(てか、俺は海の上なんかに立ったことはない。)
一時間目、数学の教師の解説をBGMに早速寝ていた。
後ろではハルヒが、「ヤッタ!レア来た!」とか言ってたのを覚えている。
ん?確かその時に、私もあの世界に行きたいなー的な事を言っとった気がするで候…
つまりそうゆう事。
回想終了。
結論、ハルヒの暴走。
ハルヒ「私達、どうしたらいいのかしら…」
お前は本当に絵になるよな…黙ってれば。
キョン「とりあえず、まずは動けるのかを確認しないとな…」
そう言って、恐る恐る足を踏み出そうと思った矢先、
足が滑った。両足が。
キョン「うぉぁ!」
盛大にすっ転んだ。
ハルヒ「あははははは!何それ、笑が…あはは!」
テメェ…
キョン「よし、お前も進んでみろ。」
ハルヒ「あんたより運動できるわよ!」
ハルヒも転んだ。
キョン「これでわかったぞ…こうだ!」
俺は誰かさんよりは順応が早い。
ここでの移動法は、スケートをするように…
キョン「よし!ハルヒもやってみ…ろ…?」
ハルヒ「遅いわよ!もっとテキパキ動きなさいバカキョン!」
そういや、あいつのスペックの高さは半端なかったな。
そうこうしてると、遠くに陸地が見えてきた。
キョン&ハルヒ「陸地だ!」
俺とハルヒは全力で駆け出したさ…
まぁわかると思うが、無事に着くわけなかったな。
あと少しで陸地にたどり着く瞬間、現れたんだよ…奴らが。
深海棲艦が…。その時は名前も知らなかった化け物が。
こんなイラつく駄文書いて申し訳ありません!
誤字脱字、感想等を書いてくれたら中の人が死ぬほど喜びます。