帰っておいで故郷へin鎮守府   作:放火後ティータイム

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ええ……気が付いたら一ヶ月過ぎてました……すいません

リクエストで指定された艦娘の話を書きたかったのですが
ふとしたことで別のストーリーがまとまってしまったので
忘れないうちに投稿しようとしてこうなりました

次回からリクエストの艦娘を出すことにします

構ってって漢字合ってるかなぁ…


第十七話 お父さんと構ってちゃん

「……ゲーム?」

 

俺の目の前にいるのは夕張と初雪、望月の三人

かつて鎮守府一のオタクとサボり魔二人組だ

朝から家のインターホンを鳴らし、一緒にゲームをしないかと押し掛けてきたのだ

 

「別にやるのは構わんがそれより望月、お前霧島組どうした」

 

「今日は休み」

 

即答

 

「初雪、お前は…」

 

「休み」

 

「夕張…お前は…」

 

「店閉めてきました」

 

……なんなんだお前ら予定合いすぎだろ……

昨日、ここに夕張が遊びに来るという連絡があったので準備はしていたのだが

まさかサボり魔二人組を連れてくるとは想定外だった

………来客用の布団…追加で出さねぇとな……

 

「まあ入れや……茶ぐらい出すから少しは休憩しておけ……」

 

 

 

 

 

 

「ゲームを持ってくるのはいいがこんなおっさんとゲームしたいってどうしたんだいきなり…」

 

「だってお父さんとゲームやってみたかたんですよ?」

 

夕張が頬を膨らませながら言ってきた

 

「……俺とか?」

 

「だって昔から誘ってるのに一度もやってくれなかったんですよ!だから今日こそは…!と!」

 

「そーそー昔から遊びに行っても構ってくれなかったし」

 

「い…いや……お前は業務中に来てただろ……流石に構えねぇよ……」

 

「でも残業ばっかで構ってくれなかった……」

 

「……っう!!」

 

ここまで言われるとちょっと申し訳ない気持ちになってきた

昔から皆の負担を減らそうと事務系など自分でもできる業務を必死こいてやって来たのが裏目に出たか…

まさかここまで思い詰めていたとは…

 

「す…すまねぇ…」

 

「「「謝罪は不要!謝るくらいならゲームして(ください)!!」」」

 

「は…はい…」

 

ここまで言われたら流石に断ることなんてできねぇわ…

 

 

 

 

「でもよ…フェーミナはともかく俺はゲームをあまりやったことがねぇ…上手いとは言えないぞ…」

 

俺が最後に手にしたゲーム機はDSとWiiだ

戦争が終結し、ゲーム開発が再開されて以来様々なゲームのCMを観てきたが

俺には何のことだかさっぱりだ

 

「大丈夫ですよ。そこんところは考えて初心者でも遊びやすいゲームにしておきましたから!」

 

「そうか…なら大丈夫だ…ってうわ!なんだこれ!?」

 

「?…知らないの?WiiUだよWiiU」

 

「望月…これは俺の知ってるWiiとはかなり違うんだが…」

 

WiiUということはWiiの親戚みたいなものだろう…

だがコントローラーに画面がついている時点で俺の知っているWiiではない

……うわ!?なんだこの突起物!?ぐるぐるまわるぞ!?気持ち悪…

 

そんなこともありシューティングゲームを始めたのだが

 

「うお!?なんだこれ!?画面が勝手に動いて全然ねらえねぇんだけど!?」

 

「お父さんジャイロも知らないの?」

 

「うっせえ!初雪!俺がこんなもん知るかよ!お前上手すぎだろ!?」

 

「別に…お父さんが下手なだけ」

 

ああもうムカつく!頭の硬いおじさんには無理です!

 

「って…おい望月、フェーミナ!なに撮ってんだよ!?」

 

「いやぁ…焦ってるお父さん面白い過ぎるし…組長に見せてやろっと」

 

「なかなか焦ってる姿を目にすることがないので…つい…」

 

ああもう!撮んなよ!黒歴史になるから!もうヤメテェ!

 

 

その後パーティーゲームに切り替えてからどうにかついていけるようになった

まるで子供の頃に戻ったかのようにゲームに熱中してしまった

気が付いたら真夜中、飯も食わずにゲームに入り浸っていたようだった

 

 

 

翌日

「いやぁ…久々にやると楽しいものだな…ゲーム、あん時やっとけばよかったと後悔しちまったわ」

 

「うう…あの時やりたかったぁ…」

 

う…思い出せてしまった

 

「いやいや…すまん…いつでもゲームやりにきてもいいから…泣き止めよ…」

 

「ああ~夕張さん泣かせた~」

 

「お父さん…ひどい」

 

「いくらご主人様でも女性を泣かせるのはちょっと…」

 

ああもう…なんか俺が悪役みてぇじゃねぇか…

 

「ほら帰った帰った!明日は仕事だろうが!」

 

その場の空気に耐えきれなかったので

ついつい強引に夕張達を車に詰め込んでしまった

申し訳ない気持ちになったから財布を取り出して三人に一万円ずつ強引に渡す

 

「今のゲームがいくらするかは知らんが、これで新しいゲームでも買って遊びなさい

 ……また遊びにこい……体調悪いから先に戻っとく」

 

ついつい恥ずかしくなって先に帰ってしまった

 

「ご主人様なりの感謝と謝罪、照れ隠しのつもりですよ」

 

こらフェーミナ、そういうのは言わなくてもいいんだよ

 

 

 

 

 

 

「まさか50を過ぎてゲームに熱中するとは夢にも思わなかったなぁ」

 

「あんなに何かに熱中するご主人様を見るのは初めてです」

 

「そんなにか?」

 

「はい。楽しそうでしたよ」

 

「そうかい……お前はどうだった?楽しかったか?」

 

「ええ……とても」

 

「……なあフェーミナ……」

 

「……どうかしましたか?」

 

「ゲーム……買ってきていいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「駄目です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
お父さんの趣味にゲームが追加されました…w
最後の会話は意味がわからなかったと思いますが
一応勝手にお父さんのお小遣いはフェーミナが管理しているという設定で
お小遣いのうち三万あげちゃった☆でもゲーム欲しいからお小遣いちょーだい?
的な意味を込めてます。…こんなんじゃわかりませんよね…すいません…

そしてあの長い会話に込められたお父さんの本音は
ゲーム楽しかったでしょ?フェーミナも楽しかったよね?
もっと一緒にゲームしたくない?だからさ…お・願・い
というフェーミナへの誘惑的な意味を込めたつもりです
……こんなんでわかるわけないよね!


最近のお父さんのキャラが崩れたり、フェーミナをあまり登場させてない気がする

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