もう……眠い……
隼鷹が突然鎮守府に帰ってきて以来、隼鷹と繋がっている艦娘の奴等におれの電話番号や
住所がしれわたり皆が俺に連絡を入れるようになった。
つまり誰も俺に連絡を寄越したり遊びに来ることがなかったのは
住所等を教えなかった俺の自業自得であることが判明した
隼鷹は探偵に依頼までしたらしい……
プルプルプルプル!!プルプルプルプル!!
俺のガラケーから着信音が鳴り響く
なぜスマホじゃなくてガラケーかって?別にいいだろうが!!ガラケーの何が悪い!
ともかく今はこの耳障りな着信音を消すため電話にでる
「はいもしもし…〇〇です……はい…マジで!?……ああわかったわかった…待ってるぞ」
誰かと思ったら意外な人物だった……そういやあいつらもう二十歳越えたんだっけか?
遅めのお祝いだが赤飯作っておこう……
彼女達が現れたは午後2時を過ぎた頃だった
俺が正門前で待っていると一台の車がやって来た
「お父さん来たわよ~!!」
「久々だな6駆のガキ共!!」
俺の前に現れたのは第六駆逐隊の
レディー(自称) 暁
ハラショー 響
ロリお艦 雷
なのです! 電
である。二つ名のようなやつは俺が勝手に名付けた。悪いか?
確か俺の元を去ったときは確か全員12歳だったから今は22歳かぁ……
さすがに10年の時が経っているためあの幼かった容姿は嘘のように変わった
身長も伸び、各々女の武器にもさらに磨きがかかっている
特に電のは殺人クラスだ。デカイ方が好きな奴なんかが見れば鼻血ぶー!!だろう
正直俺も興奮している。男なんだから仕方がないだろ?
それに雷はもうロリお艦なんて言えない。性格が変わらなかったら完全にお艦だわ……これ……
「まぁ…立ち話はなんだ……まぁ入れや」
「わぁ~!!懐かしいわ!!」
「ハラショー……!!」
「また、戻ってこられるなんて思わなかったわ!!」
「あのときのままなのです!!」
駆逐艦寮の前、こいつらが一番長い時間を過ごしたであろう思い出深い場所だろう
第六駆逐隊とかかれた札の向こうの部屋には当時の姿がそのまま残っている
「いつでもてめえらが帰ってきても良いように掃除してんだよ。
もちろん懐かしんで貰えるように机や家具の配置もそのままでな」
意外かもしれないが俺は毎日艦娘達の寮を掃除している
俺は里帰りの醍醐味は自分の過ごした空間を再び味わうことだと思っている
だから彼女達が楽しんでくれるようにした俺なりのサプライズだ
嗚呼……10年の苦労が今報われた……!!グスッ……
「おし!!ガキ共!てめえらが好きだった場所に行ってみるか?」
「「「「行きたい!!」」」」
それから俺たちは鎮守府内のさまざまな所を回った
こいつらが好きだった酒保(売店)、駆逐艦は入れなかった居酒屋鳳翔
工廠や食堂、傷を癒し続けた入渠ドッグい寝室と化したが執務室
昔の思い出に浸るこいつらの輝くような目は微笑ましい光景だった
あっれぇ?目元から汗が!(涙)
居酒屋鳳翔(2号店)
俺達は居酒屋鳳翔で飲むことにした
暁達は鎮守府で一泊していくそうだ
「まっさか…あいつらと酒を飲むことになるとは……人生何が起こるかわからんもんだな……」
「私もこの光景を目にするなんて夢にも思いませんでした」
今話しているのは俺と鳳翔だけだ
あいつらは今は鳳翔の旦那と会話している
そりゃそうか……自分のお母さんみたいな存在だった鳳翔の旦那さんだ……
どんな人物なのか気になるんだろう……
「くぅ……あの小さかったガキ共が今じゃこんなに立派になりやがって……グスッ……」
「お父さん?その涙は帰りまでとっておいた方が良いと思いますよ」
「馬鹿野郎…!グスッ……泣いとらんわ!!……グスッ……ヒッグ」
それから俺達は閉店ギリギリまで酒を飲み交わした
いろんなことを暴露しあった
暁は彼氏が欲しい!!なんて言い出したし、響と雷の二人は一般の男性と交際しているらしい
電は暁に八つ当たりされることに困っているらしい……多分成長しすぎた女の武器が
原因だと俺は推測する
まぁ俺はこんな感じで楽しい夜を過ごしたのだが楽しい時間はいつか終わりが来るもんだ
翌日の夕方4時にはあいつらは帰るらしい
別れの時
「ほれ……赤飯で作った握り飯だ…持ってけ」
「お父さんありがとう!!」
結局食べきれなかったお祝いの赤飯を握り飯にして渡す
「まぁたまには帰ってくるといい。いつでも待ってるぜ…グスッ」
「泣いてるよ?お父さん」
「馬鹿野郎…グスッ…泣いてなんか…グスッ…おらんわ…グスッ」
こうしてあいつらは帰っていった
次会うときは彼氏でも連れてきて欲しいもんだ
「ああ……誰か誰か帰って来ないかなぁ……」
執務室には成長した第六駆逐隊と俺の集合写真を入れた立て掛けが
窓から入る夕日に綺麗に照らされていた
サブタイトル考えるのって難しい……
第六駆逐隊の面々をガキ共!!とかあいつら!!という言葉で気分を害してしまった読者の皆様
誠に申し訳ございませんでした。
提督のキャラを作るためこのような口調になってしまいました
今後もこんな口調になるかもしれません
今後はそれを十分承知したうえで閲覧をお願いします
え?写真はいつ撮っていつ現像したかって?
細かいことは気にしてはいけない……と思う……
また、次回お会いしましょう!!