できるだけ無欲で生きていきましょう   作:タクロス

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中間テストが関数が問題のメインになっていて発狂した作者です。
爆ぜろ関数、弾けろ二次関数。某塾のCMで微分、積分、二次関数と、叫んでいる理由がようやくわかった気がします。

まだ明日もあるんですけどね……


まあ、そんなこんなでテスト期間ですので投稿も遅いし、文も短いですが、ストレス発散と苦手な関数がどうにかできるようになることを願って投稿しました。

今回は部屋のルール決めと食堂前までです。

10/22. 最後のところの呟くのところを唸るに修正



ISと少年たち 〜ルールと信頼〜

「さて、荷解きも終わりましたし、早速ですが部屋のルールを決めましょう。更識先輩」

「あら、私の学年は伝えてないはずなのに、どうして先輩呼びなのかしら。

はっ、もしやストーカー!?」

 

荷解きを終えた新人が更識にルールを決めようと提案するが、更識はいきなりストーカー呼ばわりしてきたので新人は、

 

「いえ、執着性追跡癖(ストーカー)(勝手に作りました)ではなく単に荷物の中に混じっていたパンフレットに生徒会長と書かれていましたので先輩だと推測したのですが、間違っていましたか?雰囲気的にも今の発言的にも人で遊ぶのが大好きな小悪魔的な年上の人といった感じがしましたので。それと自分たちはまだ初対面ですよ」

「うぅ、ネタが通じないし褒められてるようで貶されるしなんなのよ、お姉さん泣いちゃうわよ」

 

少し涙目になりながらそう言った更識だが、新人は先ほどのように仕掛けられてある地雷を踏み抜きながら、手榴弾(グレネード)を投げる勢いで言葉を放つ。

 

「そういった発言が原因なのですが、それと泣くときは洗面所でお願いします。泣き終えた後も楽になると思いますので」

「本当に泣きそう…虚ちゃん助けてぇ」

「まあ、そんな事より早く部屋のルールを決めましょう。夕食は友達と待ち合わせをしていますので時間までには行きたいんです」

 

そんなことと、一蹴して切り捨てる新人。だが、更識の目には未だ反抗の意志が宿っていた。

 

「そんな事って、もうちょっと優しくしてくれてもいいんじゃないの?ほら、紳士的な方がモテるわよ、もしかしたら私も」

「前はそうしてきました。父の友人の方にそう教え込まれましたので。ですがそうすると相手にいらない勘違いをさせてしまうので、最初はある程度丁寧に話して相手の性格をなんとなく理解してから少しずつ態度などを変えていこうという結論に至りました」

「私は丁寧に話された覚えがないわよ」

「ありましたよ。最初のノックした時です」

「それだけ!?もうちょっと見極める材料は無かったの?」

「いえ、あんな大胆な趣味を持っていてなおかつそれを臆面なく相手に晒し、そして初対面の相手を誘惑してくる人にはこの程度よろしいかと思いまして」

「あぁん、意外と自業自得ぅ」

「それより遊んでないで早く決めましょう。あと20分を切ってしまっていますので」

「はーい」

 

くだらない応酬のあとに、すぐに切り替えていけるのは年の功かそれとも他の何かか、新人は気にせずにルールを決めていく。

 

シャワーは基本的に更識に優先する(なけなしのレディーファースト)。

洗面所の入り口(洗面所の奥にシャワールーム)には簡易的な釣り看板を作りどちらが入っているかを一目で見やすくして、事故がないようにする。

お互いに不純な異性の行為を促すようなことはしない(主に更識)。

遅くまで起きる時にはしっかりと伝える。

部屋に入る時はノックして名前を言ってから入ること。

 

などなど細かいことも含めて10分程度でルールを決める。

 

「さすが、と言うべきでしょうか。なかなか早く決まりました。ありがとうございます」

「いや、いいのよ。私のせいで時間ギリギリになっちゃったわけだし」

「それでもです。少し、更識さんの評価を変えなければいけませんね」

 

考え込むようにして評価を変える新人。因みに彼の中での評価は、趣味が露出癖な変な先輩から、少し頼りにできる変な先輩になった。微々たる変化だが今を知る一夏たちからすれば、早々に信頼を得ることができた更識に驚くだろう。中学に入ってからそれほどに新人の意識は変わっていたのだ。

 

「あら?少しは信頼してくれるようになった?」

「ええ、織斑くんやシャルさんには及びませんが少なくとも信頼してます。同じ部屋で過ごせる程度には」

「そっか、それならいいわ。それじゃあそろそろ行きましょう」

「更識さんも夕食ですか」

「ええ、生徒会の仕事が長引いてね。新人くんが来る少し前に来たばっかりだったのよ」

「そうですか、食事よりも趣味を優先する人は多くいますが、そのままで来る人はやはり珍しいですね」

「お願いだからその話はしないで頂戴な。それとお詫びも込めて案内も、ね」

「わかりました。ではよろしくお願いします」

 

新人の方を向いてウィンクをしながら案内すると言う更識。新人はそのままお願いすると、二人で部屋を出て行く。因みにここは基本オートロックだ。部屋を出る時はしっかりと鍵を持って出よう。

 

 

 

 

食堂間で、あと少しといったところで更識が、今日は友達と食べるんだから私はここで離れるわ、またあとで会いましょう。と言って一人で先に行ってしまった。

そうして、新人が食堂前に着くと人だかりができていた。原因はもちろん一夏だ。ただでさえ世界初の男性IS操縦者ということで注目されているのに、さらに長身でイケメンというコンボで女子生徒たちの心を鷲掴みして行っているのだ。そして、対応の丁寧さから溢れる紳士感も心を惹かせる要因の一つだろう。新人が来るのを待っている間にできた人だかりに困惑していると、一緒に食事をしませんかと周りの女子生徒から誘われたが、先約がいると丁寧に断っていたのだ。そして、その高い身長を生かして新人を見つけると、

 

「おっ、来たか。新人」

「すいません、待たせてしまいましたか?」

「いや、時間までにはしっかりと来てくれたから別に気にしてないさ。それと、一緒の部屋で生活することになった子もいるけど構わないか?俺の幼馴染なんだ。確か、朝の時に少しだけ話してると思うんだけど」

 

そう言って、自分の隣にいる女の子に目配せするが、少し俯いて、むぅと唸ると黙ってしまった。

 

「たしか、織斑くんと話すためにわざわざ言いにきてくれた人でしたか。僕は構いませんよ。織斑くんの幼馴染ならできれば仲良くしたいですね」

「新人なら、そう言うと思ってたよ。それじゃ、行こうか」

 




では、いつものから。

UA23000越え、お気に入り件数240件越え、ありがとうございます。毎回こうやって読んでくださっている皆さまに感謝していますがそろそろ感謝の言葉のネタというかレパートリーが尽きそうになってきました。感謝していることは伝えたいのですが毎回同じになって手抜きみたいにならないか心配です。ですが読んでくださっていることに対しての感謝は絶対に忘れるつもりはございません。そして、感想を書いてくださったゴオーさん、カザミドリさん、ありがとうございます。感想を読む時はいつもテンションが上がります。


中間テスト期間中に投稿するのは間違っているだろうか。


次回は食事中のお話になります。えっ?明日のお話?・・・・・・しっ、知りませんねぇ(遠い方を向いて汗をかきながら)
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