ニグン達を仲間にした後、遠い地より転移して来たこと、この世界の知識が薄いこと。
今現在、周囲の情報を集めていることを話し、ニグン達にはいろいろ聞くことになると説明した。
ニグン達は了承し、デミウルゴスとともに闘技場をあとにした。
「はぁ、忠誠が重い・・・・・・」
ニグンの目は確かにナザリックのNPC達と同じものがあった。
「あ、忘れてた〈
ふと、忘れていたことを思いだし、デミウルゴスにメッセージを飛ばす。
「デミウルゴス? 今夜の試合のルールだけど・・・・・・」
今夜行われる試合のルールについて話し、ニグン達が望むなら観戦を許可することを伝える。
『分かりました。伝えておきます』
メッセージを切り第六階層の空を見上げる。
いろいろしているうちに日が傾き、夜になろうとしている。
数時間後にはコキュートスとの試合だ、NPCの中でも上位の強さを誇る、油断したら負けてしまうかもしれない。
なら慢心せず、可能な限り全力でぶつかろう。
そう思い、アイテムボックスから杖を取り出しウォーミングアップを始めた。
ナザリック地下大墳墓・第六階層 闘技場 21:00
そこは
そして闘技場の中心にはアウラ、それを挟みアルフとコキュートスが対峙する。
『紳士淑女の皆々様、お待たせいたしました。これより、至高の御方 アルフィリア・ルナ・ラグナライト様対第五階層守護者 コキュートスの試合を行います!。レフェリーはこのあたし、アウラ・ベラ・フィオーラが勤めます!』
魔法効果で大きくなったアウラの声が闘技場に響き、シモベ達の歓声が轟く。
『では、今回の試合でのルール説明を行います!
ルールその1、攻撃力が極端に高いスキルは使用禁止!
その2、攻撃魔法は第五位階まで、強化魔法は制限なし!
その3、消費アイテムの使用、
その4、勝利条件は手に持った武器で一撃入れること、投擲武器はノーカウントといたします! 以上!』
「アインズ様、あのようなルールで大丈夫なのでしょうか?
「うむ、心配はいらないさ」
そう言い、闘技場の中心へと意識を集中させる。
「これから面白いものが見れるぞ」
『お二人とも、準備は良いですか?』
コキュートスは二本の刀を構え、頷き、顎を鳴らす。
アルフは杖の穂先を下げ、槍のように構え、コキュートスに問う。
「コキュートス、最初から本気を出すつもりはないのかな?」
「アルフィリア様コソ、試合前に強化魔法ヲ唱エナクテモヨロシイノデスカ?」
「前もって強化魔法かけるのは禁止されてないけど、これが僕の戦闘スタイルなんだ」
そう言い、アウラに準備が出来たと意思表示する。
『では、試合開始‼』
その言葉と同時アウラは跳び引き、コキュートスが突撃してくる。
〈
アルフは魔法を唱え、コキュートスを迎え撃つ。
「倶利伽羅剣!」
コキュートスの二本の刀が上段からせまるが、金属音とともに刀が跳ね上がる。
「ナニ⁉」
コキュートスは起こった出来事に困惑している、アルフの戦い方を初めて見たものであれば誰でもそうなるだろう。
そんな隙をつき、アルフはコキュートスに肉薄し、腹に手を当て魔法を放つ。
「〈
爆発が起こり、コキュートスが吹っ飛ぶ。
「グ・・・・・・」
コキュートスは体勢をたて直し、アルフを見据える。
「本気出す前に終わっても良いの?〈
「アインズ様、今のはいったい・・・・・・」
アルベドが戸惑うような顔をして聞いてきた。
「彼女は拳闘士を5レベルほど取っていてな、職業スキル 見切りで弾いているのだ」
話しているうちに状況が変わり。コキュートスが飛ばされ、アルフが加速魔法を唱えた。
「終わったな」
アルベドはその言葉に再び困惑しながらも、闘技場に視線を戻す。
その表情は困惑から驚愕に変わる。
コキュートスが四本の腕で攻撃しているにもかかわらず、アルフはそれを杖1本で弾いている。
杖が刀を弾くたび、金属音が闘技場に響き渡る。
杖を回し、突き、振り下ろし、切りあげる。杖で棒術を使うようにこれを目にも止まらぬ速度でおこない、コキュートスの乱撃を弾いている。
「攻メキレナイ・・・・・・」
すでにコキュートスの攻撃回数は二百を超えるが、そのすべてが弾かれ、受け流されている。
〈
これで何度目だろうか、アルフが魔法を唱えるたび速度が上がる、あと数回唱えられたら対応できなくなるだろう。そう思い、武器を大振りして跳び引く。
「コキュートス、これで終わりだ〈
〈加速、加速、加速加速加速加速加速加速〉
加速を何度も重ね掛けし、突っ込んでくる。
「倶利伽羅剣!」
迫り来るアルフに四本の刀を振り下ろす。
このタイミングなら当たる、と確信するが。
「ナ!」
振り下ろした刀は空を切り、地面を削る。
「ドコダ!」
「ここだよ」
コキュートスの背後から声が聞こえると同時、ゴンッと頭部に打撃音と衝撃がはしった。
戦闘描写はどうもダメですね。
今後出てくる戦闘描写を完全に削るか、悩みます。
設定説明
強化魔法による能力値上昇の天井を取り払う。
戦闘以外では使用不可
拳闘士
近接系の職業。
見切り、武の見極め等を覚えられる職業。