魔法少女リリカルなのは 〜fortissimoの輝き〜 リメイク 作:fortissimo 01
「う、うーん……」
目を開けると知らない天井が映った。どうやら建物の中のようだな。俺はベッドに横になっていたので体を起こした。近くに手紙が落ちてる。俺はそれをとった。
『零児さん!無事に転生できましたか?要望通り、デバイスと鍛錬場を作っておきました。鍛錬場は家の地下にあります!家の資金はそこの金庫にあります! それと、零児さんの年齢は主人公達同じぐらいにしています!それでは新たな人生、頑張ってください!」
「………え?」
ま、まじかよ……。俺は近くにあった窓を見た。そこには幼くなった自分が映っていた。本当に小さくなってるな。その後部屋を見渡すと金庫を見つけた。
「どれぐらい入ってるんだ……?」
俺はドキドキしながら金庫を開く。開いた瞬間、札の山が見えた。な、なんかめちゃくちゃ札があるんだけど!?どんだけ諭吉先生いるんだよ!? さすが特典だな……。これなら生活に支障はないな。ん?
「これって……」
金庫の中に首にかけるペンダントがあった。この形状、もしかして……芳乃零二がかけていた物と同じ? という事は……
「もしかして、サクラ?」
俺はそのペンダントに声をかける。
『う〜ん…むにゃむにゃ…あ、おはようなんだよ!マスター!』
やっぱりサクラだったか。しかし、本当にサクラみたいだ。
「えーと、サクラ。手始めに人型になれるか?」
『了解なんだよ!』
突然ペンダントが光を放つ。しばらくして光が収まると白いワンピースを着て、髪はツインテール、そして自分と同じぐらいの背の女の子が現れた。
「これでいいかな? マスター」
「あ、ああ……サクラだよな?」
「うん! そうだよ、よろしくねマスター!」
にっぱりと笑顔で俺に手を差し出した。まさかサクラが幼い状態だったとはな……。だけど、これからは二心同体の相棒として……
「よろしくな、サクラ!」
俺はサクラの手をぎゅっと握りしめた。こうして俺とサクラは無事転生に成功した。
「さて……と」
俺はサクラと一緒に家を中を一通り回った。家の中を歩いていると色々な情報が詰まった紙が置いてあった。まずこの世界での俺の両親はすでに他界しているようだ。そして『管理局』というところで働いていたようだ。管理局か……、今度調べてみようかな。
「マスタ〜! お腹が減ったんだよ〜」
「ん? もうそんな時間か……」
近くにあった時計をみると午後5時を示していた。そういえばさっき冷蔵庫の中身を調べたが食材があまりなかったな。買いに行ってくるか。
「じゃあ、買いに行くか?」
「私はハンバーグが食べたいんだよ!」
「ハンバーグな、わかった。サクラは家で待っていてくれ」
「了解!」
俺はサクラにそう言い、家を出た。外は少しオレンジ色で照らされていた。サクラが腹をすかせて待っている……早く買いに行くか。俺は晩御飯の食材を入手するためスーパーに向かった。