ISキャラと追いかけるプロ野球(オリ主注意)   作:咲護

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深夜テンションで書いた結果がこれである。やべえよ、やべえよ。


織斑一夏

 

6月19日 日曜日

 

アウェー甲子園球場で迎えた関西パンサーズvs九州テレコムバンクファルコンズ、第三回戦

 

両チームの先発はそれぞれイワサダ、タケダだった。

 

0-0で迎えた5回、2アウト満塁の場面でファルコンズのイマミヤが押し出しのフォアボール(よんたま)で先制。

打順は2番、今年絶好調のキドコロに回ってくる。

カウント3ボール1ストライクの場面、第5球目。その時、彼女は時間が止まるのを感じた。

打ち上げた打球はライトフライになるかと思われた。ボールは弧を描く。

そして―――白球はスタンドに吸い込まれていった。ライトを守っていたフクドメももう少しで掴めるくらい、それくらいフェンスぎりぎりのところに落ちた。

キドコロリュウマ、プロ入り13年目にして初の満塁ホームラン(グランドスラム)を達成した。

 

福岡出身で生まれた時からハヤブサガール―――原作第一巻で北九州から来たという彼女、千鳥橋遥歌(ちどりばしはるか)はIS学園の寮のテレビを観ながら、ワクイヒデアキ投手からホームランを打った時のコウベタクミのようにはしゃいでいた。オウサダハル監督時代、それよりも前、親会社がショクエーだった時からのファンである彼女がショクエー時代から在籍する選手、それも昨シーズンまでとは別人のような活躍に興奮を抑えることができなかった。

 

その後、パンサーズは7回裏、1アウト3塁の場面でナカタニ、1アウト2塁の場面でホウジョウのタイムリーで2点を返す。

 

その直後のファルコンズの攻撃。2アウトランナーなしの状態で4番、キャプテンのウチカワセイイチ(自称、そして名誉ファルコンズの生え抜き)がレフトスタンドへソロホームランを放つ。興奮のあまりルームメイトのセシリア・オルコットが驚くという事態になった。

 

9回表。ノーアウト満塁の場面でピッチャーイワサキの代打に登場したハセガワが2点タイムリー。その裏登板したモリユイトは1アウト2,3塁。トリタニのショートゴロの間に3塁ランナー生還。続く2アウト3塁でニシオカがセンターへのタイムリーを打たれるも、抑え込んで試合終了。ファルコンズはパンサーズに8-4で勝利した。

 

交流戦最終試合に勝利した喜びで遥歌は部屋を飛び出し、偶然寮の廊下を一人で歩いていた原作主人公織斑一夏に飛びついた。

 

「ち、千鳥橋さん!?なんで!?」

 

「はやほー!!ファルコンズが勝った!キドコロが満塁ホームラン!」

 

「何を言っているのかわからないぞ千鳥橋さん。とりあえず落ち着いて。」

 

「いやー、パンサーズに勝ち越したことがうれしくてうれしくて。」

 

「いや、ひいきが勝つと興奮するのは分かるけどむやみに抱き着くのはやめようか。」

 

「それもそうだね、ごめんごめん。」

 

そうして遥歌は一夏から離れ、部屋に戻る。

 

「また明日!」

 

ちなみにこのことがばれた遥歌はセシリアにブルー・ティアーズをぶつけられた。

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