ISキャラと追いかけるプロ野球(オリ主注意)   作:咲護

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お久しぶりです


十時啓視

プロ野球においては、いや、すべての野球の試合においてはバカ試合と呼ばれる片方または両方が10得点以上取る試合が発生する。多くの場合は片方が大量得点を取るような場合が多く、高校野球の試合において途中までコールドゲーム(Called Gameであり、冷たい試合ではない。むしろ打線はアツアツである。)ルールが存在する。作者も県予選開幕試合でこれを見たことがある。(しかも両方とも強豪校とは言えないような学校だった。)ただし、プロ野球においてはたとえ20点もの差がついたとしても降雨以外でコールドゲームは発生しない。個人記録も重要視されるからである。

 

有名どころでは29-1(2003年ショクエーフェニックスVSオセロットブルースカイズ)や26-0(2005年レッテVS楽市)であろうか。

 

ちなみに「なんでや!パンサーズ関係ないやろ!」で有名な33-4(2005年レッテVS関西)や2-26事件(2015年関西VSオセロットバイソンズ。戦前の事件とは関係ない、いいね?)は複数試合の合計得点であるためここでは省かせていただく。

 

さて、前述した2-26事件、翌年2016年にも発生している。ファルコンズVSバイソンズ。くしくも29-1と同じカードである。

 

オセロットバイソンズがまだオセロットブルースカイズと近中バイソンズに分かれていた時のことである。この時のブルースカイズは低迷期にあり、ファルコンズ相手に20点以上取られて負けた回数は4回。その時のファルコンズは「ダイハード打線」と呼ばれる現在の親会社テレコムバンクの回線とは違いとにかく繋がる打線、その中で100打点をマークした選手が4人(100打点カルテット)がいた時代である。

 

さて、その5日前、ファルコンズは本拠地福岡ドームで13個もの記録を塗り替えた。10連続安打。1試合通算得点26点。1試合通算安打数32、ジョウジマの1試合7打席及び6連続安打のほかにもいくつかの記録を更新し、26-5でファルコンズが勝利した。

 

さて、1回、カワサキのタイムリー、マツナカの2点タイムリー、ジョウジマの2ラン、シバハラのタイムリー、カワサキの犠牲フライで7点を先制。2回。ズレータの2ラン、ムラマツのタイムリー、カワサキの2点タイムリー、マツナカの3ランで8点を獲得。

3回。カワサキのショートゴロ間の1点、イグチのソロ、バルデスの2点タイムリー、ズレータの2ランなどで8点を獲得。これで23点。

6回。イグチのソロでさらに追加点。

7回にはバルデスがタイムリーで追加。

9回にはオオミチのタイムリー、ズレータの3ランで29点を獲得。その裏にはテラハラがソエジマにタイムリーを打たれたものの、ヒダカの三振でゲームセット。最多得点差の記録を破っている。

 

さて、本題の226事件に入ろうか。

ファルコンズは今季14連勝を挙げたバンデンハークが先発。バイソンズはディクソンが先発。

1回にヤナギタの2ランで先制。

2回。ナカムラのタイムリーで1点追加。

3回。ハセガワのタイムリー、マツダの犠牲フライ、キドコロの2点タイムリー、ホンダのタイムリーで5点。

4回。タカヤのタイムリーからバイソンズのピッチャーオオヤマが3連続の押し出しフォアボールを与える。ハセガワの3点タイムリーで8点。

5回。バンデンハークがブランコにソロホームランを浴びたものの、その裏ファルコンズの攻撃でヨシムラがタイムリー。ホンダの犠牲フライ。ヤナギタ、ハセガワのタイムリーで追加点。

6回。T-オカダのタイムリーとブランコの3ランを浴びてしまう。やはり投球感覚が開いてしまったようだ。

8回。ブランコにタイムリーを浴びてしまうが、ヨシムラが2ランで22点を獲得。

22-6でファルコンズが勝利した。

 

「うっ頭が……」

マスコットからオセロットファンになった2組の田辺綾は謎の頭痛を起こしていた。

 

「どうしたの?」

遥歌が尋ねるが何でもないとはぐらかされた。

 

「ファルコンズ打線怖すぎ……」

綾はそう呟きながら医務室に向かった。

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