「まずは、ここは何処かを教えようか。」
俺はファーストキラーズ全員との合流を完了し、最初の原っぱにいた。
まぁ経緯は割愛させて貰おう。一話で書いてるしね?仕方ない。
「マスター、質問があります。」
アルテミスが手を挙げた。それにしてもすんごい格好してるな君は、心の中でそう呟いた。ちなみにティルフィングによると発見した時には半脱げで気絶していたらしい。…赤の他人に見つからなくて良かった…
「マスター?どうしました?」
「いや、なんでも無い、質問を聞こうか?」
危なかった。こいつはたまに考えてる事当てるから怖いんだよなぁ…。
「…何かに見られていませんか?」
気づかなかった。言われるまで気づけなかった。これがあの世界であれば、誰かが人間でなかったら、俺たちは全滅していた。確かに茂みの中で、何かが蠢いていた。
「アルテミス、あの茂みを撃て!」
そう叫んだと同時にアルテミスは弓を放った!
「キャッ⁈」
茂みの中から悲鳴が聞こえた。あれ?人?アルテミス、人殺しになっちゃったか?
「Oh…アルテミス、毎日面談には行くからね…」
「待て待てフライクーゲル、まだこいつは捕まってない。」
「…マスター、後で射抜きます。」
「イタタ…あ!やっぱり!」
茂みからガサゴソと音を立てて出てきたのは、白髪のかなり肌を出した(それでもキル姫達とどっこいどっこいだが)頭に矢の刺さった女の子であった。
刺さっていた。アルテミスの矢は脳天を直撃していた。だけども何故か元気そうだった。
「探したよ〜!森の何処探してもいなかったからヤられちゃったのかと」
「いやどう考えてもヤられちゃってるのあんただろ…」
だがアルテミスの矢が刺さっても生きてるなんて、もしかしてこいつもキル姫なのか?見定めるためにその子をじっくりと観察した。
…ん?あの矢、なんか違う?
「非殺傷用の矢です。戦争の前に軍の開発部の方々から渡されていた物ですよ」
そんな都合のいい物があったのか。キル姫の武器に関しては各々の管理なので俺は一切関わってはいなかった。こりゃまた全員から聞かなきゃならないな…
「あの〜…私の話聞いてくれる?」
すっかり忘れてた。どうもここに来てから少し腑抜けているみたいだ。
「分かったよ、ところでアンタは一体?」
「私の名前はクリス!って言うのはこの地上の名前で、エリスと言います。貴方を担当した女神からお目付役として頼まれました。」
驚きだ。どうやら女神様らしい。
「信じてませんね⁈本当なんですよ?なんなら一言一句間違い無く貴方が天界で言っていた事全部言いましょうか?」
…天界での俺を完全再現された。信じるしか無いな…。
「じゃぁエリ「申し訳ありません!」っと…」
アルテミスが口を挟んできた。
「私は矢をエリス様に…」
「構いませんよ?でも、次はもうちょっと優しくお願いします♪」
あっさり許してもらえた。
「…エリス様、お目付役ってのは…」
「監視役、ですよ?まぁ一週間くらいですね。私も神器回収がありますし…」
色々話を聞いたが掻い摘んで説明すると
一週間の監視役
街への案内
冒険者としての登録
ここまでをやってくれるらしい。これもオプションなのかね?
「まぁ、この世界に関しては俺たちには全く分からない。貴女についていきますよ。」
「じゃぁ街へ行きましょう!あ、これから私はクリスとして振舞いますから、皆さんは私をクリス、とお呼び下さい♪」
「りょーかいですよ、女神クリス様。さ、皆行こうぜ?」
「じゃ、私について来てね!」
そうして俺たち一行は、森を後にしたのだった。
このすば はアニメしか見ていないのでクリスの口調とかは少し心配です…。
アルテミスとティルフィングって口調変えるの難しいな、とかも思いました。