ポケの細道   作:柴猫侍

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第百十三話 楽しくなければやってらんない

「やったじゃん、決勝進出! あとちょっとじゃん!!」

肩叩痛(かたたたた)たたたいっ!」

 

 試合終わりのライトの肩を力強く何度も叩くコルニは、興奮気味に鼻を鳴らしている。

 前半の流れから、後半の逆襲。たった一体のポケモンで五体を突破するというのは、公式戦においても中々ない展開だ。

 

 ワントップ型のバトルスタイルというのは、奇襲に向いているものの、周知のトレーナー―――公式戦で結果を残している者には早々できる戦術ではない。というのも、名のあるトレーナーほど絶対的なエースであるポケモンを知られてしまっている。

 今回のリザードンでのワントップは、ライトがトレーナーとしてビギナーであったこと。更に、本選でリザードンのメガシンカを見せていなかったことにより成功したと言っても過言ではなかった。

 

 しかし、小難しい話は別とすれば、見る側としては気分爽快。エンターテイメントとしてはこれほど熱くなる展開はないというものだ。

 コルニもその一人。長くライトと旅していたからこその考えもあり、興奮は観客よりも二割増しだ。

 

 肩の痛みを訴えるライトに手を退かれつつも、コルニは上気した顔で喋り続ける。

 

「うんうん、最初はみんなやられちゃってどうしたのかな~って心配したんだけどさっ! それからズダダダッって倒して!!」

(悲しい語彙力……)

「とにかく凄かったよ! あの調子で決勝も勝ってさ!!」

「……うん」

 

 決勝。

 その言葉にどこか影を落とす様子のライトに、思わずコルニの興奮も冷めていく。

 

「あっ……やっぱり、まだハッサム心配? これから会いに……」

「会いには行かないよ」

「え?」

 

 怪我をしたハッサムがまだ気がかりかと思ったが、それを否定するように捉えられる言葉を発するライト。

 戦えないポケモンを切り捨てるという非情な選択肢はとらない少年であるが、彼が発した言葉の真意を探るようにコルニは、ズイッと顔を寄せてみる。

 

「いやっ、心配じゃない訳じゃないんだけどさ……何言えばいいのか分からなくて」

「分からない?」

「うん。準決勝勝ったってだけ言いに行くのもあれだし、慰めに行くのもなんか違うんじゃないかって。それで結局は全部終わった後―――決勝戦の後でいいんじゃないかなって思ってさ」

「そういうモンかなぁ?」

 

 やや納得していない様子。

 彼女であれば、どれだけ険悪な雰囲気になろうとも、自分のパートナーが怪我すれば見舞いに行かずには居られないだろう。

 しかし、これはライトとハッサムの問題。そして一番互いを知り合っているのも彼等。他人がどうこう言える口を出せる案件ではなかった。

 

 むぅ、と口を尖らすコルニ。

 すると、途端に声色が明るくなったライトが驚愕の一言を発する。

 

「僕達って、ズルいよね」

「……へ?」

「あぁ、いや……さっきの試合、ほとんど無我夢中で戦ってて。今になったらほとんど覚えてないんだけど、心臓張り裂けるんじゃないかってぐらい緊張してたのに……どうしようもないくらい楽しかったんだ」

「アドレナリンがドバドバってコト?」

「ん~……それは遠からず近からずだと思うけれど」

 

 途端に、メガリングを嵌めた腕の拳を握るライト。

 その拳には、今迄に見たことのないような闘志の炎が宿っているように見えた。

 

「―――夢中だったんだ。それがどうしようもなく楽しくて……夢に向かってポケモン達と走るのが凄い楽しくて。それなのにハッサムも連れて行けなくてさ……僕達だけ楽しんでズルいんじゃないかなぁ、って」

「おぉッ、バトルジャンキー的発想」

「バトルジャンキーって……まあ、否定はできないけど。兎も角、なんでこんなに頑張ってたのかを思い出せた気がするんだ」

 

 ポケモンが好き。

 そんなポケモン達と共にバトルするのが好き。

 その上で、勝利の歓びを分かち合うのが好き。

 

 好きな者達と共に夢を追い求めている最中が、この上なく至福な時間であったということを理解できた気がした。

 

「それだけじゃない。コルニや他の皆の応援にも応えたいっていうのもある。僕らは周りの人にも恵まれた」

 

 旅の途中で出会った数多くの人達。

 超えるべき壁として立ちはだかったジムリーダーは勿論、それ以外にも数多くの出会いや別れを経験して、今『ライト』というポケモントレーナーは此処に存在しているのだ。

 全ての出会いは繋がっていると、今ならば言える。

 

「だから僕らは決勝戦で、全力の僕らのバトルを見せて、『ありがとう』っていう感謝を皆に伝えたい。『これが僕らだ』、『これが旅の全部です』って……」

「……なんか堅苦しいっ!」

「痛ッ!!? 急に肩パンっ!?」

 

 異様に肩を攻められる今日、ライトはやや動揺した様子で拳を振り切ったコルニに抗議するような視線を送る。

 だが、その視線を跳ねのけるような満面の笑みを浮かべて少女はこう言う。

 

「要するに、一生懸命頑張ります! ってことでしょ?」

「まあそれも含まれるけども! なんて言うか……納得いかないなぁ」

 

 要約され過ぎた決意表明に不満げな呟きを漏らすライトであったが、今更シリアスな雰囲気になど戻れる筈もなく、呆れたような笑みを浮かべる。

 

「はぁ……じゃあ、明日も頑張るから応援よろしく」

「オッケー! あっ! あとさ、一ついい?」

「ん、なに?」

「チャンピオンになったら、一番最初にバトルするのアタシで!」

 

 グッとサムズアップを決めるコルニ。

 遠回しに『絶対優勝して』と言っているようなものだが、それもまた彼女らしい。下手に気を遣われるよりも、こうして溌剌とした様子でドンドン発言するのがコルニらしいというものだ。

 旅は道連れ世は情けと言わんばかりのノリで旅を共にした少女の願い出。早々断る事も出来まい。

 

「了解。でも、即日っていうのは止めてよ。皆疲れると思うし……」

「アタシがそんなに鬼畜に見える? 怒ってる時のライトに比べれば……」

「……」

「ひゃん!」

 

 突拍子もないことを口に出そうとした少女の目の前にスッと手を掲げてみれば、反射的にびくりとコルニの肩を揺れた。

 ライトが激おこスティッ……etc.の時は実姉に匹敵するほどの鬼畜さが垣間見えるのだが、当の本人は肝心の怒っている時の記憶が無い為、コルニの怯え様に釈然としていない。

 

 それから軽い挨拶を交わして別れた二人であったが、数歩も歩かぬ内に、また別の人物に遭遇する。

 

「やあ! ライト君、決勝進出おめでとう!」

「プラターヌ博士!」

「キミ達のバトル……ん~、実に素晴らしいバトルだったよ! あ、この言葉は決勝の後にとっておいた方がよかったかな?」

「いえ、応援してくれるだけで嬉しいですから」

「そうかい? なら良かったよ!」

 

 通路の先から現れたのは、このコロシアムに似合わぬ白衣姿のプラターヌであった。

 ポケモン図鑑を授けてくれた人物を目の前にバトルを褒められ、少しばかり照れた挙動を見せるライトに、ウンウンと頷くプラターヌは言葉を続けていく。

 

「ボクはバトルはさっぱりだから、キミ達の試合を観てそれほど込み入ったことは言えない……だけれども、一つだけ言わせてくれ。あの時、ポケモンと心を通わせて戦うキミとリザードンの姿は、ボクの目に燦然と輝いて見えた。あの時の輝きを、決勝でもう一度見せてはくれまいかい?」

 

 ニッと爽やかな微笑を浮かべるプラターヌ。

 メガシンカを研究している彼にとって、メガシンカを―――人とポケモンの絆の結晶を以てして相手を倒していく姿は、他の観客よりも特別に見えたのだろう。

 確かに、先程の試合はこれほどにないまでリザードンとの息が合っていたような気がする。様々な要因があるだろうが、何よりは掲げる目標の一致に他ならない。

 

 何を失い深め合った絆かは言うまい。

 しかし、一つの出来事が彼等の絆を更なる高みへ昇華させたのは紛れもない事実であった。

 

「……頑張ります!」

「うん、いい笑顔だね! あぁ、それとデクシオとジーナが―――」

『ケテケテ―――ッ!』

「うおっ、なんだい!?」

 

 突然のロトム登場に驚くプラターヌ。

 ライトも驚いては居るものの、度重なる同様の事態を何度も受けたことがあるため、傍目からすれば大して驚いていないような様子でジッと佇んでいるだけだ。

 

「すみません、ウチの居候が……」

「居候?」

「あの……預かったポケモン図鑑に……ハイ」

 

 ライトは、言い辛そうに託された図鑑を差し出す。するとそこへ、二人の周囲を元気よく飛び回っていたロトムがスッと入り込み、画面いっぱいに自身の顔を映しだしたではないか。

 その様子に感嘆の息を漏らすプラターヌは、興味津々といった様子で、図鑑の中に居るロトムに視線を釘づけにする。

 

「へぇ~! ロトムも捕まえたのかい? プラズマ状の体で、電化製品に入り込んで悪戯するポケモンだね!」

『ポケモン、フシギダネ。フシギダネ、ギダネ……ダネ』

「んんっ!? 喋れるのかい、この子?」

「え? いや、ポケモンの名前を組み合わせたりすることはありますけど……」

「ほうほうっ! 中々興味深い子だね!」

 

 図鑑の音声を操って会話もどきを行うライト。

 彼からすれば大して珍しいことでもないが、プラターヌにとっては研究者魂に火を付けられるほどのことであったらしく、図鑑の画面とにらめっこして『他の言葉は喋れるかい?』とロトムとの対話を試みている。

 それにロトムもノッているのか、次々と覚えている単語を、音声機能を駆使することによって発音していた。

 

 かつて学会で喋るニャースという個体が話題となったが、こちらはそのような特異個体とは違い、いたって普遍的な個体が音声機能のある電子機器に潜り込んで話しているだけだ。

 

(『ポケモン言えるかな?』は大体歌えるくらいだったし……意外と凄い子なのかもしれないなぁ)

「うんうん! ライト君、少し図鑑と一緒にこの子を預かってもいいかい!?」

「へ?」

「あ、いや……ボクは昔からポケモンと話すことが夢でね。今も研究の際に、どうして鳴き声の違うポケモン同士が意思疎通を図れるのかといったことも論文の題材にすることもあるんだ。もしかしたら、人間が取り得ない手段での意思疎通を図っているのかもしれない……」

「は、はぁ?」

「でも、少し人間とポケモンのコミュニケーションの取り方に光明が見えたよ! 新たなる道への第一歩として、キミのロトムが必要なんだ!」

「あの……一応僕の手持ちではないんですけれども」

 

 興奮しているプラターヌにおずおずと物申すライト。

 第一前提としてこのロトムは、面倒を見ているとはいえ捕獲したポケモンではなく、社会的にはまだ誰のポケモンでもない個体だ。

 要するに、今ここでロトムを差し出すのもしないのも、各人の合意の下に執り進めるべき事案であるのだが、

 

「決めるのはロトムですし……」

「う~ん、それはそうだったね。済まない、ライト君。先走り過ぎてしまったよ」

「い、いえ……。じゃあロトム、プラターヌ博士がこう言ってるけど、君を博士に預けても大丈夫―――」

『タブンネ』

「―――だそうです」

 

 かなり曖昧な返事だが、了承したような返事にプラターヌの顔はパァッと明るくなる。

 

「そうかい! それじゃあ有難く預からせてもらうよ!」

「はい。ロトムをよろしくお願いします」

 

 丁寧にお辞儀をしてロトムを託すライト。

 ここでロトムが離脱するとは思いもしなかったが、当人が了承するのであれば引き止める余地は介在しない。

 少しばかり口惜しさは残るものの、ここは博士に恩を返すという意味でも、ロトムを託すべきだろう。

 

 そのようなことを思い浮かべながら、その後も会話を続けたライトは、また一人離れていく仲間に背を向けて歩き出した。

 

(寂しくないって言ったらウソになるかな)

 

 トン、と腰のベルトに下がっているボールを指で突く。そのボールに入っているのは、最もロトムと仲の良かったブラッキーだ。よく夜に悪戯してきたものであるが、今となっては懐かしい思い出。

 

「大丈夫だよ。だって……」

『ファイヤー! ファイヤー!』

 

 ふと背後から聞こえてくる音声に振り返るライト。

 視線の先では、燃える火炎の画像を映しだすロトムが伝説の三鳥の内、火を司るポケモンの名を連呼しているではないか。

 『ファイト!』と激励を送っているつもりなのだろう。

 

 その微笑ましい光景に唇で弧を描いたライトは、グッと親指を立てて、離れていくロトムに応える。

 

「離れてても一緒なのは、分かってるから」

 

 振り返らずとも、背を押し、激励を送ってくれる者達が居ることは理解している。

 だからこそ今は、ただ一心不乱に前へ進むことができるのだ。

 

 抱く想いに差異はあれど、(ライト)が目指す頂に昇り詰めるという目的は確固たるものへと固まっていることは、言わずとも知れるだろう。

 

 

 

 ***

 

 

 

「トゲキッス、“でんじは”」

「ッ……ミルタンク! “ミルクのみ”で回復―――」

「“エアスラッシュ”で畳み掛けろ」

『あぁ―――っと!! 【まひ】したミルタンクに、トゲキッスの“エアスラッシュ”が炸裂ゥ―――!!』

 

 準決勝第二試合、アッシュ対ハヅキの試合は佳境を迎えていた。

 ハヅキの手持ちが残り二体であるのに対し、アッシュの手持ちで瀕死になっているのは二体だけ。

 無論、瀕死になっていないだけで疲労しているポケモンは居るものの、数の上ではアッシュが優勢を誇っていた。

 

 彼等の前の試合で一対五からの逆転劇を見せた少年も居るのだから、その流れに乗って攻勢に出たいと考えるハヅキであるものの、相手はそれを許してはくれまい。

 今もこうして、【まひ】したミルタンクに絶え間なく“エアスラッシュ”が飛んできている。

 

(くそッ、“てんのめぐみ”か!!)

 

 【まひ】は勿論、空気の斬撃(エアスラッシュ)の付加効果である怯みが厄介。

 しかし、立て続けに怯むことなどハヅキは今迄経験したことがなかった。そこから導き出した答えが、トゲキッスの特性である“てんのめぐみ”だ。

 “てんのめぐみ”は技の付加効果の発生確率を各段に上昇させることができ、元々はそれほど確率が高くない“エアスラッシュ”も、凶悪な攻撃になり得ている。

 

 【まひ】そのものにも【すばやさ】を下げる効果があり、こちらが動こうとしても“エアスラッシュ”で怯まされるか、【まひ】で痺れて動けない―――。

 

(なんて凶悪なコンボなんだッ……!!)

「ミルタンク、戦闘不能!」

「済まない、ミルタンク……任せたぞ、ハガネール!!」

『ハヅキ選手、最後の一体はハガネールだぁぁぁあああ!! その鋼の巨体を揺らしながらの登場は威圧感満載ッ!!』

 

 イワークが進化したポケモン―――ハガネール。金属光沢による輝きを放つ体は、並大抵の物理攻撃では歯が立たない防御力を有している。

 【はがね】・【じめん】のハガネールに【フェアリー】・【ひこう】のトゲキッスでは不利と考えたのか、すぐさまアッシュはリターンレーザーをボールから照射した。

 

「よくやった、トゲキッス。行け、ゲッコウガ」

『アッシュ選手、トゲキッスを戻し、ゲッコウガを繰り出したぁ!! タイプ相性ではハガネール、不利か!?』

 

 代わりに繰り出したのは、華奢な肢体を有す忍者風のポケモン。

 ハガネールと比べれば些か小さい体ではあるが、あれほどの巨体を前にしても怯まぬ胆力から、揺るがぬ自身への自信を持っていることは想像に難くないだろう。

 

「ハガネール、“かみなりのキバ”!!」

『あぁ~~~っと、ゲッコウガに効果が抜群な【でんき】技を覚えていたハガネール! これはアッシュ選手、ポケモンの選択を見誤ったか!!?』

「……関係ないな」

 

 電光が爆ぜる牙を剥いて爬行してくる鋼の巨体を前に、ゲッコウガはアッシュのフィンガースナップを耳にして四つん這いとなる。

 すると、グルグルと巻きついてマフラーのようになっていた長い舌が解け、

 

 

 

 

 

「―――“ハイドロカノン”」

 

 

 

 

 

 言い表すのであれば、ダムが決壊するような爆音。

 大量の水が一斉に溢れだすような震動と轟音が響いたかと思えば、ゲッコウガの口腔から解き放たれた途轍も無い量の水がハガネールの巨体を吹き飛ばし、フィールド外の壁に叩き付けていた。

 舌を螺旋状に渦巻かせており、その中央を通るように“ハイドロカノン”を放っていたゲッコウガは、数メートル後方へずり下がった所で技を放つのを止めた。

 

 森林であったフィールドは、豪雨によって引き起こった土砂崩れに巻き込まれたかの如く、泥水で溢れ返っている。

 そのようなフィールドの外で転がるハガネールは、一切動くことはない。

 今の技の威力を物語るかのように、ダイヤモンドのように硬い鋼の体の一部には罅が入っている。

 

 ハヅキがその事実にゾッと背筋を凍らせている間にも、審判はハガネールの状態を確認し、携えていた旗を掲げた。

 

「ハガネール、戦闘不能! よってアッシュ選手、決勝進出!!」

『アッシュ選手、圧倒的な実力で決勝進出を決めたぁぁああああ!!!』

 

 湧き上がる歓声に軽く手を振りかえしたアッシュは、無愛想な顔でゲッコウガに『よくやった』と告げてボールに戻す。

 それから茫然と佇まっていたハヅキと軽く握手を交わし、颯爽と選手出入口から去って行った。

 

 その後ろ姿を見送ったハヅキは、ハガネールをボールに戻しながら、困惑した表情を浮かべる。

 

(あのトレーナー……なんで試合に勝ったのに、あんなにも寂しそうな顔をしてるんだ)

 

 彼が気がかりだったのは、アッシュが最後まで浮かべていた不満げな顔。

 まるでバトルを楽しめていないと言わんばかりの表情にハヅキは、相手の試合に臨む心意気を疑うと同時に、そのように感じさせてしまう自分の不甲斐無さに歯噛みした。

 

 全力で戦っていたのはアッシュの気迫から理解できたが、どこか煮え切らないような様子に、陰鬱な気分となってしまう。

 

「彼は、バトルを楽しんでいないのか?」

 

 ふとした直感がそう告げたが、彼の真意をハヅキのような他人が知る由はなかった。

 


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