照月、着任します!!!   作:しがみの

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どうも。Aobaです。




列車のドア開ボタン熱っ!!!あ、たかなみ型のさざなみのプラモ買いました。


第13話 対潜戦闘

 

「では、以上をもちまして・・・」

ピーピーピー「ソーナー探知、国籍不明(unknown)!!!」

 

照月が、CICにて、戦闘訓練の見学を終了しようとしたその時、ソーナーが何かを探知し、アラームが鳴り響いた。

 

「α目標、索敵始め!!!」

 

「本艦に向かって接近中!!!」

 

「α目標、方位5度、距離8,000!!!」

 

観測員から報告を受けた砲雷長(米倉)は、直ぐにマイクを手に取った。

 

「こちらCIC。α目標探知。方位5度、距離8,000!!!」

 

『こちら艦長菊池。各種レーダー捜索はじめ!!!CICに向かう。』

 

 

 

 

 

 

 

「α目標、的進的速変わらず、本艦に真っ直ぐ接近!!!」

 

「了解。急激な変進変則に備え。」

 

「目標からの攻撃に備え。」

 

「深海棲艦の可能性なし。」

 

敵味方識別信号(SIF)応答無し。」

 

「!!!味方に属さない潜水艦娘です!!!」

 

AN/SLQ-25(ニクシー)作動。現位置で艦を停止。」

 

砲雷長(米倉)が艦橋に指示を出す。

 

「後進いっぱーい、とーりかーじ。船首を目標に停止。」

 

「了解。後進いっぱーい、とーりかーじ。90度ようそろー。」

 

〝あおば〟は、スクリューを高速で反転し、船体が軋む音を出しながら停止した。

 

 

 

 

「艦、停止!!!」

 

「α目標、本艦に真っ直ぐ突っ込んでくる!!!」

 

 

 

「対潜戦闘、発光信号送れ!!!」

 

「了解。信号弾用意。発光信号弾、発射!!!」

 

発光信号弾は、直ぐに発射され、上空で光り輝いた。

 

「3番メインモニター、出ます!!!」

 

「「「おおー!!!」」」

 

モニターに映し出した信号弾を見た何も知らない一般人達は、拍手を送った。

 

「対潜戦闘用意!!!WARNING・REDだ。」

 

「アイサー!!!」

 

その後、CICに入ってきた艦長(菊池)から命令を受けた照月は、直ぐに敬礼をし、一般人の方を向き、「今から、揺れますので小さなお子様から目を離さないで下さい。」と言った。

 

 

 

「データを市ヶ谷(防衛省)と近隣航海中の潜水艦に確認求め。」

 

艦長(菊池)が、指示を出していると、一般人で、角が生えているような髪型をしている女性が「何かあったのかな・・・。」とつぶやいていて、「訓練だよね?」との声も聞こえ、その後には、ちょびひげの男性が「あったりめーだよ!!!やーっと面白くなってきたじゃねーか!!!」と言っていたが、照月には、「これは、実戦である」と、直ぐにわかっていた。

 

 

「反響、鈍くなる。」

 

「米倉、状況は。」

 

艦長(菊池)は、椅子に座りながら砲雷長(米倉)に尋ねた。

 

「映像不明瞭、探知状況不良。目標は、艦娘だと思われる。」

 

「SPY停止。海鳥、艦娘にて目標確認。」

 

砲雷長(米倉)からの報告を聞いた艦長(菊池)は、直ぐに指示を出す。

 

「目標、更に接近!!!距離3,200m!!!本艦が目標の、魚雷射程圏内に入ります!!!」

 

「何!?」

 

「海鳥、艦娘発艦用意!!!」

 

「目標からの反応は?」

 

「未だありません。」

 

「目標、更に接近!!!距離3,100m!!!」

 

「艦長、要撃準備にした方が・・・。」

 

今すぐアスロックを撃ちたい砲雷長(米倉)艦長(菊池)に具申する。

 

「ダメだ米倉!!!今すぐ戦争状態にする気か!!!」

 

「目標、速力10。距離3,000!!!目標の射程圏内です!!!」

 

「目標との距離、3,000を維持!!!」

 

「機関始動、最大戦速!!!」

 

砲雷長(米倉)は、直ぐにマイクで艦橋に指示を出す。

 

「了解!!!機関始動、最大戦速!!!」

 

砲雷長(米倉)が指示を出し、航海士がコンソールを前に倒した瞬間、〝あおば〟はガスタービンを唸らせ、スクリューを高速で回転させながら急発進した。

 

「回避航行。面舵一杯、最大戦速。」

 

急速発進と急変針で艦が揺れる。

 

「凄い緊張感ですねー。」

「ゲームよりスゲーや!!!」

「何か・・・、ちょっと怖い・・・。」

 

子ども達が話していたので、照月がその子ども達を見ると、4人のうち、1人のメガネの少年が現在の状況を気づいていたようだった。

 

「(何者なの!?この子ども・・・!!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「目標が魚雷発射!!!左40度より接近!!!」

 

目標は、〝あおば〟に向かって魚雷を発射した。しかし、魚雷は、無誘導、しかも40ノット以上を出している〝あおば〟に追いつけるはずもなく、直ぐに後ろを通り過ぎて行った。

 

 

「敵に攻撃する。単魚雷用意!!!」

 

「単魚雷用意!!!機関出力一杯とーりかーじ!!!」

 

艦長(菊池)の指示で、砲雷長(米倉)が、単魚雷発射の指示を出す。

 

「単魚雷用意!!!」

 

「CICより艦橋。機関出力一杯とーりかーじ!!!」

 

直ぐにシャッターが開き、収納式の魚雷発射管が、潜水艦娘のいる方向を向いた。

 

 

 

 

 

「前進一杯とーりかーじ!!!」

 

「とーりかーじ。」

 

航海長(尾栗)が直ぐに舵の指示を出し、〝あおば〟は目標に少しだけ接近した。

 

 

 

 

 

 

「左発射管、発射準備よし!!!」

 

「単魚雷発射!!!」

 

単魚雷は、直ぐに発射され、潜水艦娘に向けて進んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「魚雷命中まで10秒!!!」

 

「今だ!!!魚雷を自爆させろ!!!」

 

「了解!!!」

 

艦長(菊池)の指示で、砲雷長(米倉)が魚雷を自爆させた。

 

 

『キャァァァ!!!』

 

ソーナーからは、艦娘の叫び声が聞こえた。

 

 

 

 

 

「ソーナー、潜水艦娘の機関音は聞こえる?」

 

「機関音は聞こえませんが・・・船体の軋み、圧搾空気排出音からして急速浮上中の模様だと・・・。」

 

 

 

暫くして、対水上レーダーがその潜水艦娘を探知した。

 

 

「3番メインモニター、出ます!!!」

 

3番メインモニターに、映像が映し出した。

 

「あれは・・・、伊168(イムヤ)か・・・?」

 

そこには、急速浮上した、大破状態の伊168がいた。

 




‐簡単な人物紹介‐
・照月(本名:(たちばな) 佐知(さち))
本作の主人公(多分)。出身は土浦。

菊池(きくち)雅之(まさゆき)
護衛艦「あおば」の艦長。1等海佐。覚醒済み(トマホーク菊池)。角松はどうしたかって?気にしてはいけない。

尾栗(おぐり)康平(こうへい)
護衛艦「あおば」の副長兼航海長。2等海佐。艦長の菊池とは防衛大の同期。出身は博多。堅苦しいのは苦手。

米倉(よねくら) (かおる)
3等海佐。「あおば」砲雷長。アスロックを潜水カ級に誤射済み。トマホークは、駆逐艦文月に発射した。学習能力が低い。

・ちょびひげの男性
護衛艦「あおば」に見学に来た一般人。東京で私立探偵をしている。元刑事。よく麻酔銃で眠らされている。

・角が生えているような髪型をしている女性
護衛艦「あおば」に見学に来た一般人。空手が強い。話数が過ぎれば過ぎるほど角が大きくなっているらしい。ちょびひげの男性の娘。

・メガネの少年
護衛艦「あおば」に見学に来た一般人。死神。よくちょびひげの男性を麻酔銃で眠らせて推理する(見た目は)小学1年生。ちょびひげの男性の家に居候している。
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