文才が末期過ぎてやばいね
それでも読んでくれる方はうれしいよ
プロローグ~祝福の終わり、後悔からの始まり~
満ちた月明かりが綺麗な夜。
虫の声が聞こえてくる中、一つの言葉がひびく。
???「明日で悲しくなるわね」
綺麗な高い声がまわりに澄み渡る。
???「やっぱり明日なのかい」
低く重みのある声がそれに反応する。
高い声「ええ、私の勘がそういってるもの」
低い声「君の勘はよく当たるからな」
高い声「嫌なものね…」
低い声「しょうがないさこれも運命だったんだよ」
高い声「そうね…」
二人の悲しみをもった言葉は一吹きの風と溶け込んだ
高い声「ねぇ月が…」
低い声「月が綺麗だな」
高い声「ふふっそうね、死んでもいいぐらいだわ」
低い声「この月にでも祈ろう」
高い声「満月はきっと祈りをかなえてくれるわ」
低い声「あぁ…」
二人の声が月明かり照らすなか闇のなかに消えていった。
―――――――――
流れてく雲。オレンジ色の空。憎たらしいほど眩しい太陽。伸びてく影。
見飽きた町の景色。いつもと何ら変わらない学校の帰り道。
そんないつもと変わらない景色が今日だけ輝いて視えた。
嫌いな太陽は今日だけは好きになりそうだ。
今日は世間一般では特になんもない平日。
だが俺にとっては大切な日。誕生日だ。
しかもただの誕生日ではない。
18歳の誕生日。
この日をどんだけ待ったことか。
テンションみなぎってきた。
家の前の石階段を走って上り、鳥居をくぐって玄関に向かう。
靴を脱ぎ捨てて居間に向かう。
仕事が終わったばかりなのか、母さんは巫女装束をきたままお茶を飲んでいた。
巴縁 「たっだいまー」
母 「おかえりなさい、ともえ。早かったわね」
巴縁 「急いで帰ってきたからね」
母 「ゆっくりでもよっかったのに」
母さんは軽く微笑む
母 「そういや父さんが仕事部屋でまってるわよ」
巴縁 「わかった、すぐ向かうよ」
俺は居間から父さんの仕事部屋にむかう。
とうとうこの時がきた。
なにが起こるのか期待で胸がいっぱいだった。
仕事部屋の前に立つ。
コンコンコン
扉を叩く。
高鳴る気持ちと緊張で腕が振るえてる。
父 「入れ」
父さんの短い声、その言葉に鼓動がたかなる。
巴縁 「失礼します」
扉を開き部屋に入る。
仕事部屋のなかは書物が散乱していた。
なにかまた調べものをしていたのだろう…
父さんはっていうとソファーに座ってコーヒーを飲んでいる。
父 「そこに座れ」
父さんに言われるまま向かいのソファーに座る。
父 「色々言わなきゃならない事があるが、まずは親として誕生日おめでとう」
巴縁 「ありがとう父さん」
父 「まぁ色々語りたいとこだが、本題からはいるぞ」
巴縁 「はい」
父 「お前は今日で18だ、家の伝統で一人前なんだが意味は分かるな?」
巴縁 「わかります」
父 「そうか、なら今日から仕事を一人で解決してもらう事になる」
巴縁 「はい!」
俺は一人の人間として父さんを尊敬して背中をおいかけてきた。
父の仕事は表向きは神社の神主だが、裏向きは人と妖怪や悪魔などの異形の存在のバランスを保つ天秤として仕事をしている。
これまで何度も連れて行って貰い内容は交渉などが多い。
だが時として異形の存在と対峙することもあり下手をすると命の危機直面する危険な仕事でもあった。
その危険な仕事を任されるのだ。
いままでしてきた修行や手伝いが報われて、一人前として認められた感じがしてとても嬉しかった。
父 「仕事は今日の夜からでもやってもらう。できるな?」
巴縁 「やってみせます」
父 「お前はお前のやり方で救いたいものを救って見せろ。そして自分の道をすすめ」
巴縁 「わかりました」
父さんは俺の顔をみて満足そうに微笑んでいる。
俺にはそれがちょっと照れ臭かった
父 「そういえば、いってなかったがうちの家系は色々な血が混じっていてその結果からか不思議な力を持っているのはしっているか?」
巴縁 「…色々な血とゆうのは知らなかったけど不思議な力をもっているのは知っています」
父さんの不思議な力は狙ったものに当てるとゆうものだ。
父さんが銃を構えると敵は死ぬ…かっこいいよね。
それに対して俺の力はコーヒーとミルクを綺麗に混ぜることができるとゆうもの。
…とてもしょぼい。
たしかにとても美味しくはなるんだが、もうちょいいいものはなかったのだろうか。
父さんのほうを見ると肩が震えてるし。
これあれだよね、俺の能力思い出して絶対に笑いこらえてるやつだよね。
父 「お前の不思議なっ、力も役にたっ、つかも、しれないっ」
巴縁 「一体どこにやくだつっていうんだよ!?」
父さんは堪えきれなくたったのか爆笑してる。
いや本当に戦闘時とか全く使えないよこれ…
巴縁 「…まったく」
父 「すまんすまん、そう拗ねるなって。いいものわたすから」
巴縁 「拗ねてないよ。いいものってなに?」
父 「いいももってゆうか伝統なんだがな」
そうゆうと父さんは何かを取りに部屋から出て行った
数分すると父さんが戻ってきた
父 「またせたな」
父さんが持ってきたのはのは二対の剣だった。
一振りは刀身が白く、青く波がうったような模様。
もう一振りは刀身が黒く、赤く亀の甲羅みたいな模様がついてた。
巴縁 「…これは?」
父 「家の家宝らしくてな持ち主を選ぶ剣らしい。俺が18の時に渡されたがなんも起きなくて放置してたものだ。とりあえず受け取れ」
巴縁 「う、うん」
父から二対の剣を受け取ると突然、剣が輝きだした。
巴縁 「と、父さんこれって?」
父 「おぉ、どうやらお前は剣に選ばれたらしいな」
少したつと二対の剣は白と黒の玉になり胸の中にはいってった。
なんか剣に選ばれるとか嬉しいな。
そう思ってるとふと一つの疑問がでてくる。
巴縁 「…父さん」
父 「ん?どうした」
巴縁 「これってどうやってだすの?」
父 「…ちょっとまってろ」
父さんが慌ててメモを読み始める。
…おぼえてなかったんだね。
父 「…どうやら武器の名前を呼べばでてくるらしい」
…武器の名前ねぇ。
巴縁 「…で、武器の名前は?」
父 「しらん」
ですよねー…
父 「俺は扱えないからな半分以上話を聞いてなかった」
巴縁 「流石に大事なことだから聞いとこうよ」
父 「当時の俺には興味がなかったからな」
巴縁「…はぁ」
まぁ父さんのことだから剣に選ばれなかった時点で興味が失せていたのだろう。
今も昔も興味がなくなったとたんにどうでもよくなるとこは変わらなかったらしい。
俺自身は剣に選ばれて嬉しいんだが、使い方をわからないとか悲しいな。
…はたから見たらそうとう滑稽なことなんじゃないかこれは?
一気にテンションがさがってっきた。
これあれだは萎えってやつですわ、多分。
父 「そう落ち込むなよ。…そうだ誕生日これをくれてやろう」
巴縁 「…?」
そういって取り出したのは黒をベースにに白の翼模様のついた回転式拳銃。
名をドラグーン…父さんがいつも使っていた銃だ。
俺はすこし驚いた。
何回か見せてもらったことはあったが触らしてもらった事は一度もない。
父さん曰く相棒でありお守りらしく、大切に使っていた。
巴縁 「…いいの?」
父 「あぁ…こいつには沢山助けてもらったからな。今度はお前が助けてもらえ」
巴縁 「ありがとう」
俺はドラグーンを大切に握りしめる。
絶対に離さないように、壊さないように。
父さんは銃と一緒に色々なものをくれた。
ホルスター、ベルトポーチ3つ、勾玉?の着いたネックッレス。
ネックレスは親戚にもらったらしく、着けないで放置してたのを渡してきた。
絶対にごみ処理である。
それらを受け取ると父さんは満足そうにしている。
そこから父さんと少し談笑していた。
楽しい時間とゆうのは過ぎるのが早く感じる。
父さんとの談笑はたのしかった。
後半はただの父さんの自慢話になっていたのだが、
それでも父さんのしてきた経験は俺のためになることばっかだった。
気付いたら時間はもう19時をすぎていた。
母さんが飯の支度ができて呼びに来た。
夕飯は誕生日だったからか豪勢なものになっていて家族で話しながらゆっくりと楽しくたべた。
時間が21時近くなってくる。
そろそろ仕事の時間だ。
初めての一人での仕事か緊張している。
俺は服を着替え、ネックレスを付けて黒のロングパーカーを上から羽織る。
左側にポーチをつけて中に財布、煙草、ジッポ、スマホ、簡易食料、水、小型ナイフ、銀製のナイフ二本、銀の弾丸を36発分いれる。
右側にはホルスターを着けてドラグーンをしまう。
音楽プレイヤーを手に取りお気に入りの猫耳ヘッドフォンを首にかける。
準備は完了だ。
玄関までいくと母さんがまっていた。
母 「これをもっていきなさい」
そういって渡されたのはお札数十枚と狐の面だった。
狐の面は顔の上半分が隠れるようなもので裏の仕事の時、母さんが身につけていたものだ。
それを受け取りポーチにしまう。
母 「お札は使い方も作り方もおしえたわよね?」
巴縁 「ちゃんと教えてもらって覚えてるよ」
母 「それならいいわ。ちゃんと守りなさいね。自分も他の人も異形の存在をもしっかりとね」
巴縁 「わかってるよ、ありがとう母さんいってくるね」
そういって俺は玄関をでる。
今回の仕事は山の調査とゆう簡単なものだ。
この山は基本的に友好的な妖怪が数多くすんでおり、危険度はないが念のため定期的に調査をするらしい。
調査は順調に進んでいった。
山に入ってから誰かに見られてる様な違和感はあったが、所詮妖怪の暇つぶしで観察されてるだけだろう。
ひと段落着いたところで休憩がお気に入りの場所に向かう。
ついたのは山の中にある竹林で小さい頃によく遊びにきていた。
一休みとるため竹林の中にある大きな岩に腰をかける。
子供の頃よくこの上で昼寝をしていた。時間は22時頃だろうか。
ふと俺は空を見上げる。
見上げた途端、体中が危険信号をだした。
そこには異常としか言えない光景があった。
すぐ目の前の風景がチャックみたいに開いて奥は闇。
そこから見えるのはいくつもの
目 目 目 目
すぐさま離れようとするが遅かったらしい。
俺は闇にのみこまれてしまった。
…あぁ初の仕事でこれからだったのにここで終わりか。
…父さん、母さん、ごめん失敗したよ。
俺の意識は後悔と共に闇の中に消えていった。
はっつとうこう~☆
久々に書いたから色々と不安
まぁでもこんな感じで不定期更新してくよ~
感想意見などくれるとうれしいかも
ではでは次の機会にでもまたお会いしましょう