東方混縁録   作:lazu

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第三話 ―人里、新たな出会い―

巴縁 「遠い」

 

あれから何分歩いただろう。

迷いの竹林を抜けてから結構たったと思うけけど一向に人里に着かない。

妹紅の家を出たときの時間を見てなかったから何分たったかわからないが絶対に30分はあるいてる。

妹紅は妹紅で空に浮かびながら進んでるし。

どうやって空を飛ぶのか聞いてみたけど、感覚で飛んでるから説明が難しいらしい。

あれかね、人にどうやって二足歩行するのって聞くのとおなじかね。

霊力、魔力、妖力、神力のどれかがあれば簡単にとべるらしい。

それで俺が持ってるのは霊力。

とゆうか人間が基本的に持ってるのは霊力らしい。

お札とかは使えるのになんで飛べないんだろうね。

妹紅曰く札に霊力込める方が難しいらしい。

 

巴縁 「妹紅。俺を背負って早くむかおう」

妹紅 「断る。それにもう少しで目的地に着くからどっちにしろ私も歩く」

巴縁 「なんでわかるのさ一面木だらけだよ。それに妹紅普段から歩いて人里まで向かわないだろうに」

妹紅 「確かに普段飛んでくんだがな。ほらそこに家があるだろ。あれ今は誰も住んでなくて空から行くとき休憩替わりに使うときがあるんだ。であの家からだと歩いて15分ぐらいで人里につくんだ」

 

妹紅の指さす方をみると確かに古びた一軒家がみえる。

誰も住んでいないからって勝手に休憩所に使っていいのかね。

まぁ幻想郷に常識はつうじないらしいし深くは考えなくていいだろう。

俺は古びた一軒家の前を通る。

それにしてもこの一軒家…

いい立地だなぁ。

古くなって生活するのは大変そうだが、周りに木が多くて朝日が刺さなそうだし、なによりここは気持ちがよく眠れそうだ。

おれはそう思いながら歩みを進める。

10分ぐらいしたごろだろうか。

森をぬけるとすぐに人里が目に見えた。

人里はかるく壁の囲いがあり竹林の近くに門があった。

門には二人ほど門番であろう人影がいる。

門に近づくと門番は妹紅の顔を見ると門番は道を開ける。

妹紅はそれに気にもとめず人里にはいっていく。

妹紅って実は偉い人かなんなのかだろうか。

妹紅に入ってくのに着いてって俺も人里に入ってく。

人里に入った最初の感想はよく燃えそうだった。

なんとなく想像はしていたが江戸時代ぐらいの家が並んでいる。

とゆうかお店なんか時代劇でよくみそうなのが結構ある。

色々みまわしてると妹紅が声をかけてくる

 

妹紅 「人里が気になるのは分かるが先に目的すますぞ」

巴縁 「あ、そうだね。でもどこに向かうの?」

妹紅 「知り合いが寺小屋で先生をやっていてな、とりあえずそこに向かう」

巴縁 「寺小屋ってこの時間は大丈夫なの?」

妹紅 「たしかこの時間帯は平気だったはずだ」

巴縁 「そうなんだ~」

 

妹紅曰く朝は人里の子供に勉強を教えて昼は妖怪達に勉強を教えているらしい。

そのまま少し話してるとどうやら目的の場所についたらしい。

 

妹紅 「慧音いるか?。いるならでてこーい」

 

妹紅が大きな声で叫ぶと奥の建物から声が聞こえてくる。

 

??? 「ちょっとまってて、すぐいくわ」

 

と声が聞こえてきた。

 

妹紅 「よかったな。ちゃんといたぞ」

巴縁 「いなかったらどうする予定だったんですか?」

妹紅 「えっと、それは…」

 

全くの無計画だったらしい。

俺は妹紅にあきれてると建物の障子がひらく。

 

??? 「妹紅からこっちに来るなんて珍しいわね」

 

奥から青いドレスで青のメッシュの入った銀髪の女性が出てきた。

その女性を認識した瞬間、一瞬だけ幻覚のようなものが見えた。

俺の頭の中でわけのわからない警報が鳴る響く。

とっさに俺は右手銃を構えて、左手でポーチから札を出し霊力をこめる。

それを見た妹紅は慌てて俺と女性の間に入る。

 

妹紅 「お、おい、巴縁いったい何をしてるんだ」

巴縁 「いや、わからない。わからないけど体が勝手に警戒してる。まるで上級の妖怪みたいな…」

 

自分でも何を言っているのかわからないが、一瞬だけ見た幻覚と妖力は決して低級や中級ではない、明らかに上級の妖怪の力を身に纏っていた。

それに見た幻覚は髪の色は違うものの人とは明らかに違う角を持っていた。

改めて確認すると妖力は感じないし、角など生えてはいない。

なのに頭の中では警報がまだ鳴り続いてる。

 

青ドレス女性 「妹紅その方は?」

妹紅 「こいつは巴縁っていって渡来人なんだが」

青ドレスの女性 「そう…」

 

青ドレスの女性はこちらを観察しているようだった。

いつまでもこうしている訳にもいかないので、俺は銃と札をしまう。

けれど警戒は決して緩めない。

 

巴縁 「突然すみません。自分は石神 巴縁といいます」

 

軽く謝るが目はそらさない。

いや寧ろそらせない。

体がずっと目の前の女性に対して警戒を緩めてくれない。

 

青ドレスの女性 「私は上白沢 慧音(かみしらさわ けいね)といいます。なぜ臨戦態勢をとったのかおききしても?」

巴縁 「自分でもよくわかってないんですが、変な幻覚と強い妖力を感じて、不愉快に感じたら申し訳ありません」

 

俺は無理やり目の前に対する女性に対して警戒心をとき頭をさげる。

 

慧音 「別に少しおどろいただけなのでかまいませんよ」

巴縁 「ありがとうございます」

 

上白沢さんは微笑みながらゆっている。

どうやら表面上は許してくれたようだ。

だが結構、罪悪感が残っている。

 

慧音 「とりあえずここではなんですから中に入りませんか?」

妹紅 「入らしてもらうよ」

巴縁 「すみません。しつれいします」

 

俺は上白沢にさそわれるまま中にはいる。

中は教室なのだろう。

床は畳で机がいくつかある。

上白沢さんがお茶を持ってきて、それをいただく。

一息ついたとこで上白沢さんが口を開く。

 

慧音 「ところでさっき言ってた幻覚ってなんだったんですか?気になってしまって」

巴縁 「あんまり現実味がないんですけどね。上白沢さんの頭に角みたいなのが生えていてあと髪の青い部分が緑色でしたよ?」

慧音 妹紅 「「……!?」」

 

妹紅と慧音が唖然としている。

 

妹紅 「い、いや…」

慧音 「その幻覚はどのようにみえたんですか?」

巴縁 「ええとこう見えてる景色と被って…いや混ざって見えた感じです」

慧音 「今はその幻覚はみえます?」

巴縁 「今は見えませんけど?」

 

上白沢さんが何かを考えているようだった。

少し考えた後、口を開いた。

 

慧音 「私は半人半妖です。多分ですが石神さんが見た姿それは満月の日の私の姿ではないでしょうか」

巴縁 「っ!?」

 

上白沢さんの発言に再び警戒してしまう。

その警戒心を俺は再び押さえつける。

上白沢さんが悪意をもっていたなら自分が半人半妖なことを話さなければいい。

それに妹紅の知人にこれ以上礼をかけたくなかった。

 

巴縁 「すみません上白沢さん」

慧音 「大丈夫ですよ慣れていますから。それと下の名前でいいですよ」

巴縁 「わかりました。慧音さん」

慧音 「ところで今日のご用件は?」

妹紅 「巴縁の暮らす場所についてなんだが…」

巴縁 「自分は外界から闇に飲まれてきたんですが、住む場所と職をなんとかしたいなと」

妹紅 「慧音なら力になれるだろうと思って連れてきた」

慧音 「そうですか…」

 

慧音さんは何か困ったような顔をしている。

 

慧音 「正直にいいましょう、現在人里では住む場所は提供できません。それに職の方もあまりお勧めできません」

妹紅 「慧音そこをなんとかなんないか?」

慧音 「すみません。力になれそうにないです」

巴縁 「理由をお聞かせもらっても?」

慧音 「幻想郷に迷い込み人里で暮らすものは多いんですが…」

巴縁 「人里からでてくる人が少なすぎると」

慧音 「はい」

 

なるほど外は危険が多いから妖怪に襲われない里からは出ようとは思わない。

だけど里にも限界があり人が今は多すぎるのか。

それで職もない、下手したら足りない状況と。

だがこれなら交渉ができるな。

相手の罪悪感につけこむようで悪い気がするが。

 

巴縁 「現状況だと人里では暮らせないんですよね?」

慧音 「すみませんがそうなります」

巴縁 「では人里で暮らす件は諦めて一つお願いがあります」

慧音 「なんでしょう?」

巴縁 「実は迷いの竹林からこちらに来る時古い一軒家をみつけまして、今は誰も住んでないらしいので古い部分を修復してすもうかなと」

慧音 「なるほど、では私はなにをすれば?」

巴縁 「そこに住む許可とできれば古い部分を修復できる人材と金銭がほしいかなと」

慧音 「そうゆうことですか…」

 

慧音さんは色々何かを考えている。

だが俺にはそれが予想着く。

多分俺があそこに住む利点と不利点だろう。

利点は単純に言えば人里外なので人里の住居を圧迫しない点。

それにあの位置なろ万が一の妖怪の防波堤になるとまで考えているだろう。

不利点はもちろん金銭だ。

修復だけなので多分そこまで金はかからないだろうけど、場所が場所だからなやんでいるのだろう。

だが今回最初の悩みを断ったっとゆう罪悪感が若干あると思われる。

それに決してできない頼みではない。

だとしたら返答は…

 

慧音 「わかりました。人材と金銭はこちらで準備しましょう。それと稗田の家にも私からいっておきましょう」

巴縁 「ありがとうございます。稗田さんとは」

慧音 「この人里の代表みたいなものです。今は忙しいと思うので後日挨拶しに向かってください」

巴縁 「わかりました」

妹紅 「よかったな巴縁」

巴縁 「慧音さんのおかげで住む場所はなんとかなったよ。ありがとうございます」

慧音 「いえいえ。それより職のほうはどうなさるおつもりですか?」

巴縁 「職のほうは万事屋でもやろうかと。ですがこの仕事信頼関係が重要なのでその点もできれば力になってもらいたいかなと」

慧音 「それぐらいなら構いませんよ」

 

慧音さんは快諾してくれたようだった。

これで職とすむ場所はかくほできた。

 

慧音 「工事はきっと夜で終わるでしょう。よかったら夜までの時間博麗神社に行ってみてはどうですか?」

妹紅 「そうだな。闇の事とか一応思い当たるとこはあるが博麗の巫女なら多分詳しくしっているぞ」

 

博麗神社か確か異変解決の巫女がいるんだったか?

情報は欲しいとこだしいってみるか。

 

巴縁 「わかりました。博麗神社にむかってみるとします。それと出切れば幻想郷の地図などがあれば欲しいんですが」

慧音 「それなら用意しましょう」

 

何から何まで慧音さんに頼んでばっかりだが正直助かった。

慧音さんか地図を受け取り俺と妹紅は慧音に挨拶して、寺小屋からはなれた。

 

 

 

 

 

 

 

 




投稿したよー
慧音ってかわいいよね
でも個人的に永遠亭は輝夜が一番だと思っています。
まぁいつ登場させるか未定なんですがね
まぁまぁ今回も読んでくれた人ありがとうございます
感想ご意見、評価などおまちしております。
それでは次の投稿でお会いしましょう
ではでは再見
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