「シチュー、さっき難しい事…言ってたよね?」
美香ちゃんにそう言われたボクは
「あぁ、アレはね…地蔵和賛って言って地蔵菩薩、通称お地蔵さんと呼ばれてる神様を讃える悲しくも優しい歌なんだよ」
そう答えると
「シチューは仏教徒なの?」
そう美香ちゃんが聞いてきたから
「その理屈でいったらキリスト教徒以外はクリスマスソングを歌っちゃいけない事になるよ?
逆に歌ちゃ駄目って言ってる宗教はあるけどね
それにそんな細かいこと言ってたらこの国じゃ何も楽しめないよ?
お正月に始まり節分にお雛様って皆宗教色強いんだからイチイチ気にしてたらナニも楽しめやしない
他にも未々たくさんあるけどそういったの皆諦める?
ボクはキリスト教徒じゃないけどあのトリックorトリートって言って廻るの大好きだけどなっ♪
なんてったっていたずら公認の日なんだしねっ♪イースターエッグのイースターも楽しいしねっ♪」
ボクが陽気にそう話すと
「わ、わたしもシチューにキリスト教徒じゃないからクリスマスに興味ないからしないって言われたら悲しい…」
そう言われて
「本来のミサとかに誘われたら勘弁だけど皆が集まってパーティーするのは別じゃない?
ボク達は子供なんだからそんな大人の都合なんて気にしなくても良いんじゃないの?」
そう言ってはんちくな大人達を蔑むように睨んでいたけどボクの目を見返せる者は少なかった
ホントにしょうのないはんちく達だよね?半人前以下のちびにすら抗えないなんて…
しかもそんな連中が国の中枢近いところに行けるかもしれないこの国に未来なんてあるんだろうか?
そんな余計なお世話か頭を掠めていたら
「そう、なら今年のハロウィンパーティーにも是非参加してもらえますか?
勿論お友達もご一緒に招待しますから美田くんも来ていただけますね?
ご参加くださるなら皆さんのコスチュームも用意致しますよ?」
そう言われて面倒臭いと思ったから
「ボク達子供がそんな事勝手に決められるわけないじゃないですか?」
そう答えると
「では美田のお婆様のお許しが出たら出席してくれますね?」
そう聞かれたけど
「それはボクだけ「私はシチューちゃんと一緒に居たいからお婆様にお願いして一緒に着ます」」
そう美香ちゃんが言えば
「美香ちゃんが一人シチューちゃんについてのを黙って見過ごすわけにはいきませんから当然私達も一緒です」
そう梨花も言い当然その取り巻きも頷き美田くんも
「まぁ元同級生の先輩のお誘いを無下に断るわけにはいかないしシチュー達の引率者としてもお邪魔すると事になるとは思います
ですけど又いつあちらに帰るのかわからない立場なので必ず来るとは約束できませんけからそれだけはご理解下さい」
そう言って頭を下げる美田くんだった